知的障害者の方々が製作した作品による展覧会の資金を集めたい!

知的障害者の方々が製作した作品による展覧会の資金を集めたい!

支援総額

526,000

目標金額 500,000円

支援者
64人
募集終了日
2015年2月25日

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プロジェクト本文

知的障害者の方々の作品による展覧会を開催し、作品が世に出る喜びを感じてもらいたい!

 

はじめまして!ライラ・カセムと申します。東京藝術大学大学院のデザイン科の博士課程の学生です。グラフィックデザインが専門で、グラフィックデザインがどう直接的に社会と人の為に活用できるかを実践しながら研究しています。現在は、社会的弱者など社会から取り残されたグループの社会参加と経済自立を可能にできるデザインと仕組みづくりに力を入れています。 

 

私は今、あだちの里ひまわり園で描かれている知的障害をもつ利用者の絵を、利用者自信の収入源へと繋げるデザインをスタッフとともに恊働しながら作り、商品化を目指しています。今回は、その作品を展示するためのイベントを開催します。しかし、そのための開催資金が不足しています。

 

知的障害者の方々が作った素晴らしい作品が、たくさんの人に見られる喜びを感じてもらいたい。そしてそれが自信と収入源に繋がることを願って。どうかみなさまのご支援をいただけないでしょうか?

 

 

 

■普段の活動

 

知的障害を持つ利用者一人一人に寄りそい、描く素材などを工夫しながら人それぞれのクリエイティブな可能性を最大限に引き出し、デザインの種となるアート作品を作っています。そこからデザイナーの私とデザイン仲間が、スタッフとワークショップなどを通じて意見交換をし、利用者さんの絵を最大限に活かせるパッケージのパターンなど、施設で実現可能な商品を作っています。

 

 

利用者さんが描くアート作品は、その人のありのままを表現しています。基準などにとらわれず、自分の感性と感情に素直に答えた結果が作品に表れます。そのユニークな世界観こそ人の心を動かすものがあるのです。

 

自分の作品が施設以外の所で観られることは、利用者や利用者の家族の皆さんにとってはとても貴重な体験です。アートをやっていても、みんな自分の作品を作る事に喜びを感じています。「こんなところに私の作品がある!」と自分の成果物を新しい場で見ることで、利用者の皆さんの喜びだけでなく自信にもつながると思います。社会参加が困難と認識されがちな人々の真の社会参加への第一歩になればといつも願っています。

 

 

■イベント詳細

 

今回は、以下のイベントを開催します。

 

『entente (アンタント)展』

日時:2月6日(金)〜2月11日(水)

場所: Earth & Salt 

トークショー:「江渡浩一郎×ライラ・カセム」2月10日(火)19時30分〜

 

 

この展覧会では、ひまわり園のアートの魅力、そしてそれに伴うデザインの必要性を存分に伝えていきます。

entente はフランス語で「一定の信頼関係から成り立つ了解・妥結」という意味です。デザイナーである私と利用者・スタッフが、共に信頼関係と友情もとにを築き上げ、対等の立場でものづくりをしたこの1年を表す言葉です。

 

展示では、去年行われた施設の方と共同で行ったワークショップでデザインされた商品の試作品、毎週施設で行っているアートの授業の取り組みの風景やアート作品、そして新しい試作品を展示します。

 

(去年行なわれたプロジェクトで作られたデザイン商品の試作品)

 

 

■良い作品を生み出しても世間の光が当たらない

 

デザイナーの立場からみて、素直に利用者の皆さんの絵がとても魅力的だと感じました。しかし、絵は書かれてはいずれ処分されたり、世の光を浴びる事はとても少ないです。また、多くの福祉施設は、アートは利用者の収入源にもつながっていませんし、スタッフもアートやデザインの専門家ではありません。

 

このような施設の多くでは、割り箸の単純な梱包や組み立て作業などを行っており、利用者の月収は1万円もありません。デザインを通じてアートを収入源へと繋げられる仕組みが作れないかと考えました。

 

今回のイベント自体は、収入源の確立よりも、ひまわり園での活動や絵の魅力を外に宣伝するためのものです。ひまわり園の方々自身が、自分たちの活動に魅力があり、社会に必要とされている事を実感させてあげる為のイベントです。アートというものから社会と交流の場を広げることで、今後収入源へとつながると信じています。

 

(数々のアート作品)

 

 

■アートのパワーと魅力をすべての方に感じてほしい!

 

今回頂いたご支援金は、イベントでアーティストの皆さんの作品を展示するための材料代や印刷物の資金に使わせていただきます。

 

この展示を通して、自分のアートが今の世の中に必要とされていると実感してほしいです。そしてスタッフの皆さんの日々の活動が社会に必要とされ、魅力あることだと実感していただき喜んでもらえればと思います。

 

また、展示にお越し頂いたみなさんにも、アートのパワーと魅力を感じ喜んでもらえると思います。福祉やデザイン関係の方でなくても、今まで見たことのない様なものを見たい方には絶対喜んでいただけると確信しています!

 

知的障害者の方が作ったアート作品が、ようやく世の光を浴びることができるこの展覧会開催。どうかみなさまのご支援をいただけないでしょうか?

 

 

■引換券について
 

・利用者の方の写真(「ありがとう」と直筆で書いた札を持ったもの)

 

・利用者の皆さんの絵のポストカード
アイテムA:利用者の皆さんの絵のポストカード
 

・1点ものの直筆コースター

 


・利用者さんの絵の缶バッチ
 

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プロフィール

東京藝術大学博士課程在籍中のデザイナー。社会から取り残された人々の社会参加と経済自立が実現できるデザインの仕組みづくりを実践しながら研究中。

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リターン

3,000


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・サンクスメール
・利用者の方の写真(「ありがとう」と直筆で書いた札を持ったもの)

支援者
34人
在庫数
制限なし

10,000


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3,000円に加えて、
・利用者の絵のポストカード3枚
・利用者の絵の1点ものコースター

支援者
26人
在庫数
制限なし

30,000


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10,000円に加えて、
・利用者の絵の缶バッチ

支援者
4人
在庫数
制限なし

プロフィール

東京藝術大学博士課程在籍中のデザイナー。社会から取り残された人々の社会参加と経済自立が実現できるデザインの仕組みづくりを実践しながら研究中。

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