１月２７日に第９例目の０歳男児を仙台空港から静岡空港まで搬送しました

ご報告が遅くなりましたが、２０２５年１月２７日に、皆様の多大なるご支援のお蔭で、９例目の0歳女児（薬剤抵抗性の上室性頻拍）を、宮城県立こども病院　⇒　仙台空港　⇒　静岡空港　⇒　静岡県立こども病院に搬送できました。

搬送チームがあいち小児保健医療総合センターが担当し、搬送元の静岡県立こども病院に三角搬送（自施設以外に搬送すること）を行いました。

搬送チーム（あいち小児保健医療総合センター）が県立名古屋空港で飛行機に乗り、仙台空港に到着し、宮城県立こども病院からドクターカーで仙台空港に到着した患児を、機内に搬入しました。

１１時３５分に仙台空港を離陸しました。搬送中、患児の状態は非常に安定していました。

１２時３５分に無事に静岡空港に到着しました。

その後、静岡県立こども病院のドクターカーで搬送されました。その緊急自動車の中で、車の騒音や振動のためか、上室性頻拍を頻回に発生し処置を要しましたが、１３時５０分に無事に静岡県立こども病院に到着しました。

搬送翌々日にカテーテルアブレーションを行い、無事治療に成功しました。その後、抗不整脈薬を中止しましたが、頻拍はまったく見られなくなりました。同伴されたお母さまも感謝されています。

このような搬送を実施できたのはひとえに皆様のご支援のお蔭です。

今後とも何卒、ご支援いただきますようお願い申し上げます。