支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 150人
- 募集終了日
- 2025年10月31日

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- 現在
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#子ども・教育
- 総計
- 4人
プロジェクト本文
【達成のお礼とネクストゴールについて】
2025年9月17日よりスタートした本クラウドファンディングですが、多くの皆さまの温かいご支援により、開始から36日目に目標金額である150万円を達成することができました。ご支援くださいました皆さまに、心より感謝申し上げます。
この挑戦を始めるにあたっては、「本当に応援してもらえるだろうか」という不安もありましたが、メッセージやコメントを通して、私たちの想いに共感し、励ましの言葉を寄せてくださった方々のおかげで、ここまで来ることができました。本当にありがとうございます。
そして今回、新たに**ネクストゴールを【200万円】**に設定させていただきました。
この追加でいただくご支援金は、当初の設備・備品に加えて、より多くの子どもたちが通えるようにするための画材・教材費やアトリエ環境の整備、体験教室やワークショップの拡充、経済的に厳しいご家庭へのサポート体制の準備など、アートを通じて子どもたちにより多くの機会を届けるために、大切に使わせていただきます。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援をいただけますと幸いです。
皆さまから寄せられた想いをしっかりと受け止め、子どもたちの「自分らしく学び、表現する場」を実現するために努めてまいります。
残りの期間も、引き続きのご支援・ご協力、そして周囲への拡散をどうぞよろしくお願いいたします。
2025年10月22日 追記
きはらごう(現代テンペラ画家/Go ART Labo 美術室)
鹿児島を拠点に活動する画家きはらごうです。画業25年、フランス・パリや韓国などをはじめ国内外で40回以上の個展を開催し、作品を発表してきました。2022年に合同会社GoARTを設立。現在は、鹿児島市を拠点に現代テンペラ画を中心に制作しています。
テンペラ画とは、主に中世ヨーロッパで発展した古典的な絵画技法で、鉱物や土などで作られた様々な色の粉である顔料を用いて卵の黄身と練り合わせた絵の具を作ってかく絵画技法です。
油絵具が開発される以前の古典的技法ですが、乾きが早く、耐久性に優れて色鮮やかな発色が特徴です。絵の具から作るので制作に手間がかかる技法ですので、今ではこのテンペラ画を取り入れる作家は少ないです。
また、金箔での装飾技法も兼ねていて、芸術と工芸の要素が混ざり合う表現がとても豪華な印象で綺麗です。私はそのテンペラ画を応用して現代的な素材やモチーフを用いて描いています。
長年、子どもたちと関わってきた経験から、美術には現状を変える力があると確信し、子どもから大人までアートを通して”好き”や”自分らしさ”を育てられる居場所づくりに取り組んでいます。
この度、画家きはらごうが作る、アートを通して子どもたちの“好き”や個性を育むフリースクールを、鹿児島市山下町に開校します。
美術には現状を変える力があると信じ、安心して過ごせる居場所をつくります。教室の整備や画材購入、備品の準備に当てる資金を募ります。子どもたちが自分の”好き”を見つけ、未来に希望を持てる場所を、一緒につくりませんか?
