支援総額
目標金額 7,000,000円
- 支援者
- 473人
- 募集終了日
- 2022年2月24日
イマジンを現実に!与え合う世界を創る、アースキャラバンサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 7人
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 11,688,000円
- 支援者
- 785人
- 残り
- 76日
病院に防音室設置|夭折のチェリスト「山本栞路」の想いを叶えたい
#子ども・教育
- 現在
- 7,205,000円
- 支援者
- 411人
- 残り
- 16日
1400年続く「松煙墨」が途絶える危機。国産松煙の製造を継承する!
#地域文化
- 現在
- 3,673,000円
- 支援者
- 431人
- 残り
- 24日
Science Tokyoの挑戦!大型ロケットで宇宙へ!
#子ども・教育
- 現在
- 3,545,000円
- 寄付者
- 105人
- 残り
- 1日
スポーツ障害に悩む若者や痛みに苦しみながら働く全ての人を助けたい!
#まちづくり
- 現在
- 9,360,000円
- 支援者
- 173人
- 残り
- 11日
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
#子ども・教育
- 現在
- 23,164,000円
- 寄付者
- 1,055人
- 残り
- 6日
プロジェクト本文
終了報告を読む
47都道府県で体験教室を開催するためのご支援を
みなさん、はじめまして。私は山梨県で「縄文大工」として活動する、雨宮国広と申します。縄文大工とは、石おのを使いものづくりをする大工のことです。
縄文大工になる前は、一般住宅や社寺建築などを手がけていました。使用する建築材料の中には、有害な物質が含まれているものもありました。そのような材料を使用したことがきっかけで「なぜぼくは有害物質を吸い込みながら、命を縮めるものづくりをするのだろう」と考えはじめました。
それから30年経ち、現代は「人新世」と名付けられました。人類の暮らしが、地球の生態系や気候を変えてしまうほどの「大きな力」となったからです。ならばその大きな力を、より良い方向に発揮できるように、舵を切ればいいのではないでしょうか。人類は地球という舟をより豊かにするために誕生したのですから。
「Jomonさんがやってきた!」は、道具を手にしてものをつくる唯一無二の人間として、地球上の全ての生き物たちが「しあわせになれるものづくり」を実践していくプロジェクトです。
北海道から沖縄まで全国のキャンプ場を回り、地球の未来を担う子どもたちと共に、石おので丸木舟を作ります。「道具を手にものづくりをする人間らしさ」を体感してもらうことで、子どもたちと一緒に「地球上のすべての生き物のことを思いやるものづくり」について考えていきます。
今回のクラウドファンディングでは、全国ツアーの約3分の1(北海道から14番目の山梨県まで)の資金を募らせていただきます。全国の子どもたちの力を集結して、丸木舟が2023年5月沖縄で完成を迎えられるように、皆さまのお力をぜひお貸しください。
縄文大工 雨宮国広
はじめまして。Jomonさんこと、縄文大工の雨宮国広です。「Jomonさんがやってきた!」は、杉の木の命を石おのでいただき、全国ツアーをしながら子どもたちと丸木舟を作り、試乗体験をするプロジェクトです。子どもたちは、人類がものづくりをするために最初に発明した道具である「石おの」を使い、杉の木の伐倒や丸木舟作りに挑戦します。
この子どもたちのための体験教室は、全て参加費無料で開催します。これまでの運営費も、過去のクラウドファンディングによるご支援のみで賄ってきました。
「人類にとって道具とは何か」ということを、子どもたちと共に考えることがこのプロジェクトの目的です。
私たちは道具を使いものをつくる唯一無二の生き物である人間として、道具の使い方を考え直す必要があると考えています。道具は暮らしを支える大切なものですが、その便利さが、人間以外の生き物たちを苦しめているとしたら・・・。
このプロジェクトを通じて、地球上の全ての生き物が「楽しく、仲良く、面白く暮らせるものづくり」を、未来を担う子どもたちと共に作り上げていきましょう。
