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疎開先の愛知で「インディアン村づくり」を再開し故郷福島へエールと想いを届けたい!

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支援総額

178,000

目標金額 500,000円

支援者
19人
募集終了日
2013年3月24日

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プロジェクト本文

自主避難した愛知から、故郷・福島でふんばっている仲間へエールを送ります!

 

私は福島県いわき市出身の吉田拓也と申します。

西部劇の映画によく出てくる三角シルエットのインディアンテント「ティピー」に惚れ込んでしまい、制作、販売、レンタルを手掛ける事業を10年ほど続けています。

福島県いわき市に生まれ、いわき市で育ち、いわき市で事業を始めました。社会貢献活動の一環として地元の街づくりと人づくりの一環として取り組んでいた「インディアン村づくり」を実現するため本業とは別に「NPO法人インディアン・ヴィレッジ・キャンプ」を立ち上げました。

 

 

福島へエールを送るために「インディアン村づくり」を再開します!どうか、福島や県外避難先で頑張る私たちの仲間に、力を貸していただけないでしょうか。

(アースデイいわき2010のイベントに集まってくれた協力者との記念撮影)

 

2011.3.11 PM2:46 東日本大震災発生

あの日から、東北を中心とした被災地では復興に向けた活動が日々つづけられています。

故郷を離れることを決め、県外避難した人も多くいます。故郷を離れてしまったことに後ろめたさを感じ、無力感とともにその選択がはたして正しかったのか?自問自答しながらも日々を送っている人も多いと聞きました。・・・実は私もその一人でした。

 

今、私は愛知県の小牧市に自主避難をしています。

私は夫婦で決断し、幼い我が子と一緒に3人で自主避難する道を選択しました。決して金銭的にも時間にも余裕があったから自主避難できたわけではありません。突然、転勤の辞令をもらったのとは訳も違って、軌道に乗っていた事業や活動を中断し、たくさんの"想い"を故郷に残したまま愛知県に移住してきました。

こちらに親戚や友人など頼る人がいたからではなく、なんとなく辿り着いた未知の地が愛知県でした。自分で選んだ道でしたが、故郷を離れたことで仲間や友人、親戚や親を裏切る気持ちと募る故郷への想い。

「自分だけ逃げられていいね」

「故郷を捨てた!」

「落ち着いたらのこのこ帰ってくるつもり?」

誰から直接聞いたわけでも、言われたわけでもないのに、様々な思いに葛藤するあまり、そんな聞こえない声が聞こえ始め、"自主批難"をする日が続きました・・・

(インディアン村づくりのメンバーとアートフェスに出展した東京ビッグサイトにて)

 

そんなある日、愛知で開催された被災者交流会で、同じ境遇で自主避難してきたあるご家族に出会いました。厳しい現状を涙ながらに訴えつづけ、子供の前で泣いているお父さんの姿を見た瞬間!「親父の頑張る姿を子供に見せなくてはいけない!」と私の心にスイッチが入りました。福島で自分がやっていた「インディアン村づくり」をここ愛知で再開することが落ち込んでいる人の応援につながり、被災地に気持ちを向けてもらえるきっかけになるということにようやく気付きました。

 

 

原発事故により、様々な葛藤や行動、想いを巡らし、被災した人それぞれがそれぞれの地でその時を刻んでいきます。

自主避難生活が半年を過ぎた2011年11月頃、故郷の仲間から来月12月開催のいわき市民との集会の壇上で「インディアン村づくりをしていた頃の講演をしてくれないか?」と依頼をいただきました。久しぶりに仲間と再会できるチャンスでしたが、凱旋気分とは違い、故郷を離れたことで活動が中断してしまっていることや故郷を離れた負い目を感じながら、キリキリと胃が痛くなるような帰省となりました。

(離れてはいても待ってくれている仲間がいました)

 

「おかえり!」

今までと変わらぬ笑顔で出迎えてくれる仲間たち。

「おかえり」という言葉がこんなにもあったかい言葉なんだと生まれて初めて認識し実感できた瞬間でした。仲間に励まされ偉そうに過去の活動を発表させていただきましたが、その後・・・

恥ずかしながら新天地での一歩がうまく踏み出せていない正直な気持ちを伝えました。

すると、いわきを去る時に「行かないでくれ!」と必死で引き留めてくれた仲間からこんなことを言われました。

 

