フリースクールの子供たちの笑顔と安全を守りたい！乗馬の練習場づくり

- ご挨拶 - 

 

はじめまして。

ご覧いただきありがとうございます！

千葉県我孫子市で

8頭の馬・障害児・学校不登校の

子供たちと活動している

一般社団法人ECFoLAS（エクフォラス）

代表理事の吉永と申します。

 

ECFoLAS（エクフォラス）は

事業の一つとして

「馬との暮らしを実践するフリースクール」

を運営しております。

 

 

「馬との生活を通じて

子供たちが自分の力で

自信と元気を取り戻していく」

という理念のもと、2022年6月に設立して

ちょうど2周年を迎えたところです。

 

障害を抱えた子や不登校の子たちは、

居場所がなくて困っています。

ECFoLAS（エクフォラス）は、

そんな子供たちが

活き活きと生活できる

楽しい場所を提供する

と共に、

未来ある子供たちに

「自信を持って生き抜く力」

を身に付けさせたい

と考えています。

 

そんな思いを込めて、

「止まってもいいけど少しずつ歩いていこう。

そしたら必ずいい方向に向かう」

という言葉を子供にかけ続けています。

 

 

馬と関わることで心を育む

 

4名のスタッフで子供たちと

馬の世話や乗馬練習に取り組んでいます。

 

馬のお世話というのは、

実は想像以上に大変です。

 

例えば、

一頭当たりの馬の糞は

一輪車に収まらないほどの量です。

 

それを

台風であれ、猛暑であれ

休みなく掃除する必要があります。

 

 

また、

馬の餌槍のため

２０Kgほどもある重い乾草を

自分たちで

毎日運んでいます。

 

 

不思議なことに、

馬房掃除、餌やり、馬の治療、

道具の整理など、

馬が生きていく上で必要な

すべての行為に関わることで、

子供たち自ら馬を

大事にするようになります。

 

 

例え

糞尿が臭く、

大人でも辛い環境の中で

あったとしても、

子供たちは

馬の生活環境を整えることを

最優先に取り組みます。

 

馬との生活を通じて

自分よりも他を優先することを

学んでいる

と実感しています。

 

 

馬はペットではなく、

共に生活する家族のような存在。

 

一生懸命お世話した分、

乗馬の練習時に馬が応えてくれることを

子供たちは体感しています。

 

 

- プロジェクトを立ち上げたきっかけ -

 

設立当初は、

子供たちは皆初心者で

「馬に乗ってみる」

程度のレベルでした。

 

しかし

2年経った今では

広い場所を駆け回りながら

障害物を飛び越えるような技術を

身に付けたいという子供たち

が増えてきました。

 

 

ここで新たな課題が生まれました。

 

1,700㎡もの広大な練習場は

固い土で形成されて、

技術を身に付けたい子供たちと馬が

安全に・安心して練習ができない

状態となっています。

 

現在は

馬の脚への負担を減らすため、

練習時間を制限したり、

子供たちの練習も

安全に配慮した内容に制限

しています。

 

また、

雨が降ると

水溜りができてしまうため、

1週間も練習できない

こともあります。

 

 

これらの課題を解決するため

練習場に改修する

ことを決意しました！

 

 

- プロジェクトの内容 -

 

練習場をフカフカの砂で形成し

 

乗馬に果敢にチャレンジする子供たちに

より安全で、雨の影響を受けない環境を

作ってあげる

 

子供たちの成長に力を貸してくれている

馬の脚への負担を減らしてあげる

 

となります。

 

こんな練習を思いっきりさせてあげたい！

 

総額360万円

　　　　　 材料費（砂85㎥）

人件費

機械使用料

地盤整備代

経費

 

不足分120万円を目標としております。  

※240万円までは自己資金の他、

助成金や寄付などを募り、

資金に充てる予定です。

 

 

砂を敷いた練習場の参考画像です。

フカフカした状態で

馬の脚のクッションの役割をします。

また水はけがよいので

雨が降っても

子供たちは練習し続けることができます！

 

 

「馬×フリースクール」

にかける想い

 

この子はできないと決めつけず、

まずは

子供たちの

「果てしない成長の可能性」

を信じ、

馬術の練習を通じて

自信を持たせたい。

 

仲間との関わりや

馬との生活を通じて

社会で生活するための

様々な能力を育んでいきたい

と思っています。

 

例えば、

年頃の子供たちなので

揉め事やケンカも起こります。

 

そんな時、傷ついた子は

馬に触れて癒されに行きます。

 

馬とは会話はできませんが、

子供たちは自然に

そんな行動を取ります。

 

そして

また子供たちの輪に戻っていきます。

 

私はその姿を見て、

「学校では馴染めない子供たちも

馬と生活することで

心のバランスを取りながら

社会性を身に付けるんだ」

と感動しました。

 

 

また、いろんな事があって

休みたい、サボりたい

という気持ちになっても

「自分が休んだら

誰が馬の世話をするんだろう」

「乗馬の練習をサボったら

ライバルに差がつけられる」

など、

明確な責任感や向上心を持って

前向きに通ってくれています。

 

