予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい

予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は10月31日(木)午後11:00までです。

寄付総額

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目標金額 3,000,000円

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2人
残り
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応援コメント
ナカムラ マキ
ナカムラ マキ2時間前腹部大動脈瘤の世界初の効果的な治療薬の確率を目指して、患者さんの希望となるプロジェクト、ぜひ成功させてください! 微力ですが応援しておらます。腹部大動脈瘤の世界初の効果的な治療薬の確率を目指して、患者さんの希望となるプロジェクト、ぜひ成功させてください! 微力ですが…
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は10月31日(木)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

● 腹部大動脈瘤は、お腹の最大の血管である腹部大動脈が、さまざまな原因によってコブ状に膨れ、無症状で進行し、ある時予兆なく破裂し命を奪います。現時点では、手術(人工血管置換術・血管内治療)を行なうこと以外の有効な治療法が存在していません。いつ破裂するかわからない強い不安の中でできる治療がなく、薬による予防や治療法が強く望まれてきました。

 

● 私たちは、母乳等に含まれる栄養成分で中性脂肪(TG)の一種であるトリカプリンに着目し、動物実験において腹部大動脈瘤の発症を抑制し、縮小させる効果を見出しました。

 

● 本臨床研究は、ヒトにおいて腹部大動脈瘤に対するトリカプリンの安全性や効果を確認することを目的とし、治療薬創出を目指す第一歩とするものです。現時点では有効な治療が手術に限られている腹部大動脈瘤には、新しい治療法開発が必要です。本研究への皆さまからのご寄附を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

突然、命の危機に直面する腹部大動脈瘤

 

本ページをご覧いただきありがとうございます。大阪大学大学院医学系研究科 中性脂肪学共同研究講座の樺 敬人(かんば たかひと)です。

 

今回、皆さまからご寄附を募集して研究に取り組む “腹部大動脈瘤” は、「名前は聞いたことがあるけど、どんな病気かよくわからない」という方々もいらっしゃるのではないでしょうか?まずは腹部大動脈瘤について解説します。

 

 

 

腹部大動脈瘤の有病率は、65歳以上の方の2〜12%と言われています。日本の疫学統計情報が乏しいことと、突然死の剖検率が低いことから、年間の診断数や死亡者数はデータがありませんが、血管外科学会の年次報告から、2018年は腹部大動脈瘤の総手術数は20,160例(総腸骨動脈瘤を含みます)とされており、決して少ない人数ではありません。

 

破裂した患者さんの手術件数は1,794例で、手術死亡率15.7%、 在院死亡率18.1%と報告されていますが、これは幸運にも手術までたどり着けた患者さんのデータです。病院までたどり着けない患者さんを含めると、破裂時は80〜90%の患者さんが死亡すると言われています(出典:日本血管外科学会雑誌 2022; 31: 217–237・Eur J Vasc Endovasc Surg 2008;35:558-70.)

 

その発見の契機は、偶発的にCTにうつる(他の病気で通院していたり精査中であったりして、腹部CTを撮影したときに偶然みられる)場合や、人間ドックのオプションで腹部エコー検査を行って偶然発見されるものがほとんどです(出典:2020年改訂版 大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン)

 

 

 

以下に一般的な治療法について記載します。まず、喫煙している人であれば禁煙することが最も大きな効果があります(喫煙者の破裂率は非喫煙者の2倍、進行増大速度は+0.4mm/年)(出典:International Journal of Cardiology 221 (2016) 484–495)

 

手術治療には、(a)人工血管置換術(開腹手術)、(b)血管内治療(ステントグラフト留置術=EVAR:イーバー)があり、それぞれメリットやリスクが異なるため症例ごとに使い分けが必要です。動脈瘤の大きさが55mmを超える場合は無症状でも絶対適応となりますが、日本は周術期の成績が良いため、男性で50mm、女性で45mmを基準にする場合もあります(施設によって異なります)。

 

また大きさだけでなく、(i)腹部大動脈瘤の症状がある、(ii)腹部大動脈瘤の形が破裂しやすい(嚢状)、(iii)小さくても増大スピードが速い(5mm/6ヵ月以上)、(iv)破裂しかかっている画像所見がある、などを根拠に手術を行う場合もあります(出典:2020年改訂版 大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン)

 

 

現時点では、大きな動脈瘤になる(あるいは破裂のおそれがある)まで手術は行われず、CTやエコー検査をしながら経過観察されています。いつ破裂するかわからない強い不安の中でできる治療がなく、薬による予防や治療法が強く望まれてきましたが、実現には至っていません。