『あの時、いわきを去る!と聞いた時は、「行かないでくれ!」と本気で思った。
でも今は違う!
同じ立場ならきっと同じ行動をしていたと思う。だから、胸を張って今まで通り愛知でも活動をつづけてくれ!!おまえの意思を継いで俺たちが帰ってくる場所は残しておくからもう心配するな!そして、いつかこっちに戻ってくる時には、今度は愛知の人たちから「行かないでくれ!」と逆に言われるくらい恩返しをして帰ってこい!!』

 

そう言って、背中を押されました。

 

一度は心が折れそうになり、震災の影響で中止になっていた活動「アースデイいわき」そして「インディアン村づくり」を、今度は「愛知」で続けていくことに決めました。

これを私自身の一歩とします。

そして、この活動がいつか誰かの一歩のきっかけになれればと願っています。

 

もう一度、アースデイいわきをやりたい

(アースデイいわきに参加した子供たちと一緒に行った植林活動風景)

決意はしたものの、お金はないし、仲間もいないです。

インディアン村づくりの拠点となる場所もまだみつかっていません。

でも、今できない言い訳を考えて何もしないより、山の中、たった一人でも鍬一本で何かが変わるんではないかと希望を持って耕し続けた時と同じように、少しずつでも一歩ずつでも、今何ができるかということだけを考えて行動することにしました。

 

これが「アースデイいわきinなごや~愛知meets福島~」を開催するきっかけです。

 

(いわき市在住のイラストレーターが制作してくれたロゴ)

 

アースデイいわき開催を福島の仲間に伝えると、「ロゴがあった方がなんとなく盛り上がるだろ!」と早速イベント告知用のロゴも作ってくれました。そして、当日は福島から愛知に応援に行くから!とも言ってくれました。

 

開催に向けて準備を進め、たくさんの方と出会う機会をいただき、愛知には被災地支援をしてくれている人がたくさんいることを知りました。

たくさんの愛を知ることができました。

そして、ようやく私がやるべき役割とその意味に気付きました!

 

愛知でも、再び挑戦を続けてインディアン村をつくってみよう。

(すでに愛知県で放置竹林の整備をはじめています。)


福島県いわき市でみんなで一緒に「インディアン村づくり」という活動を愛知でもできないか。再び、無謀と言われた村づくりに挑戦することで愛知の方とも交流できるし、こちらに自主避難してきた人も気軽に遊びに来ることができる集いの場所にもなるかもしれない。
「愛知インディアン村づくり」という活動に興味を持った人が、私が実は福島から自主避難してきたという境遇を知れば、私と同じように県外避難をしてきている全国の人たちの実情にも目を向けてくれて応援してくれるかも知れない。
そして、福島県にインディアン村の本拠地があると知ってくれれば、被災地にも心を寄せてくれて、応援する人が一人でも増えてくれるかもしれないし、もしかしたら福島に出向いてくれる仲間が一人でも増えるかもしれない。
友人からのエール「今まで通り活動を続けてくれ!」
この言葉を胸に福島にいた時のように続けていくことが私の役目だと感じています。

 

「2009年 アースデイいわきの起源インディアン村づくり開始」

(アースデイいわきのスタートを記念した鍬入れ式の模様です。)
 
何もない山の中で人を元気にするようなイベントができないか?あえて何もない不便な場所で、会場づくりからはじめるイベントが楽しそう!そして、荒れ果てて放置林となっていた山を手に入れました。この荒れた大地をみんなの力で開墾し、みんなが自然と戯れて自然を感じ、自然から何かを学び、何かに挑戦していくようなフィールドを作ろう!
 

そうだ!名付けて「インディアン村づくり」

 

福島県いわき市の山の中。「みんなで鍬を持って地球と格闘するイベントがあってもいいじゃないか!一緒にインディアン村をつくろう!」

(村役場をつくった場所の荒れていた頃の風景)

 

そんな呼びかけから、私たちの活動は始まりました。何もない荒れ果てた山の中に、まずは道をつくることから始めました。重機は使用せず、人間の力だけでどこまで挑戦できるか!

