米原子力委員会は1952年、国民が放射能汚染することを知っていた

核実験によって生まれた放射性物質は、どこまで広がったのか？

 

この地図は、1952年の核実験の際、所管したアメリカ原子力委員会が作成した機密データで、日本列島やアメリカ大陸の放射線の数値が書き込まれています。
 

 

米原子力委員会は1952年、すでに国民が放射能汚染することを知っていた！

これは1954年、アメリカ原子力委員会が作成したモニタリングポストを示す地図。世界中に100か所以上のモニタリングポストを設置。核実験によってどれくらいの放射性物質が広がるのかを記録していました。

日本には5か所。沖縄県・嘉手納基地、長崎県・原爆傷害調査委員会（ABCC）、東京都・アメリカ大使館、広島県・原爆傷害調査委員会（ABCC）、青森県・三沢基地に設置されたのです。

 

このことは、1952年の段階で核実験が、日本や自国アメリカを放射能で汚染することを知っていたことを裏付けています。人類の健康を考えれば、即座に中止するべきですが、自国民にすら隠し、アメリカ原子力委員会は核兵器開発を進めていたのです。

 

広がることが分かってからも100回以上の核兵器の爆破実験を続けています。