防鹿柵設置により、植物再生・表土流出防止を行い、妙法の火床を守る。

防鹿柵設置により、植物再生・表土流出防止を行い、妙法の火床を守る。

寄付総額

1,417,000

目標金額 1,200,000円

寄付者
119人
募集終了日
2022年1月21日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

はじめに

 

防鹿柵設置により、シカに食べられた植物を再生し、表土の流出を防ぎ、五山送り火「松ヶ崎妙法」の火床を守る事が「法」の字プロジェクトになります。京都の夏の風物詩京都五山送り火のひとつが松ヶ崎「妙法」送り火です。公益財団法人 松ヶ崎立正会(松ヶ崎妙法保存会)はこの「妙法」送り火を保存継承している団体です。

 

毎年8月16日午後8時の東山三十六峰如意ヶ嶽「大文字」に続いて、5分毎の間隔で松ヶ崎西山・東山「妙法」、西賀茂「船形」、金閣寺北側大北山「左大文字」、嵯峨鳥居本曼荼羅山「鳥居形」の点火となります。

 

お盆にこの世にお帰りになったご先祖様(お精霊(おしょらい)さん)を再び冥府に、送り火を以って、お送りする行事です。

 

プロジェクト立ち上げのきっかけ

 

「妙法」送り火を抱く宝が池の森では、この5~6年前から、シカの増加により森の植物が衰退しています。「法」の字の火床にもシカが入り込み、下層の植物が食べられることで表土が露出し、雨により浸食されています。

 

このままでは63基の火床地盤の崩落や火床の倒壊が予測されたため、 「法」の字を囲む遮断柵(防鹿柵)を設置することにより、この「妙法」送り火行事を、長期的展望の下で保存継承していくために、「法」の字プロジェクト」を立ち上げました。

 

プロジェクトの内容

 

第1弾として、昨年度(2020年度)は、鹿の行動分析を踏まえて、東側と西側に南北方向の柵(延長260M)を設置することし、今年3月に完了しました。

 

第2弾が本年度(2021年度)、京都市(左京区まちづくり支援) 及び京都府(地域交響プロジェクト)の交付金交付の採択決定も頂き、プロジェクトに必要な半額を助成いただく予定です。

 

その助成金と皆様からのご寄付で北側(山頂)と南側(山麓)に、東西方向の柵(延長220M)を設置することにより、火床周辺四方の柵の設置を完成させます。

 

併せて、自生しているツツジの再生を目指して、採種、育苗等をしていきます。

 

  

 

<参考1>第1弾へのご支援についてのお礼とご報告

 

公益信託富士フィルム・グリーンファンドのご助成をはじめ、次の通り地元関係各位のご支援を頂き、お蔭様で計画通り、遮断柵(防鹿柵)設置が2021年3月に完了しました。

 

公益信託富士フィルム・グリーンファンド<FGF>の2020年度自然環境の保全・育成活動助成事業の採択による助成金の交付

「宝が池の森」保全再生協議会の皆様、協働する京都大学・京都府立大学・京都先端科学大学の先生方の指導・支援

・左京消防団松ケ崎消防分団、松ヶ崎おやじの会、松ヶ崎まっちゃきネットワーク等地域の有志の方々、京都宝の森をつくる会及び協働する大学の大学生の皆様の遮断柵(防鹿柵)設置等の作業に対する支援

・近江屋ロープ(株)による遮断柵(防鹿柵)部材の制作・納入

 

 

<参考2>コロナ禍(withコロナ)の今夏の京都五山送り火

 

コロナ感染拡大防止の観点から、昨年と同様、点火火床数を縮小し、伝統行事を実施。8月16日夜半、大文字点火午後8時の前、全山の現場で、7時55分「新型コロナウイルスによる犠牲者、昨今の大雨による犠牲者のご冥福を祈って黙祷」を実施しました。

 

 

 

結び・プロジェクトの展望・ビジョン

 