長年、美術の教師として学校現場に立ちながら、子どもたちが美術を通してほっとした表情を見せ、ありのままの自分でいられる瞬間に何度も立ち会ってきました。
学校に通うことが難しい生徒が「今日は美術があるからきた」と静かに教室の椅子に座る姿。言葉では上手く伝えられない想いを、色や形に託して必死に描こうとする様子。高校では、美術室が一番落ち着く場所だと話し、気持ちがモヤモヤする日は、一日中絵を描いて過ごす生徒もいました。
美術の時間だけは、評価や比較から解き放たれ、自分のペースで過ごせる。その自由さが、子どもたちの心を支えていると感じています。
しかし一方で、学校という枠組みにうまく馴染めず、苦しんでいる子どもたちも少なくありませんでした。
「この子たちが、もっと安心して過ごせる居場所をつくれないだろうか」ーーー
そんな思いから、私は小さな絵画教室を始めました。
そこでは、評価や競争がない空間で、子どもたちが自分のペースで描くことを大切にしています。画材に触れ、色を混ぜ、描きたい気持ちが湧くまで待つ。うまく書くよりも「今、ここにいる」ことを大切にする場です。
少しずつ表情がやわらぎ、無口だった子が絵を通して想いを語り始めたり、自分の作品に誇りをもつようになったりする様子を見て、美術の持つ力の大きさを改めて実感しました。絵を描くことは、ただの技術ではなく、自分とつながる手段であり、自己肯定感を育てる行為でもあるのです。
教室では、子どもたちの素直な声が何よりの手応えとなっています。
「家では描かないけどここに来ると描きたくなる」
「間違えてもいいって思える」
「ずっとここにいたい」
そんな言葉に、私自身が何度も励まされてきました。作品を通して自分を表現することは、子どもたちにとって”自分でいていい”と感じられる時間になっているのだと思います。
あるお母さんからは、「うちの子が、初めて“また行きたい”って言ったんです」という言葉をいただきました。教室に通い始めてから、少しずつ子供の表情がやわらぎ、家でも絵を見せてくれるようになったそうです。
作品が完成するたびに自信をつけていく子どもの姿には、大人以上のまっすぐさと、可能性が詰まっていると感じています。
私は、美術には現状を変える力があると信じています。描くこと、表現することを通じて”好き”を育て、自分を取り戻すことができるーーーそんな居場所をつくりたいと、強く思うようになりました。その想いから、このプロジェクトを立ち上げました。
鹿児島県では、学校に行きづらさを抱える小中高校生が5,432人(2023年度)にのぼり、6年連続で過去最多を更新しています。
その中で鹿児島市には約2,000人が暮らしていますが、利用できるフリースクールは限られています。
県の調査では、長く学校を休んでいる生徒のうち、約23.4% はフリースクールを利用していますが、約21.4%はどこにも通えていない現状があります。
鹿児島ならではの追い風
鹿児島は全国でも美術教育への関心が高く、県内で唯一の美術科がある県立松陽高校の進学希望者も増えています。
鹿児島県内では美術教育への関心が高く、県立松陽高校美術科は2025年度入試で推薦倍率1.73倍、一般選抜率2.21倍と全学科トップの人気。本スクールは「美術の学び」から「美術系進学」という将来の道筋も描きやすい環境です。
このプロジェクトは、鹿児島市山下町にアート(美術)フリースクールを立ち上げることが目的です。
対象は、学校に通うことが難しい子どもや、自分のペースで過ごしたい子どもたち。教室では、絵を描くことを中心に1人ひとりが安心して表現できる時間と空間を提供します。
評価されることなく、比べられることなく、自分の”好き”とじっくり向き合える場所を目指します。
ーフリースクールについてー
⚫︎他のフリースクールとの違い
教室から徒歩圏内に鹿児島市立美術館。文化施設の近さも大きな魅力です。鹿児島市内にもフリースクールがいくつかありますが、「アートに特化し、少人数で、中心地から通いやすい」場所はほとんどありません。