▌Part 1. 杉の命をいただく(2021年8月開催済み)
奥三河の古戸山(愛知県北設楽郡東栄町)にて、山主様からプロジェクトへのご賛同をいただき、江戸時代に生まれ令和まで生き抜いてきた250歳の杉の巨木の命をいただきました。
子どもたちとの石おの作りから始まり、子どもたちと畏れ敬い木と心を通わせながら、命とじっくり向き合った夏休み期間。「生きることは、他の命をいただくこと」この耐え難い残酷な行為を通して、「なぜ人間は石おのを手にし、木の命をいただいたのか」という原点の問いをみんなで考えました。
※開催時の様子はこちらからご覧いただけます。
▌Part 2. 丸木舟作り全国ツアー(2022年5月〜2023年5月)
Part 1で伐採した杉の丸太(全長11m50cm、重さ約4t)をトラックに乗せて、北海道から沖縄まで、全国47都道府県を巡ります。2022年5月に北海道からスタートし、各地のキャンプ場で、参加者の子どもたちと一緒に石おので丸木舟作りをします。毎週土日(2日間)の体験教室を開催しながら南下を続け、47箇所目の沖縄の海で、2023年5月に丸木舟を完成させる予定です。
■体験教室1日目
午前中は、Jomonさんこと雨宮国広(愛称:くにちゃん)が自作した絵本や、現代の機械道具、文明の象徴、鉄の道具などと共に、ものづくりのお話を優しく語りかけます。午後からは、自分の石おのを自分で作ります。半日ほどで作れる簡単なものですが、意外と使えます。
■体験教室2日目
2日目の作業は、丸太が舟になっていく進行状態により、作業内容が各地域によって違いますが、基本的に原始の道具(石おの・木の楔・木槌・動物の骨や貝)などを使って丸太を削っていきます。湖や海のあるキャンプ場では、午後のひと時に、くにちゃんが手作りした丸木舟の試乗会も予定しています。
2日間かけて、石おのを手にし、木の命と向き合い丸木舟を作ります。きっと一人ひとりが何かを感じることでしょう。その全国のみんなの思いがひとつの形となり、丸木舟となった時、私たちはその舟から「素晴らしい暮らしを築く航海」とは何かを学ぶことができるはずです。
※開催日程は変更になる場合がございます。各県の日程とお申込状況はこちらからご確認ください。
▌Part 3. 原始航海体験(2023年7月〜)
全国各地の湖や海で、完成した丸木舟での試乗体験教室を開催します。私たち人類が丸木舟(地球船)を転覆させないで漕ぐにはどうしたらいいのか?全国の皆さまと考えていきます。
■2023年7月末頃(申込不要)
美しい沖縄の海にて、進水の式典と第1回目の試乗体験教室を開催します。
■2023年8月〜
山口県の瀬戸内の海で、その後静岡県の浜名湖で、「三万年前の航海プロジェクト」に参加したクルーの指導のもと、原始航海の体験教室を開催します。
■2023年9月〜10月(申込不要)
山梨県の富士五湖の1つである西湖にて、毎週土日(全9回)に、試乗体験教室を開催します。
西湖は、世界でここにしかいない幻の魚「クニマス」の生息地で、湖底には「フジまりも」と呼ばれる藻玉の美しい森があります。加えて、1200年前の富士山噴火によってできた溶岩体に、広大な樹海が広がっています。人工物がない森で、富士山を眺めながら「青龍が棲む」といわれる神秘的な西湖での試乗体験では、原始時代にタイムスリップしたかのような航海を満喫できます。
これらの原始航海体験を通して、操縦が非常に難しい丸木舟をみんなと力を合わせて立派に漕げるクルーたちが誕生してくれることを願っています。
※開催日程は変更になる場合がございます。各日程と抽選のお申込はこちらからご確認ください。
▌クラウドファンディングで実現すること
前述の通り、子どもたちのための体験教室は、全て参加費無料で開催します。これまでの体験教室も、過去のクラウドファンディングのご支援のみによって開催が実現してきました。
今回のクラウドファンディングでは、Part 1の開催費の不足分と、Part 2開催に必要な資金の一部を募らせていただきます。来年からスタートする丸木舟作り全国ツアーは、山梨から北海道まで11m50cmの丸太をトラックで運び、北海道から各地で体験教室を開きながら南下して山梨に戻ることが、皆さまからのご支援によって可能になります。
ただし今回の第一目標で募るのは、全国ツアー運営費の全体の約3分の1です。第二目標以降でいただくご支援で、その先の山梨から沖縄までの開催が可能になります。全国の子どもたちに「三万年前のものづくり」を体感してもらうために、皆さまからのあたたかいご支援をお待ちしております。