森の保全・自然環境保護を通じて、送り火の山の保全と松ヶ崎「妙法」送り火行事[京都市登録無形民俗文化財(1983年10月)]の保存継承を図るとともに、地域防災や眺望景観保全にも寄与できることを期しています。

 

したがいまして、第2弾に続いて、森の保全・自然環境保護、妙と法が一対の妙法送り火行事の保存継承、寄与策の実施に必要な基金の積み立てを得て、このプロジェクトの更なる展開に取り組んで参ります。

 

今回クラウドファンディングという仕組みを利用することとした背景としては、京都市、京都府からの交付金助成を頂くものの、所要の財源(総費用の概ね半額)を確保する必要があるからです。皆様には、READYFORを通じて、このプロジェクトに対してご支援を下さいますよう心からお願い申し上げます。

 

税制上の優遇処置について

 

公益財団法人松ヶ崎立正会は、税制上の優遇措置の対象となる「特定公益増進法人」に定められています。具体的には、当会に対するご寄付は、所得税法第78条第2項第3号該当の寄付金控除、また、法人税法第37条第4項該当の損金算入に関わる優遇措置をそれぞれ受けることできます。

 

詳しくは国税庁のホームページをご覧下さい。また、「寄付金領収書」は、税制上の優遇措置を受けるために確定申告に必要な証明書となりますので、大切に保管してください。

 

ご注意事項

 

●ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承下さい。

●ご支援完了時に「応援コメント」として戴いたメッセージは本プロジェクトのPRの為に利用させて戴く場合があります。

●本プロジェクのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細についてはリンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

●銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金いたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、返金先口座がご予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

 

【目標金額分の実行確約型】
■目標金額:1,200,000円
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。

 

プロジェクト実行責任者:
岩﨑 勉(松ヶ崎立正会)
プロジェクト実施完了日:
2022年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

松ヶ崎立正会が、ここ数年、鹿の増加によりツツジ等の低層植物が食害を受け、地盤が相当に露出している「法」の字山を対象に、63基の点火の火床の周辺四方を囲む遮断柵(防鹿柵)の設置するプロジェクトを行います。(プロジェクトに必要な半額をクラウドファンディングで募ります。残りの半額は京都市・京都府からの交付金助成を予定しております。)

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
法の字山の山頂及び山麓の東西方向の遮断柵(防鹿柵)の設置について、京都市眺望景観創生条例の眺望空間保全区域に関わる計画認定を得ること等が必要です。
プロジェクトを実施する上でのリスクについて
上記の計画認定を、2021年12月を目途に得る見込みです。ちなみに、法の字山の東側及び西側の東西方向の遮断柵(防鹿柵)の設置については、2020年12月、上記条例に定める許可等を得ています。

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プロフィール

松ヶ崎立正会(松ヶ崎妙法保存会)は、松ヶ崎妙法送り火とともに、松ヶ崎題目踊り・さし踊りの保存・継承(伝承)事業、松ヶ崎に関する古文書、民具、農具等の保存事業を実施しています。これらの事業を通じて、郷土文化の振興と地域の発展に寄与することを目的としています。この送り火の伝統行事は、他の京都五山送り火とともに、京都市登録無形民俗文化財(1983年(昭和58年))に定められており、京都の観光文化の振興の面からも、京都市、京都府をはじめ、関係団体、地元経済界から、永きにわたり、ご支援を頂いています。当立正会は、妙法保存会とも呼称されてきました。(任意団体としての発足から、90年が経過しています。)2013年(平成25年)10月に、財団法人(1978年(昭和53年)設立)から、公益財団法人に移行しました。

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ギフト

3,000


alt

お気持ち

●寄付領収証
●理事長からのお礼状

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

5,000


alt

希望者:妙法護摩木1本コース

●寄付領収証
●理事長からのお礼状
●松ヶ崎妙法送り火護摩木1本(ご希望の方のみ)
 (2022年8月16日の「妙法」送り火の火床で焚き上げます。願い事を護摩木に記して返送用の封筒にて返送下さい。)