この無謀な挑戦が「アースデイいわき」のはじまりでした。

たった一人で鍬とツルハシを片手に始めた開墾作業でしたが、一人、一人と徐々に賛同し、手伝ってくれる人が増えていきました。そして、「アースデイいわきinインディアン村2010」開催。たった一人で始めた活動でしたが、イベント開催の頃にはたくさんのインディアン村の名誉村民でもある仲間が増えていました。

 

「震災から約2年。」

 

故郷福島では今何が起きているのか?
福島の仲間たちはどんな活動をつづけているのか?
故郷を離れた人たちはどんな想いで生活をしているのか?

 

福島では、いまだに「残るべきか?」「避難すべきか?」模範解答もない難問に苦悩している人も多いそうです。

 

地震、津波、原発事故、風評被害など複雑な災害を体験し、今も現在進行形の中で踏ん張っている仲間の前向きな姿を知ってもらいたい。 そして、私と同じように故郷を離れたことに負い目や無力感を感じてしまっている人に少しでも勇気を与えたい。

(津波の被害で変貌したいわき市の海岸沿いの街並み。※写真家:酒井英治さん撮影)

 

今回、開催するイベントには福島で一緒に活動をしていた仲間4人にも愛知に来てもらえることになりました。まずは、彼らに福島の今を語ってもらいたいと思っています。そして、愛知を感じてもらい、愛知とつながってもらうことで愛知と福島がまた一歩近くなると思っています。

そして、私と同じように自主避難することを決意した方や県外避難した方もこのイベントを通じて福島から来る4人のゲストと繋がる機会があれば、いつの日か彼らを頼りにして福島に帰れます。

 

「おまえが帰ってくるまで故郷は俺らが守っておくから!そして、おまえの帰る場所は残しておくから心配するな!」私の背中を押して送りだしてくれたように、今度はきっと彼らが故郷であたたかく迎えてくれるはずです。

そこでイベント会場には福島の人と愛知の人が交流できるエリアを展開します。

また、地球のことを考えて行動する日が「アースデイ」です。

そのイベントの趣旨を考え、イベント会場にはもうひとつ「環境問題エリア」も展開していきます!

 

「交流エリア」

・福島と愛知の人の交流ゾーンのブース

・福島からのゲストと交流ができるエリア

・福島の物産紹介と物販コーナー

・復興活動をしている団体などを紹介するブース

・ライブペイントコーナー

(福島と愛知のアーティストがコラボして当日制作)

 

「環境問題エリア」

・全国的な放置竹林と放置林の問題提起のブース

・間伐材の活用事例・ワークショップ

・自然保護団体団体などを紹介するブース

 

「愛知インディアン村づくりへの取り組み」

現在、愛知県で放置竹林となっている場所にインディアン村を作る計画を進める新規プロジェクトの協力者、賛同者を募ります。

「環境問題エリア」には間伐の竹を骨組みとした「※ティピー」を設営します。

※ティピーとはアメリカ平原インディアンのお家です。

(こちらがインディアンテント「ティピー」です)

 

故郷への愛が強いため、みな自分で選択した道なのに悩んでいます。

様々な考えや行動があります。私が言うのも生意気ですが、どの道も正しい道なのだと思います。私もいっぱい悩みましたが、この震災はあまりにも難問過ぎて、模範解答など最初からなく、すべての考えや行動が正解なのだと思います。それでも答えが出せずに悩んでいる人がいるとしたら、その答えを出すきっかけにこのイベントを利用してください。
これから私が挑戦するインディアン村づくりの活動に協力してください!
私と同じように県外避難を選択した人が少しでも故郷を感じ、故郷への一歩が近づくきっかけになればと考えております!

 

以下が開催の内容となります。

【開催概要】

・名称:アースデイいわきinなごや2013 ~愛知meets 福島~

・場所:愛知県名古屋市栄、久屋大通公園(松坂屋名古屋店前)

・日時:平成25年3月23日(土)~3月24日(日) 午前10時 ~ 午後5時 (雨天決行)

・主催者:アースデイいわき実行委員会

・後援:福島県/推薦:愛知県

 

「寄付金の使用用途」

福島と愛知のアーティストが復興活動へのエールを込めて描くキャンバスとしてティピーを準備します。イベント会場で当日ライブペイントをし、完成した作品は次の福島県で開催されるイベント会場に届けます!そのキャンバス製作費とペイント備品だけで35万円ほどかかります。その費用と福島へ届ける際の遠征費に使います。そして、このイベントに参加する福島からのゲストの遠征費用と今後の活動の支援にも使わせて頂きます。この活動を永くつづけていくことこそが被災地への復興のエールになると考えております。