■第一目標金額:700万円
■資金使途:「Part 1. 杉の命をいただく」開催費の不足分、「Part 2. 丸木舟作り全国ツアー」の開催費(北海道―山梨間のトラックレンタル費、ガソリン代、他人件費などの開催費)
※ 新型コロナウイルス感染拡大等の影響で、体験教室を止むを得ず中止・延期させていただく場合がございます。万が一中止・延期となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。
「Jomonさんがやってきた!」プロジェクトは、代表である私、Jomonさんこと雨宮国広のこれまでの経験と、その中で抱いた想いをもとにはじまりました。
私の職業は「縄文大工」です。この仕事をしている人は、おそらく世界中で私だけではないかと思います。仕事内容は、地球上のすべての生き物たちが「楽しく、仲よく、面白く暮らせるものづくり」をすることです。
雨宮国広 Kunihiro Amemiya
1969年山梨県甲州市生まれ。縄文大工、建築家、地球元気村特別講師。アルバイトで経験した丸太の皮むきをきっかけに、大工の道へ進む。文化財修復の仕事の際、先人の手仕事に出会い感動。機械を使わず手道具のみで施す伝統的な手法に傾倒する。人類が使う道具の原点である石おのに出会ってからは、縄文時代の手道具を用いたものづくりを通して、効率主義では産み出せないすべての命を大切にするような人間の暮らしのあり方を提唱している。現在は手道具のみで自作した小屋に暮らす。
2014年 NHK番組「超絶凄ワザ!」に超絶技巧の大工として出演
2015年 能登半島 真脇遺跡での縄文住居の復元に携わる
2017〜2019年 国立科学博物館主催「三万年前の航海、徹底再現プロジェクト〈完結編〉」に携わり、丸木舟を木の伐採から仕上げまで石斧だけで製作し、完成した舟は台湾から与那国島までの航海に成功
2020年 初の著書『ぼくは縄文大工 石斧でつくる丸木舟と小屋』(平凡社新書)出版
2021年 日本テレビ「所さんの目がテン!」に丸木舟作りの講師として3週連続出演
2021年 NHKBSプレミアム番組「やみつき人生」に出演
2021年 テレビ朝日「激レアさんを連れてきた」に出演
▌縄文大工への道
私は小さな頃から、自然の中で遊ぶのが大好きな少年でした。中学生の頃に山で遭難した体験から、「自然は人間の振る舞い次第で、楽しいものにも怖いものにもなる」こと、そして「自然の中で楽しく遊ぶには、まずは自然のことを知らなければいけない」ことを痛感し、子どもながらに「自然とは何なのか」といった哲学的思想が芽生えました。
高校卒業後、私は知人の紹介で丸太の皮むきのアルバイトをはじめ、そこでさらに「道具を使う楽しさ」を知り、大工を目指しはじめます。
大工修業では、創意工夫しながら道具と向き合い、使いこなしていく過程がとても楽しく感じました。同時に、親方が手道具を使っている姿の「人と道具の一体感」に魅せられた私は、24歳で宮大工の世界へと飛び込みました。そして30歳までの6年間、宮大工の仕事で昔の建物と触れ合う中で、先人の手仕事に感動し「建物を手道具だけで作り上げたい」と思うようになりました。
その想いを叶えるため独立した私は、その後さらに「現代産業の機械的、効率的なシステムを変えたい」と考え、せめて「自分自身のものづくりのスタイルを変えてみよう」と、2009年に石おのを手にします。それまでは、道具といえば鉄器や機器だけだと思い込んでいましたが、石おのを自作し一振り木に打ち込んだ瞬間、石おのの素晴らしさに衝撃が走りました。以来私は、石おの研究に熱中するようになりました。
▌3万年前の航海 徹底再現プロジェクト
2015年、石川県能登町にある真脇遺跡での「縄文小屋づくり」プロジェクトからの依頼を受け、2017年に日本で唯一の木組み工法の縄文小屋を完成させます。石おのの能力の高さと、木組み工法が縄文時代にもできたことを実証することができた瞬間でした。
この素晴らしい石おので、さらなる高度なものづくりがしたいと思っていた矢先に、国立科学博物館から「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」で使用する丸木舟製作の依頼をいただきました。