寄付者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

10,000


alt

希望者:妙法護摩木1本/銘板にご芳名記載コース

●寄付領収証
●理事長からのお礼状
●松ヶ崎妙法送り火護摩木1本(ご希望の方のみ)
 2022年8月16日の「妙法」送り火の火床で焚き上げます。返送用の封筒に願い事を記して返送下さい。)
●防鹿柵の近くに寄付を頂いた方へ感謝の意を込めて銘板を設置し、ご芳名を銘板に掲載します。(ご希望の方のみ)

寄付者
80人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

30,000


alt

希望者:妙法護摩木3本/銘板にご芳名記載コース

●寄付領収証
●理事長からのお礼状
●松ヶ崎妙法送り火護摩木3本(ご希望の方のみ)
 2022年8月16日の「妙法」送り火の火床で焚き上げます。返送用の封筒に願い事を記して返送下さい。)
●防鹿柵の近くに寄付を頂いた方へ感謝の意を込めて銘板を設置し、ご芳名を銘板に掲載します。(ご希望の方のみ)

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

50,000


alt

希望者:妙法護摩木5本/銘板にご芳名記載コース

●寄付領収証
●理事長からのお礼状
●松ヶ崎妙法送り火護摩木5本(ご希望の方のみ)
 2022年8月16日の「妙法」送り火の火床で焚き上げます。返送用の封筒に願い事を記して返送下さい。)
●防鹿柵の近くに寄付を頂いた方へ感謝の意を込めて銘板を設置し、ご芳名を銘板に掲載します。(ご希望の方のみ)

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

100,000


alt

希望者:妙法護摩木10本/銘板にご芳名記載/点火現場ご案内コース(3組限定)

●寄付領収証
●理事長からのお礼状
●松ヶ崎妙法送り火護摩木10本(ご希望の方のみ)
 2022年8月16日の「妙法」送り火の火床で焚き上げます。返送用の封筒に願い事を記して返送下さい。)
●防鹿柵の近くに寄付を頂いた方へ感謝の意を込めて銘板を設置し、ご芳名を銘板に掲載します。(ご希望の方のみ)
●松ヶ崎妙法送り火の点火現場ご案内
 (ご希望の方のみ。但し悪天候時は中止)
 ◎先着3組(1組2名まで)
 ◎「妙」の点火現場にご案内(2022年8月16日20時
05分点火~25分消火、涌泉寺上人の読経回向あり。)
 ◎この中の希望者には、「法」の字山の点火火床・遮断柵及び
山頂付近のコバノミツバツツジ防鹿柵の見学と山頂から大文字(如意ケ嶽)や京都市内等を眺望して頂きます(8/16日午後2時頃にご案内)

寄付者
2人
在庫数
1
発送完了予定月
2022年3月

100,000


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希望者:妙法護摩木10本/銘板にご芳名記載コース

●寄付領収証
●理事長からのお礼状
●松ヶ崎妙法送り火護摩木10本(ご希望の方のみ)
 2022年8月16日の「妙法」送り火の火床で焚き上げます。返送用の封筒に願い事を記して返送下さい。)
●防鹿柵の近くに寄付を頂いた方へ感謝の意を込めて銘板を設置し、ご芳名を銘板に掲載します。(ご希望の方のみ)

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

プロフィール

松ヶ崎立正会(松ヶ崎妙法保存会)は、松ヶ崎妙法送り火とともに、松ヶ崎題目踊り・さし踊りの保存・継承(伝承)事業、松ヶ崎に関する古文書、民具、農具等の保存事業を実施しています。これらの事業を通じて、郷土文化の振興と地域の発展に寄与することを目的としています。この送り火の伝統行事は、他の京都五山送り火とともに、京都市登録無形民俗文化財(1983年(昭和58年))に定められており、京都の観光文化の振興の面からも、京都市、京都府をはじめ、関係団体、地元経済界から、永きにわたり、ご支援を頂いています。当立正会は、妙法保存会とも呼称されてきました。(任意団体としての発足から、90年が経過しています。)2013年(平成25年)10月に、財団法人(1978年(昭和53年)設立)から、公益財団法人に移行しました。

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