トラクターと緊急車両を送り、地雷除去後の村に産業拡大の希望と安心を

寄付総額

5,243,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
266人
募集終了日
2022年6月23日

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プロジェクト本文

2023年4月30日まで、IMCCDが支援する

クマエ蒸留のお酒をご紹介する
クラウドファンディングに挑戦しています!
フランスでも絶賛を受けたカンボジアのお酒を
皆様にお届けさせてください。


詳しくはこちらから

 

 

1970年から22年もの間続いたカンボジア内戦時に埋められた地雷が残っていたタサエン村では、住民参加型の地雷除去活動の結果、今では農地となり、作物を育てることができています。

 

さらに、収穫したキャッサバ芋・サトウキビ・ジャスミン米を使った、焼酎やラム酒の製造にも取り組んでおり、日本企業からの高い評価をいただいています。

 

今回、この取り組みを後押ししたいと、愛媛県から農業用トラクターと救急車、消防車を寄贈いただきました。本クラウドファンディングでいただいたご寄付は、計5台の車両を現地へ輸送するための費用とメンテナンス費に充てさせていただきます。

 

住民たちが、今後も希望を持って事業を拡大させていき、安心安全な生活が送れるように、ご寄付をよろしくお願いいたします。

 

クラウドファンディングの概要

- カンボジアに愛媛から消防・救急・農業車両を寄贈したい -

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。認定NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD) 理事長の高山良二です。


IMCCDは、ポルポト軍最後の激戦地で特に地雷汚染が深刻なカンボジア・バッタンバン州カムリエン郡タサエン村を拠点に、地雷除去活動を行っている団体です。カンボジアには内戦時に埋められた地雷が未だ400万個~600万個残されており、私たちは 「住民参加型地雷除去活動」に取り組んできました。

 

IMCCDが、処理した地雷・不発弾は今や約2600個以上。地雷を処理した土地は、東京ドーム約62個分に相当します(2022年3月末現在)。

 

過去4回クラウドファンディングに挑戦し、本当に多くの方からご支援をいただき、これまでの活動を推進することができました。改めて感謝申し上げます。(2016年7月2019年5月2019年12月2020年12月

 

 

20年近くの地雷撤去活動を経て、東京ドーム約62個分という広大な範囲の地雷原を安全な大地に変えてきました。そしてその地雷原は、農地となり作物が育ち、村にも地域住民にも潤いをもたらしています。さらに、多くの方の協力を得て、収穫できた作物を活用した地場産業を興すこともできています。

 

そうして興った(おこった)カンボジアの地場産業発展のモデル会社:クマエ蒸留Co.,Ltd.では、キャッサバ芋・サトウキビ・ジャスミン米を使って、焼酎やラム酒の製造に取り組んでいます。その品質は日本のある酒類卸業社さんからも、「これは有名ブランドのブランデーやスコッチ・ウイスキーをも凌ぐ品質だ!」と最高級のブランデーとしての評価を頂いています。

 

クマエ蒸留Co.,Ltd.のキャッサバ芋焼酎

 

さらに昨年は、この取り組みを後押ししたいというありがたい申し出をいただき、愛媛県から農業用トラクターをご提供いただきました。トラクターの輸送には、民間企業様や皆様からのご寄付を活用させていただきました。トラクターの導入によって生産効率は格段に上がり、大活躍してくれています。

 

そして今年、愛媛県から更にトラクターを1台、そして住民の暮らしを守る救急車と消防車を寄贈いただけることになりました。とはいえ、実際にカンボジアへ輸送させ、導入するためには初期コストが必要です。今回のクラウドファンディングでは、その輸送にかかるコストやメンテナンスの費用を是非、ご寄付いただけないかと考えております。

 

タサエン村の住民たちにとってもこの事業は「希望」そのものであり、今後も拡大させていく必要があります。地雷が除去された後、誰もが希望をもって生きていける村づくりを行うために、ぜひ皆様のご寄付を頂戴できますと幸いです。