山下町は市の中心部にあり、公共交通機や送迎がしやすく、近くには美術館、博物館、図書館など文化施設も近くに揃う、創作活動と学びに理想的な環境です。
⚫︎アートの力と必要性
私は18年間の美術教員生活で、言葉では表せない気持ちを絵に託す子、絵を描くことで心をほぐす子どもたちをたくさん見てきました。ある生徒は、「今日は美術があるから学校に来た」と話し、またある子は「ここだと間違えてもいい」と笑顔を見せました。
アートは、言葉では伝えきれない気持ちを表すことができ、ありのままの自分を認められる力があります。集団生活になじめない子、自分のペースで成長したい子にとって、アートの時間は心をときほぐし、自信を育む大切な居場所になります。
⚫︎完成予想図
私の簡単なイメージのラフスケッチを元に、デザインしていただきました。画像は初期構想ですが、生徒たちが取り組む環境として、このような空間を作れると最高だと思っています。
⚫︎価格とアクセス
当スクールでは週1回19,800円、週5回49,500円と、全国のフリースクール相場(週5回40,000〜70,000円)の範囲内。鹿児島県内ではやや高めですが、アート専門講師による少人数制・長時間サポートを含む内容で、価格に合った価値を提供します。
プロジェクト概要
・第一目標150万円
みなさんからの支援は、教室の設備費、備品・画材・教材費購入費、人件費や運営準備費、広報や制作費、その他諸経費に大切に使わせていただきます。
・ネクストゴール200万円
いただいたご支援は、当初の設備・備品に加えて、より多くの子どもたちが通えるようにするための画材・教材費やアトリエ環境の整備、体験教室やワークショップの拡充、経済的に厳しいご家庭へのサポート体制の準備など、アートを通じて子どもたちにより多くの機会を届けるために、大切に使わせていただきます。
・スケジュール
2025年冬(12月頃)のスタートを目標に動いています。
融資相談と私の覚悟
しかし、鹿児島市山下町にある空きテナントの場所を想定して改装に取り組むと、かなりの費用がかかることが分かりました。そこで、その費用の資金調達に向けてどうしたら良いかと相談しに「鹿児島県よろず支援拠点」(鹿児島市城山町1−24)に行きました。
「よろず支援拠点」とは国が設置した中小企業・小規模事業者向けの無料経営相談窓口で、売上拡大、創業、資金繰り改善など、経営上の様々な課題に対し、専門家が無料・無制限で相談に応じ、解決策の提案やフォローアップを行うところです。
事業内容を説明すると、とても熱心に聞いていただき、多くの情報をいただきました。また、私自身、経営上の助言やアイデアを話したり、整理し確認したりする壁打ちをすることができ、事業内容にブラッシュアップすることができ、多くのことを学ぶことができました。
そこで、融資についてのアドバイスを受けることとなり、相談を重ね「日本政策金融公庫」を勧められました。数回に渡り、事業を見直し、細かいところまで想定しながら事業計画書を作成しました。「日本政策金融公庫」の相談担当者から、事業内容はとても良い印象でお話を進めることができました。
当初、どれくらい資金が必要か見えない中で「自分が思う理想の形」を事業計画にまとめたところ、総額は約1,600万円。その計画を公庫に提出しましたが、この金額では難しいと資金計画の見直しを求められました。そこで現実的な形に計画を見直し、現在は総額約900万円の事業計画を再度、日本政策金融公庫に提出しているところです。
もしこれが通らなかったとしても、他の金融機関を探してでも必ずフリースクールを立ち上げるつもりです。
まとめと私の想い
この鹿児島で、子どもたちが安心して通え、アートを通して自分を表現し、未来を描くことができる場所を作りたい。
学校に戻ることだけをゴールにせず、「自分のペースでここにいていい」と思える場所を一緒につくっていきましょう!