 

私たちはこの現状を変えるため、「栄養成分トリカプリン」に希望の光を見出し、【腹部大動脈瘤患者に対する世界初(※)のトリカプリン投与試験:F-HAAAT試験】を開始いたしました。

※当講座調べ:調査時期:2024年7月、調査方法:文献検索(Pubmed)および臨床研究情報の検索(jRCT・Clinical Trials.gov)

 

 

 

基礎研究と臨床をつなぎ、臨床研究の立ち上げへ

 

トリカプリンは母乳等に微量に含まれる安全な栄養成分です。炭素(C)の数が10個の脂肪酸で構成される中性脂肪(TG)の一種で、C10-TGと表記されることもあります。

 

体内ですぐにエネルギー源として使用されるため、摂取しても血中の中性脂肪値や血糖値の悪化が起こりづらく、血管への移行性が高いため血管疾患への有効性が期待されています。

 

母乳やココナッツミルク、チーズ等に含まれますが、その含有量はごくわずかで、これらを食事として摂取しても腹部大動脈瘤に対して効果が期待できる量には不足します。まず動物実験の段階では、トリカプリンを精製して純度を高めたものが使用され、効果を見出すことができました。 

 

 

本研究につながるヒト腹部大動脈瘤の特徴をいくつか発見

 

この研究を行う上で、我々は今までの動物実験で有効と言われた薬が、なぜ臨床試験になると効果が出ないのだろうと考え、一度ヒトの腹部大動脈瘤組織をしっかり調べなおそうというところへ立ち返りました。これによって、今までは着目されてこなかったヒト腹部大動脈瘤の特徴をいくつか発見することができました。

 

 

そのうちの一つの発見は、腹部大動脈瘤の発症・進展には大動脈瘤壁のエネルギー代謝異常が関係しているというものでした。このエネルギー代謝異常が腹部大動脈瘤の根本的な原因である可能性が高いと考えられたため、エネルギー代謝を改善しうる成分の中で血管への相性が良いトリカプリンが有力な治療薬候補となると考えて、腹部大動脈瘤に対する効果を調べる研究を開始しました。

 

 

腹部大動脈瘤の発症を抑制し、縮小させる成分を発見

 

近畿大学農学部応用生命化学科 財満 信宏教授らと大阪大学大学院医学系研究科 平野 賢一特任教授(常勤)の研究チームは、このトリカプリンがラットの腹部大動脈瘤を縮小させる効果を発見しました腹部大動脈瘤の発症を抑制し、縮小させる成分を発見 - ResOU (osaka-u.ac.jp)

 

なおこの段階では、トリカプリンを精製して純度を高めたものが使用され、腹部大動脈瘤に対する効果を見出すことができました。

 

 

 

これまでの基礎研究と臨床が繋がり、臨床研究(F-HAAAT試験)の開始へ

 

この画期的な発見を基に、大阪大学大学院医学系研究科・中性脂肪学共同研究講座(樺 敬人 特任研究員(常勤)、平野 賢一 特任教授(常勤))、同 循環器内科学講座、心臓血管外科学講座、放射線統合医学講座の研究グループは、【腹部大動脈瘤患者に対する世界初のトリカプリン投与試験:F-HAAAT試験】を開始しました腹部大動脈瘤患者に対する 世界初のトリカプリン投与試験を開始 - ResOU (osaka-u.ac.jp)

 

本試験によりトリカプリンの腹部大動脈瘤に対する良い効果が観察されれば、手術の適応になるサイズになるまで待つしかない腹部大動脈瘤に対する全く新しい治療法開発の第一歩となります。

 

 

本研究の詳細について

 

腹部大動脈瘤患者に対する世界初のトリカプリン投与試験:F-HAAAT試験

 

概要

10人の腹部大動脈瘤患者さんを対象に、1年間毎日、高純度トリカプリンカプセルを服用して頂き、安全に服用できるか、ヒトでも腹部大動脈瘤が退縮するか、を検証します。臨床研究等提出・公開システム (niph.go.jp)

 

研究実施期間(予定)

〜2026年3月まで

※本研究計画は、大阪大学臨床研究審査委員会の承認を受けて実施しております。

 

研究実施体制

大阪大学大学院医学系研究科 中性脂肪学共同研究講座
大阪大学医学部附属病院 循環器内科
大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科
大阪大学医学部附属病院 放射線統合医学講座
大阪大学医学部附属病院未来医療開発部 未来医療センター
一般財団法人 栩野財団
近畿大学農学部 応用生命化学科

 

 

 