元々引きこもっていた子供たちが

毎日に通ってくれるようになったのです。

 

 

このような、

想像もできないような変化をもたらす

「馬×フリースクール」

 

この活動は子供たちの

「歩み」を止めないためにも

継続する必要があります。

 

 

 

 

- 利用者の声 -

 

Mくん家族

 

中学生の頃から

特別支援学校を登校拒否するようになり、

行き場がなく悩む日々が続いていました。

 

そんなある日、

友人の車に乗った際、

車中に落ちていた広告チラシ

「馬と共に生活する

ユニークな

放課後等デイサービス」

と出逢うことになります。

 

ホースセラピーという概念が

ハマったのもそうですが、

馬が生きていくための

身の回りのお世話や騎乗などが

息子にとってはどれもワクワク体験。

 

もともと足が弱く、

当初馬の乗り降りも

複数人の職員さんに支援されて

やっとできるほど大変な活動でした。

 

 

その後、

新たに立ち上げたフリースクールに

着任された吉永先生との出逢い。

これが大きな転機となりました。

 

こんなに手のかかる息子に対しても、

吉永先生は

「絶対に乗れるようにできますから！」

とう力強い言葉をかけてくれ、

その言葉の通り

数か月後には一人で騎乗、

今では自分で手綱を引いて

馬を操れるまでに大成長しました。

 

 

奇跡が起きたと、

家族涙した記憶があります。

 

単なる居場所ではなく、

子供たちの無限の可能性を

引き出してくれる類まれな

フリースクールだと感じています。

 

今後の更なる発展を楽しみにしています。

 

 

Kくん家族

 

うちの子は

小学1年の後半から不登校になり、

不登校支援など色々試してみましたが

馴染める場所が見つけられず、

引きこもってしまい、

困り果てていました。

 

今は通い出して半年。

最初は体力も無く、

周りとも中々馴染めてなさそうでしたが、

今では毎日元気に

とても楽しそうに通っています。

 

先日の誕生日では、

「今が人生で一番楽しい」

と言ってくれました。

 

仲の良い子もできて

ケンカしたり、一緒に遊んだり

馬の練習でライバルとして

切磋琢磨したり

お陰様ですごく成長しているなと

感じています。

 

 

 

- 最後に -

私の自己紹介をさせていただきます。

 

私が初めて馬に出会いは高校1年の時でした。

親の影響もあり

高校の馬術部に入部しましたが、

匂いが臭い、楽しくないなど

 

思春期であった当時の私は

反発したり、

家出をしたり、

喧嘩をしたり、

何事についても中途半端でした。

 

そんな日々を1年送っていたある日、

恩師と出会うことになります。

 

初対面の私に、

恩師はこう切り出しました。

 

「お前は馬と会話が出来るか？」

「会話ができるまで馬には乗せない。

厩舎作業をしてろ！」

と。

 

その日から猛特訓の始まりでしたが、

今まで出会った大人とは違い

私の意見の

すべてを受け入れてくれたり、

多くの選択肢を与えてくれたりと、

次第に恩師に対する見方が変わります。

 

いつしか

人を信用・信頼できるようになりました。

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その後は

「全国大会出場」

「大学推薦のオファー」

を頂くなど、

気づけば馬術に没頭する日々を

過ごしていました。

 

そして

卒業の日に恩師から大切な言葉を頂きます。

「止まってもいいけど少しずつ歩いて行こう」

「止＋少＝歩」という意味です。

 

大学に進学後も

厳しい環境下で

挫けそうな時は恩師の言葉を思い出し、

日本一になることを目指し、

 

遂には

「全日本学生大会優勝」

「オリンピック有力候補認定」

を頂くにまで成長することが出来ました。

 

いつか恩返しがしたいと思っていましたが、

そんな私に恩師は

「恩返しではなく、

恩送りのできる人間になれ」

と言葉をかけて下さいました。

胸が熱くなりました。

 

これからを担う子供たちに

恩送りすること。

それが私の使命だと考えています。

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そして2022年から

ECFoLASに入社し、

「子供たちの無限大の可能性を引き出す」

を理念に、

馬と共生する新しい形のフリースクール

の確立に向け

日々挑戦し続けています。

 

当初

数名でのスタートでしたが、

今でははたくさんの子供たちが

頑張って通所し、

とても前向きに取り組んでいます。

 

初期のメンバー

 

今はここまで増えました！

 

 

長文になりましたが

最後まで読んで頂きありがとうございました。

本プロジェクトを通して

子供たちに対する

「無限大の可能性を引き出したい」

という想いに共感し、

その子たちの未来を応援してくださる方々

と繋がっていけるのが楽しみです。

 

ぜひ皆様のお力添えを宜しくお願い致します。

 

 

※プロジェクトページ内に

使用している画像については、

保護者様より許可を得た上で

掲載しております。