今回のアート×フリースクールの立ち上げにあたって、クラウドファンディングという方法を選んだのには理由があります。
それは、このプロジェクトを共感してくれる皆さんと一緒に育てていきたいという強い思いがあったからです。
これまでの経験の中で、学校という枠組みに馴染めず苦しんでいる子どもたちが美術という表現を通して少しずつ心を開いていく様子を私自信、絵画教室の活動を通して実感してきました。
アートフリースクールはそうした子どもたちにとって「自分らしくいられる居場所」「自由に表現できる場」となることを願って構想を練ってきたものです。
ですが、これは単なる教室の開設ではなく、地域や社会の中に新たな選択肢をつくる取り組みでもあります。だからこそ、一人でも多くの方にこの想いを知ってもらい、仲間になってほしい。このプロジェクトに共感し、支援してくださる方々とともに、スタートを切りたいと考え、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
最後に
このアートフリースクールは、単なる「学びの場」ではなく、子どもたちが自分自身の内側とつながり、自信を取り戻していくための出発点です。
アートには、比べられず、評価されずに「自分らしくあっていい」と思える力があります。私は、そんな表現の力が、子どもたちの未来を切りひらく手助けになると信じています。
ゆくゆくは、作品展の開催や、子どもたちの活動を発信する場としても育てていく予定です。そして将来的には、ここを拠点として地域の方々やアーティストたちともつながりながら、誰もが安心して表現できるアートコミュニティとして広げていきたいと思っています。
『アートで”好き”を育てる居場所を! 美術でひらく新しい学び場!』
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
私は、美術には人の心を柔らかくし、現状を変えるチカラがあると信じています。このアートフリースクールは、子どもたちが安心して過ごし、自分の”好き”をのびのびと育てられる居場所を作るための挑戦です。
この場所があれば、学校になじめない子も、将来に不安を抱える子も、アートを通じて自分の可能性を信じられるようになる。そんな未来を、私は本気で信じています。
どうか、この挑戦を一緒に育ててください。皆さまのご支援と応援が子どもたちにとっての「新しい一歩」になります。
一人でも多くの方に、このプロジェクトを届けられるよう、力を貸してください。ご支援、心よりお願い申し上げます。
- プロジェクト実行責任者:
- 木原 剛(合同会社GoART)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
合同会社GoARTが鹿児島市山下町にアート×フリースクールをつくります。アートで”好き”を育てる居場所を届けたい。子どもたちが自分らしく過ごし、描くことで心をひらいていける場所をつくることが目的です。ご支援いただいた資金は、開校と運営に必要な費用として以下のように使わせていただきます。教室の設備費に約50万円、備品・画材・教材費購入に約30万円、人件費や運営準備費に約30万円、広報や制作費に約10万円、その他諸経費に約30万円を予定しています。合計150万円。第2目標は200万円です。みなさまの温かなご支援をどうぞよろしくお願いします。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金や融資などで補填しながら、必ず実現させる覚悟であります。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
鹿児島市在住の画家。画業25年。 美術系大学院を修了後、フランス・パリに3年間の留学。帰国後は、高校や特別支援学校で18年間、美術教員として生徒と向き合ってきました。 2009年からは、絵画教室の講師として、子どもから大人まで幅広く指導。これまで、学校になじめない子どもが「美術の時間だけは来られる」「ここだと間違えてもいい」と笑顔を見せてくれる瞬間に何度も立ち会い、美術が人の心をほぐし、自己肯定感を育む力を実感してきました。 美術には現状を変えるチカラがあるーその信念を胸に、鹿児島市中心部でアート特化型フリースクールを開設し、子どもたちの”好き”を育む居場所づくりに挑戦します。
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リターン
3,000円+システム利用料

感謝の気持ちを込めたメールをお送りします
⚫︎感謝の気持ちのメール
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料

感謝の気落ちを込めたメールと活動報告をお送りします
⚫︎活動報告書(隔月1回2026年12月迄※継続可能)
⚫︎感謝の気持ちのメール
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
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- 2025年12月
3,000円+システム利用料

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プロフィール
鹿児島市在住の画家。画業25年。 美術系大学院を修了後、フランス・パリに3年間の留学。帰国後は、高校や特別支援学校で18年間、美術教員として生徒と向き合ってきました。 2009年からは、絵画教室の講師として、子どもから大人まで幅広く指導。これまで、学校になじめない子どもが「美術の時間だけは来られる」「ここだと間違えてもいい」と笑顔を見せてくれる瞬間に何度も立ち会い、美術が人の心をほぐし、自己肯定感を育む力を実感してきました。 美術には現状を変えるチカラがあるーその信念を胸に、鹿児島市中心部でアート特化型フリースクールを開設し、子どもたちの”好き”を育む居場所づくりに挑戦します。