本クラウドファンディングの目的


本研究チームは、阪大病院のたくさんのスタッフに支えていただいておりますが、当研究室の人員や資金はとても限られており、臨床試験の規模を大きくしたり、研究のペースを上げることが難しい状況です。

 

皆さまからのご支援があれば、今後臨床試験に参加できる人数を増やしたり、プラセボ(有効成分を含まない偽薬)を飲む方を試験に含めて試験の規模を大きくするなどができ、規模が大きいほどデータの質も高めることが可能になります。

 

また、検査の項目を増やしたり、より専門的・先進的な画像解析を外部に委託して質の高いデータを取ることにより、試験の結果次第では創薬へのスピードを加速させ、より早く腹部大動脈瘤で苦しむ患者さんたちの治療に結び付けることができるかもしれません。

 

他にもこの試験に関する論文投稿費用や研究用機材の調達、研究内容の周知・情報発信にも資金が必要で、これらのために必要な金額を以下のように三段階に設定し、本クラウドファンディングの期間においてご寄附を募集させていただきます。

 

 

第一目標:300万円 
画像検査追加解析費用 約2,100,000円

およびクラウドファンディング手数料・諸経費など

 

※なお、クラウドファンディング期間内に上記の目標金額を達成することができましたら、第二目標、第三目標を以下のように設定して、本研究の拡充へと活用いたします。

 

第二目標:500万円 
臨床試験拡充費用 約1,700,000円
必要機器(残薬測定用はかり等)調達費用 100,000円

およびクラウドファンディング手数料・諸経費など

 

第三目標:800万円
検体二次利用・測定項目追加・検体保管等費用 約2,300,000円
論文作成費 500,000円

およびクラウドファンディング手数料・諸経費など

 

 

目標金額への到達により、本研究の完遂や、より大規模な試験への発展が期待できます。将来的な腹部大動脈瘤の治療薬創出・患者救済のため、皆さまのご支援を心からお願い申し上げます。皆さまの一人一人のご寄附が、この研究に大きな進展をもたらし、腹部大動脈瘤で苦しむ多くの患者さんを救う力となる可能性があります。

 

 

 

本研究への応援メッセージ

  

加藤雅明

森之宮病院 心臓血管外科

 

『大動脈瘤に効く薬はありません』これは私が30年にわたる大動脈瘤診療の中で患者さんに伝えてきた常用句です。しかしこれがついに変わるかもしれません。腹部大動脈瘤に効果のある(瘤を縮小させる)薬がすぐそこにあるかもしれないのです。昔、治療薬のない難病疾患の息子のために懸命に取り組む両親がついに治療薬となる「オイル」を発見する『ロレンツッオのオイル』という映画がありましたが、この「トリカプリン」という「オイル」も治療薬が無かった大動脈瘤に福音をもたらす可能性があるのです。

 

元々食物の中に含まれるオイルですから、「薬」としての安全性は十分に担保されていると思われ、後はその効果を臨床試験で実証する段階に入っています。トリカプリンが近い将来、腹部大動脈瘤の標準治療薬となることを期待してやみません。

 


大門雅広

大阪医科薬科大学病院 心臓血管外科科長

 

大動脈瘤は、一度破裂すると命に関わる恐ろしい病気です。外科手術が主な治療法ですが、高齢者や合併症を持つ患者さんにとっては大きな負担となります。私は外科医として大動脈瘤の患者さんの治療に携わっておりますが、手術を受ける患者さんの不安な表情をよく目にします。

 

外科医は手術で治療することが専門ですが、患者さんに負担を強いる手術は、外科医にとっても大きなストレスです。それゆえ、「大動脈瘤を薬で治す」というこの研究が成功すれば、患者さんはもちろん外科医にとっても大きなメリットです。数々の困難を乗り越え、研究を続けている先生方に敬意を表します。この研究が、世界中の大動脈瘤患者さんのために役立つことを心から願い、微力ながら応援させていただきます。

 


名井 陽

大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 未来医療センター センター長

 

私は整形外科が専門ですが、腹部大動脈瘤という疾患はどんな病気をみていても偶然検査で見つかることがあります。過去に、脊椎(背骨)の病気を調べている時に偶然見つけてしまい、対処に困ったことがありました。しかし腹部大動脈瘤の患者さんは手術適応の大きさになるまで有効な治療がないとのことですので、ご不安に思われるお気持ちは計り知れません。

 