 

 

クラウドファンディングに取り組む背景

- 地雷畑が村にとっての希望に。更に暮らしやすいまちづくりのために。 -

 

今日に至るまでに、本当にたくさんの苦労がありました。悲しい事故もあり、淡々と語ることは難しいのですが、多くの努力があり、地雷原だった土地は、畑に代わり、たくさんの作物が実っています。産業も生まれ、雇用も生まれました。

 

もともと地雷原だった地で、今は多くの方が安心して農業に取り組むことができています。

 

そして昨年寄贈いただいたトラクターは、農地を駆け回り、恵みをもたらしてくれています。

 

愛媛県立農業大学校で使われていた大型トラクターがカンボジアのバッタンバン州に寄贈され、州知事の計らいでクマエ蒸留会社の畑で使わせていただくことになり、10ヘクタールの畑を耕したり、除草作業に使っています。

 

愛媛県からご寄贈いただいた愛媛県立農業大学校のトラクター。
IMCCDの地雷・不発弾処理チームが探知し、安全を確認した10ヘクタールの畑で、早速、除草作業などが行われました。
2500本のバナナの畑での作業はみるみるうちに除草作業がはかどりました。愛媛の皆さんに心から感謝を申し上げます。

 

これは「愛媛県とバッタンバン州の友好交流・協力活動の構築に関する覚書」に愛媛県の中村知事・バッタンバン州のラタナ知事が調印され、繋がったものです。民間の会社からもご寄贈の物資が寄せられ、また、輸送費用などが民間からご寄付され、まさに官民一体となったご支援で導入が叶いました。

 

愛媛県の中村知事・バッタンバン州のラタナ知事のZOOM会談の様子。

 

今後、更なる交流をもって、州民、県民の希望が膨らむことを切に願います。ご努力下さった官民の関係各位に心からお礼申し上げます。ありがとうございます。もちろんまだ地雷撤去活動は続いていますが、ここまで来ることができたのはご協力いただいた皆さまのおかげです。

 

帰国し、この成果を報告させていただいたところ、愛媛県より更に車両のご提供をいただけることとなりました。また、その中でカンボジアには救急車や消防自動車が不足していることをお伝えしたところ、ご協力をいただけることになりました。

 

2022/01/21(金)愛媛県越智郡上島町の上村町長さん、上島町消防署の小林署長さんにお会いして、カンボジアのニーズをお知らせしました。消防車や救急車を海外にお送りされたご経験のある古川さんと渡部社長にご同行頂き、調整を進めています。

 

また、県からの救急・消防車両の寄贈に加えて、民間企業さまから更にトラクターを寄贈いただけることになりました。

 

 

今回のクラウドファンディングについて

- 皆様のご寄付の使いみち -

 

今回、皆様からお寄せいただいたご寄付は、ご紹介した車両計5台の輸送・メンテナンス費用等に充てさせていただきます。40FEETコンテナでトラクターを送った前回と比較すると、今回は大型の消防車なども含まれ、またコロナにより輸送費の大きな変動もあるため、多額の費用が必要になっています。

 

IMCCDとして、今回は確実に活動を実施することをお約束する「All in型」でクラウドファンディングに挑戦します。目標金額の500万円に満たなかったとしても、IMCCDの留保金を一部活用して実施したいと考えておりますが、予算繰りの関係もあり、お力添えを賜りたい次第です。

 

■カンボジアでのメンテナンスについて

 

カンボジアで車などの部品を手に入れるのは難しいように思いますが、実際は何とかなるものです。ご寄贈頂いた日本製の大型トラクターのアタッチメントの部品が壊れた際にも、農機具屋さんに部品屋さんが軒を連ねる場所を教えて頂き、そこに行って調達できました。
 

トラクターのアタッチメントを調達した際の様子。

 