 

「引換券詳細」

・アースデイいわきinなごや2013公式ステッカー

今回のイベント開催を相談した時に真っ先に応援してくれて制作してくれたロゴがこれです。

(アースデイいわきinなごや2013~愛知meets福島~公式ロゴステッカー)

※5cm x 18cmサイズ予定(変更可能性あり)

いわき市在住のイラストレーター・ユアサミズキ氏が本プロジェクト開催用にデザイン制作してくれたイベントロゴです。「このロゴを使って少しでも資金集めができるならぜひ使ってください!」と無償で提供してくれました。彼も被災者です。この想いと思いやりのこもったロゴをいれたグッズを製作し、お礼にお贈りさせていただきたく思いました。

 

 

・アースデイいわきinなごや2013公式Tシャツ

(Tシャツデザイン※完成イメージです)

 

・いわき市在住の方が作った「Iwaki」「KiZuNa」のロゴ入りエコバック

(色はお選びいただけません。「限定100枚」)

 

・福島県のイラストレーターが制作したポストカードセット

(※写真はイメージです。実際にお贈りするものとは作品が異なります。)

 

・インディアン村名誉村民ステッカー3枚セット

インディアン村づくりに参加した方にお渡ししていた名誉村民の証となるステッカー。そのインディアン村のキャラクターである「嘘つきインディアン」と「ちゃうちゃうインディアン」のNEWバージョンの3枚セットで支援いただいた証にお贈りいたします。

(角丸7cm x 21cm、丸抜き直径7cmサイズ予定※変更可能性あり

 

・インディアンのお守り「ドリームキャッチャー」

ドリームキャッチャーとは、本場アメリカのインディアンが「いい夢だけをつかまえて」という願いをこめて作ったお守りです。夜、窓辺にドリームキャッチャーをぶら下げて眠りにつくと、クモの巣のように張り巡らした中央の穴を通って、良い夢も悪い夢も入ってきます。しかし、悪い夢はクモの巣のネットに捕らえられ、朝の光を浴びると姿を消してしまう。だから、目覚めた時には希望に満ちた一日が始まると信じられています。インディアンは子供達の健やかな成長を願い、これをお守りとして親が子供の寝床の枕元に置きました。こちらはアメリカから直輸入したドリームキャッチャーです。

(※イメージです。色・サイズ等をご指定いただくことはできません。)

 

-- アースデイいわき実行委員会について --

◆公式WEB (http://earthday-iwaki.com/

◆Facebook (http://www.facebook.com/earthday.iwaki

◆ブログ (http://ameblo.jp/earthday-iwaki/

 

最後に・・・


このイベントは私が福島から愛知に疎開をしたということで、愛知と福島を取り上げておりますが、そこだけにスポットを置きたいとか、他を仲間外れにしようと言う意図はまったくございません。むしろ、焦点を広げすぎてしまうことが無責任と考えて、私自身ができる範囲のイベント名称となりました。これをきっかけとして全国のたくさんの方と想いを共有できればありがたいと思っています。

 

ご協力とご支援をよろしくお願いいたします。

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特定非営利活動法人インディアン・ヴィレッジ・キャンプ理事長。 福島県いわき市で開催してきた「アースディいわき」を自主避難先、愛知県で開

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リターン

3,000+システム利用料


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*「御礼状」&
*「アースデイいわきinなごや2013公式ステッカー」

支援者
6人
在庫数
制限なし

5,000+システム利用料


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上記2点に加え、
*「アースデイいわきinなごや2013公式Tシャツ」

支援者
4人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


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上記3点に加え、
*「福島県のアーティストが復興活動のためにつくったポストカードのセット」
*「いわき市在住の方が作った「Iwaki」「KiZuNa」のロゴ入りエコバック 」

支援者
7人
在庫数
63

30,000+システム利用料


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上記5点に加え、
*「インディアン村名誉村民ステッカー3枚セット」
*「インディアンの御守り・ドリームキャッチャー」

支援者
2人
在庫数
28

プロフィール

特定非営利活動法人インディアン・ヴィレッジ・キャンプ理事長。 福島県いわき市で開催してきた「アースディいわき」を自主避難先、愛知県で開

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