財満先生の基礎研究から樺先生の臨床試験へ引き継がれた襷によって、トリカプリンによる安全な、かつ初めての内科的な治療方法が本学から産まれることを強く期待しております。研究資金やマンパワーが限られているとのことですが、ぜひクラウドファンディングの力を借りて質の高い試験を行って頂き、腹部大動脈瘤患者さんの方々の悲願が達成されることを心より願っております。皆様、どうかこの研究へのご支援をお願い申し上げます。

 

 

 

プロジェクトメンバーからのメッセージ

 

F-HAAAT研究チーム

 

F-HAAAT研究責任医師・樺 敬人

大阪大学大学院医学系研究科 中性脂肪学共同研究講座

 

腹部大動脈瘤は、患者さんにとっても医療従事者にとっても厄介な病気です。私はずっと臨床で腹部大動脈瘤患者さんを診察する度に、内科医として出来ることがあまりに少なく歯がゆさを感じていましたが、偶然出会ったトリカプリンの動物実験で腹部大動脈瘤が縮んでいるのを見てとても衝撃を受けたことを良く覚えています。これがヒトにも同じ効果があれば、患者さんたちは破裂の恐怖から少しでも解放され安心できるのではないかと思い、この研究を計画しました。

 

動物実験の結果とヒトでの結果が異なることはよく経験されますが、この研究のモデルとなった動物実験の腹部大動脈瘤はヒト腹部大動脈瘤と組織学的によく似ており、「もしかしたら本当に腹部大動脈瘤を小さくできるのでは」と結果が期待されています。この研究を達成・成功させるために、皆さまのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。皆さまのご支援が、この夢を実現する力になります。

 


財満教授(前列左)と研究員ら

 

財満信宏
近畿大学農学部応用生命化学科 応用細胞生物学研究室 教授

 

これまで、腹部大動脈瘤の予防・治療法の確立を目指した基礎研究を行う中で、様々な成分の効果を研究してきましたが、トリカプリンは別格のレベルの効果が観察され、腹部大動脈瘤の進行抑制や治療効果が示されました。基礎研究と同じ結果がそのままヒトでも示されるかどうかはわかりませんが、この疾患で悩んでおられる方のご不安が少しでも和らぐような結果になることを祈っております。


潤沢に予算があるわけではない綱渡りのような状態の中で、様々な方々のご協力をいただいて研究をなんとか進めている状況です。今後の研究を安定的に進めるために、皆さまのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 


 

F-HAAAT研究プロジェクトリーダー・白倉健史
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部未来医療センター 特任准教授

 

近年、医学・医療技術の著しい進歩により、多くの疾病が克服できるようになりました。しかしながら、未だに治療法がない疾病があります。腹部の大動脈に瘤ができる腹部大動脈瘤は手術以外の治療法がなく、瘤の大きさが規準以上でなければ手術適用になりません。また、無症状で進行するため致死的な瘤の破裂と隣り合わせの状態です。


トリカプリンの非臨床試験で腹部大動脈瘤に対する有効性が示唆されたことから腹部大動脈瘤への効果が期待できます。腹部大動脈瘤を薬剤で治療できれば患者さんは不安から解放され安心して日々を過ごすことができます。
世界初となる腹部大動脈瘤の治療薬を目指したこの挑戦への応援をよろしくお願い申し上げます。

 


 

東原真代、須見友子、今井太一、田村優奈
近畿大学農学部応用生命化学科 応用細胞生物学研究室 学生

 

トリカプリンが腹部大動脈瘤の進展抑制だけでなく、退縮効果を示すことを動物実験で観察した時には大きな衝撃と同時に、治療薬となりうる可能性に希望を持ちました。


基礎研究を行っている私たちは、実際に患者さんと接する機会はほぼありません。ただ、私たちにできることで患者の方々の不安を少しでも希望に変えたい、救いになりたいという思いをもって日々研究を続けています。研究を継続させるためには、皆さまのご支援が不可欠です。ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます(東原代表執筆)。

 

 

 

税制上の優遇措置に関しまして

 

大阪大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

 

寄附金領収書(寄附金控除証明)の発行日とお手元に郵送される予定月


領収書は、大阪大学に入金がある2024年12月の日付になります。また、2025年1月末までに寄附者さまへ送付します。そのため、2024年分として確定申告をお願いいたします。法人寄附者さまの決算処理などを踏まえ、上記スケジュールでの領収書発行で問題がないかご確認をお願いいたします。


 

- 個人の皆さま-


■所得税の軽減

大阪大学への寄附金は、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)として 財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の40%を限度とする。)から2,000円を除いた額を所得から控除することができます。