カンボジアにはいろんな国から廃車になった車などが運ばれてきて、様々な部品が集められて販売しているお店があります。私は「こんなところに日本製のトラクターの部品があるのかなあ??」と、半信半疑でしたがIMCCD現地副代表のソックミエン氏が店のオーナーと話し合って見つけ出し、新品で20ドルで手に入りました。

 

皆様から頂いた大切なトラクターですので、こうしたメンテナンスも行い、活用していければと考えています。

 

■輸送する車両のご紹介

 

 

 

■ご寄付の使途

・救急車3台、消防車1台、トラクター1台の計5台の車両輸送費用

・それぞれのメンテナンス費用

・READYFOR手数料

 

※今回のご寄付をいただいた後、なるべく早く現地へ輸送したいと考えていますが、コロナの状況により、輸送時期が変動する可能性があります。2023年6月までに完了するように進めてまいりますが、万が一それまでに完了しない場合は、皆様へ報告させていただきます。

 

※寄贈することについては、すでに現地の方より同意を得ています。

 

 

皆様へのお願い

 

カンボジアで地雷・不発弾を処理しながら、地域の復興支援活動に携わっています、高山良二です。

 

勝手ながら、私の思いは、「後から来る人たちのために」何ができるかを人生のテーマにしております。それで、皆で一緒にそのテーマに向かえば、素晴らしく心地のいい社会ができると思います。

 

今年2月にロシア軍によるウクライナ戦争が勃発し、大変悲しく遺憾な国際情勢になっています。どういう理由があろうともやってはいけないことは、やってはいけないのです。

 

認定NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)は、「平和の種になりたい」を目指した活動している中で、愛媛の皆さんが「官民一体」となったご支援でカンボジアのバッタンバン州との間で「友好交流・協力活動の構築に関する覚書」が2020年1月に締結され、早速具体的な動きが実現しています。

 

更に、今回も農業用のトラクター1台、救急車3台、消防車1台の提供がありました。早速、これらをカンボジアに輸送して現地の方に有効に使っていただきたいのですが、輸送経費が捻出できず、誠に心苦しいのですが皆様にご協力をお願い致しております。戦争をすることではなく、皆が助け合って生きていく人類社会、新しい形の国際協力活動にご理解を頂ければ大変有難いです。
 

 

 

税制上の優遇措置について

 

本クラウドファンディングでご寄付いただいた皆さまには、お礼のメールのほか、カンボジアまでいらしていただけた際には、活動の視察をいただけます。

 

また、当会(認定NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD))へのご寄付は、寄付金控除等の税制上の優遇措置(減税)の対象となります。寄付金控除を受けるには、確定申告の際に当会が発行した付受領書の添付が必要です。 寄付受領書は、ギフト送付先としてご登録いただいたお名前を宛名として作成します。

 

寄付の受領日(領収日):

READYFORから実行者に入金された日となります。2022年8月10日を予定しております。

 

寄付受領書の発送日:

2022年9月末を予定しています。発行までお時間をいただきますが、予めご了承願います。

 

詳細はこちらのホームページを参照ください。

 


●ご寄付いただくにあたってのご留意事項

 

○ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

 

○寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

○ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金受領証明書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

 

○銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

 

○ ご寄付に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
NPO国際地雷処理・地域復興支援の会代表(高山良二)
プロジェクト実施完了日:
2023年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

カンボジアへの車両計5台(トラクター1台、消防車両1台、救急車両3台)の輸送・メンテナンス費用に充てさせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上でのリスクについて
特に問題なし
リターンを実施する上でのリスクについて
特に問題なし

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プロフィール

元自衛官。カンボジアPKOに派遣され地雷の被害を目の当たりにする。2002年からカンボジアの人々と共に最前線で地雷や不発弾除去を続けている。

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プロフィール

元自衛官。カンボジアPKOに派遣され地雷の被害を目の当たりにする。2002年からカンボジアの人々と共に最前線で地雷や不発弾除去を続けている。

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