プロジェクト終了のご報告
この度は【JAXA「宇宙をもっと身近に。」宇宙体験・交流コンテンツの充実化へ】のクラウドファンディングをご支援いただき心より感謝申し上げます。
本プロジェクトはコロナ禍の影響がまだ残る、2022年8月5日~9月26日に実施させていただきました。コロナ禍により、人々の「交流」の機会が減っていた中、「宇宙をもっと身近に。」感じていただくためには「交流」のアップデートをし、新たな仲間作り(フレンドレイジング)が必要だと感じていました。そして、これを成し遂げるには私たちJAXAだけの力ではなく、なにより皆さん(フレンズ)の協力が重要だと考えました。
2022年8月5日より開始したクラウドファンディングは、おかげさまで9月2日に第一目標金額の500万円に到達することができました。多くの皆さまからの温かいご支援に感謝するとともに、何より我々の心が動かされたのは、皆さまから日々届く、応援と励ましのメッセージでした。この応援を受け、次の目標(ネクストゴール)を600万円に設定し、さらに多くの皆さまからのご支援、そして応援を受け、最終的にはネクストゴールも上回る7,285,000円のご寄附を400名以上ものフレンズの皆様からご支援いただきました。
皆さまからのご支援により、「交流」のアップデートとして、月・惑星等データの一般利用拡大に資する体験型コンテンツの制作、交流環境整備、イベント開催などをさらに充実したものにすべく、以下の活動を行いましたので、感謝の気持ちとともにここにご報告させていただきます。
このプロジェクトを通して、皆さまに少しでも「宇宙をもっと身近に。」感じていただくことができたのであれば幸いです。引き続き、様々な形で、「交流」のアップデートを図り、更に「宇宙をもっと身近に。」していくため、「フレンドレイジング」(仲間作り)に取り組んでいきたいと考えておりますので、今後とも応援のほど、よろしくお願い致します。
改めて、本プロジェクトを支援、応援いただいた皆さまにお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
本クラウドファンディングの開始にあたって応援メッセージをいただき、インタビューもさせていただいたプロロッククライマーの倉上慶大さんが2024年6月26日にご逝去されました。心より哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。
2024年6月
JAXA相模原キャンパス クラウドファンディング関係者一同
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<ご支援いただいた資金使途等についてのご報告>
● 月・惑星等データの一般利用拡大に資する体験型コンテンツ検討・制作
2024年4月10日、JAXA相模原キャンパス 宇宙科学探査交流棟に体験型コンテンツ「タッチダウン・チャレンジ ~君の手で、はやぶさ2をリュウグウに導こう~」【映像体験バージョン】を設置いたしました。
本コンテンツは小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウにタッチダウンする瞬間を皆さまに体験いただけるよう、東京藝術大学の八谷和彦教授と天文仮想研究所(VSP)の皆さんにご協力いいただき、タッチダウンの瞬間をドーム型スクリーンに映し出し、映像にて体験いただくものです。
さらに、2024年6月9日からは【着陸体験バージョン】として、自身でコントローラ(3Dマウス)を操作し、小惑星探査機「はやぶさ2」のタッチダウンを体験いただくものへアップデートしました。ぜひJAXA相模原キャンパスにお越しいただき、ご体験ください!
<関連活動報告>
クラウドファンディングによる体験型コンテンツ【着陸体験版】の公開について
クラウドファンディングによる体験型コンテンツの公開について
● イベント開催
・JAXAアカデミー
宇宙教育センターは、地球規模の問題を解決する上で重要な役割を果たすトピックを選択し、宇宙航空を題材にもっと学びたいと思っているすべての人に教育機会を提供するための場として「JAXAアカデミー」を開始しました。2022年8月に開催した初回では、夏休みの自由研究の優秀者を相模原キャンパスにお招きして発表会をライブ配信で行い、オンラインとオンサイトでの出会いや交流が生まれました。
JAXAアカデミー 当日の集合写真:宇宙科学探査交流棟にて
・ギフト:超特別公開(施設見学&國中所長ゼミコース)
・ギフト:超特別公開(施設見学&研究者との座談会)
・ギフト:オンラインイベント
本プロジェクトのギフトとして様々なイベントを企画し、多くの皆さまとJAXA相模原キャンパスのみならず、オンラインでも交流させていただきました。
超特別公開 (左)研究者との座談会 (右)國中所長ゼミ の様子
<関連活動報告>
~JAXA相模原キャンパス活動報告~
● 交流環境整備
ご支援の一部を活用し、「新たな憩いの場」を宇宙科学探査交流棟の周辺に設けました。JAXA相模原キャンパスにお越しいただいた方々に季節の移り変わりや癒しを感じていただき「今度はこの季節に見に来たいね。」と思っていただけるよう、新たな交流・記念撮影スポットとなるよう、花壇の新設や記念樹の植樹を行いました。
「はやツー君」をイメージしたアート花壇※
※2022年度当時。季節ごとに新たな装いで整備しております。
ハナミズキ(花言葉:返礼、永続性)
交流環境整備につきましては、いただいたご支援の残額を活用し今後も継続して活動を行う予定です。
<関連活動報告>
交流環境整備について(新たな憩いの場)
● ギフト(非売品JAXAグッズ、寄附者御芳名)
公式HPへのお名前掲載(希望者)については、こちらに掲載させていただいております。
<収支報告>
● プロジェクト概要と集めた資金の使途(プロジェクト概要ページからの再掲)
いただくご寄附は、月惑星等データの一般利用拡大に資する体験型コンテンツの検討・制作、交流環境整備・イベント開催等に活用させていただくとともに、一部を間接経費として、JAXAの事業推進に必要な施設管理費等に充当いたします。また、READYFOR手数料、ギフト準備等にも使用させていただきます。
● 総収入・総支出額
総収入額 |
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ご寄附 |
7,285千円 |
総支出額 |
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月惑星等データの一般利用拡大に資する体験型コンテンツの検討・制作、交流環境整備・イベント開催等 |
5,030千円※ |
JAXAの事業推進に必要な施設管理費、READYFOR手数料、ギフト準備等 |
2,255千円 |
合計 |
7,285千円 |
※一部残額を活用させていただき、今後も継続して交流環境整備等を行う予定です。