■住民税の軽減

大阪大学への寄附金を個人住民税の控除対象としている都道府県・市区町村にお住まいの皆さまは寄附金税額控除の適用を受けることができます。

 

具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の40%を限度とする。)から2,000円を除いた額に対し、以下の率を乗じた額が、翌年の個人住民税額から控除されます。 

 

・大阪市:10%(府民税2%+市民税8%) 

・吹田市・豊中市・茨木市・箕面市:10%(府民税4%+市民税6%)

・堺市:2%(府民税のみ)

・上記以外の大阪府下の市町村:4%(府民税のみ)

 

大阪大学への寄附金は、例えば以下の都道府県・市区町村の個人住民税控除対象となっております。

 

【具体例】吹田市・豊中市・茨木市・箕面市にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に10%(都道府県民税4%・市区町村民税6%)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。

 

大阪府(個人住民税控除対象外の市町村)にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に4%(都道府県民税)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。

 

 

- 法人様-


大阪大学への寄附金は、法人税法上の指定寄附金(法人税法第37条第3項第2号)として財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の全額を、一般の寄附金の損金算入限度額と別枠で、損金算入することができます。

 

 

 

ご留意事項

 

▽ご寄附の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

▽本クラウドファンディングにおいては、F-HAAAT試験の遂行に向けてご寄附を活用いたします。必ずしもスケジュール通りに進行でき、想定通りの結果が得られるとは限りません。大幅な変更が生じる場合にも、活動報告などを通じてお知らせしながら、皆さまのご寄附を大切に活用いたします。

▽本試験において必ずしも想定した結果が得られるとは限りません。また、さまざまな事情により途中で試験内容を大きく変更 / 中止する可能性や、試験自体が中止になる可能性があります。

▽本プロジェクトへのご寄附は、臨床試験参加への優遇等を行うものではございません。ご寄附と臨床試験への参加は関連いたしませんので、予めご了承ください。

▽大阪大学クラウドファンディングの他のプロジェクトについては、大阪大学クラウドファンディング特設ページ(https://readyfor.jp/lp/osaka_univ/index.html)をご覧ください。

▽大阪大学未来基金へのご寄附により本学が取得しました個人情報につきましては、本基金に関する業務(お礼状・領収書の送付、ご寄附芳名録作成、本学からのお知らせ、本学での各種分析等)などに使用させていただきます。

▽寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

▽寄附後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。

▽寄附時にご回答いただく質問項目への回答は寄附確定後、変更できません。

▽ご寄附に関するご質問は、こちら(https://faq.readyfor.jp/)をご覧ください。

 

ギフトについてのご留意事項


▽ギフトの海外発送はいたしかねますのであらかじめご了承ください。

▽大阪大学未来基金ホームページに掲載及び、本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「別添 支援契約について」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

プロジェクト実行責任者:
樺 敬人(大阪大学大学院医学系研究科 中性脂肪学共同研究講座)
プロジェクト実施完了日:
2026年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

講演会や学会でクラウドファンディングについて公表し、寄付を呼びかけます。 今後臨床試験に参加できる人数を増やしたり、プラセボ(有効成分を含まない偽薬)を飲む方を試験に含めて試験の規模を大きくする等、ができます(規模が大きいほどデータの質も高まります)。また、検査の項目を増やしたり、より専門的・先進的な画像解析を外部に委託して質の高いデータを取ることにより、試験の結果次第では創薬へのスピードを加速させ、より早く腹部大動脈瘤で苦しむ患者さん達の治療に結び付けることができるかもしれません。他にもこの試験に関する論文投稿費用や研究用機材の調達、研究内容の周知・情報発信に使用いたします。

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ギフト

3,000+システム利用料


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3千円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
⚫︎大阪大学未来基金HPに寄付者のお名前掲載(ご希望制)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金へのご寄附を累計します。大阪大学未来基金についてはHPをご覧ください。
https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

10,000+システム利用料


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1万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
⚫︎大阪大学未来基金HPに寄付者のお名前掲載(ご希望制)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金へのご寄附を累計します。大阪大学未来基金についてはHPをご覧ください。
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寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

30,000+システム利用料


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3万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
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寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

50,000+システム利用料


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5万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
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発送完了予定月
2026年4月

100,000+システム利用料


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10万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
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2026年4月

300,000+システム利用料


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30万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
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2026年4月

500,000+システム利用料


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50万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

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0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

1,000,000+システム利用料


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100万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
⚫︎大阪大学未来基金HPに寄付者のお名前掲載(ご希望制)

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※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金へのご寄附を累計します。大阪大学未来基金についてはHPをご覧ください。
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