マンモスがいた頃の旧石器時代、私たちの祖先はどうやって日本列島に渡ってきたのか?彼らの本当の姿を解明すべく、2016年に国立科学博物館主催ではじまったこのプロジェクト。草や竹を使った舟を使った実験は海流を乗り越えられずに失敗し、最後の可能性として丸木舟が挙げられたのです。
私たちは3万年前の石おのと縄文時代の石おので伐採実験を行い、驚くことに直径1m20㎝ほどもある杉の巨木を切り倒すことができました。その後の丸太を舟にする過程は試行錯誤の連続でしたが、最終段階で1番良い舟を作り上げることができ、2019年7月、小さな5人乗りの丸木舟で、台湾から与那国島(日本最西端)までの225㎞、45時間の大航海を見事成功させました。
このプロジェクトに参加したことで私は、「野蛮人」の一言で片付けられてきた原始人たちの本当の姿を目の当たりにしました。彼ら原始人は、まさに今世界が求める、自然環境と動植物や人間の調和のとれた暮らし(エコロジカルバランス)の実践者だったのです。
▌原始人の本当の姿を伝えたい
2019年「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」終了後、私はまずは子どもたちに、原始人の本当の姿を伝えることこそが自分のやるべき仕事なのだと考えました。なぜなら原始人は、今世界が目標にする「持続可能な暮らし」を、何百万年も続けてきた偉人だからです。
私は地元の小学校で丸木舟試乗体験教室を開催したことを皮切りに、さらに多くの小中学校で学びの場を開くことを目指し、活動をスタートさせました。
ところが、コロナ禍によって公共の場での授業は一切できなくなってしまいました。そんな中、キャンプ場での授業に活路を見出した私は、山梨県西湖にあるキャンプ場にて、2020年夏に一隻の丸木舟を子どもたちと作り上げました。
「Jomonさんがやってきた!」は、そんな経緯を経て立ち上がりました。このプロジェクトは「丸木舟作りは楽しいぞー」「原始人は凄いぞー」と叫ぶことだけが目的ではありません。その内なる声は「命をいただく行為について考える」ことと「みんなの舟をつくる」ことです。
私たちが生かされているのは、他の生き物の命をいただいているからです。しかし私たちは、その命に対して「いただく理由」を伝えているでしょうか?相手との対話なしに一方的に力で奪い取るのでは、「いただく」のではなく「殺す」行為になってしまいます。
Part 1では、子どもたちに杉の木と対話してもらうことを試みました。私たちは杉の木に「立派な舟を作ります」と約束しました。「地球上のすべての生き物たちが、楽しく仲よく面白く航海できる舟を作ります」と。この舟は人間だけのものではありません。過去や未来も含め、すべての生き物が乗船できる舟なのです。
Part 2では、人類の壮大な夢の実現に向けて、心をひとつにし、沖縄ですべての生き物たちと輝く未来に向けて出航しましょう。
丸木舟作りには、子どもたちの目をキラキラと輝かせる力があります。自分の力でものをつくる楽しさを味わうことは、まさに他の動物との違い、道具を手にしてものをつくる「人間らしさ」の体感と言えます。私は多くの子ども達にこの体験の場を作り、「全ての生き物たちにとってやさしいものづくりとは何か」を、共に学び合いたいのです。
一説によると、古代文明が滅びたのは、森の木を乱伐したことが原因だと言われています。同じ過ちを繰り返さないよう、「森が滅べば、全生命が滅ぶ」という生態系のシステムを理解しながら、石おのを入れていきたい。この原理こそ、持続可能な暮らしを生み出す、重要な指針となるからです。
私はこれまで原始のものづくり体験を通して、「原始人の生き方」に「新しい世界の暮らし」を創造する鍵があることを感じてきました。世界中の人たちが、「文明的な暮らしが、破滅的な暮らしになっている」ことを実感している今こそ、新しい暮らし方に挑戦していく時ではないでしょうか。なぜなら、地球に暮らす全ての生き物の気持ちを考えられる優しい心こそ、人間らしさの証しだからです。
今回の「Jomonさんがやってきた!」を第一幕とすれば、この後は丸木舟の活用という新たな舞台、実際に大海を航海することを考えています。第二幕は与那国島から沖縄本土を目指す、原始航海です。第三幕は沖縄から九州、そして日本海を北上して北海道へ、さらに太平洋を南下し東京、そして九州へ帰還という「日本一周への挑戦」です。
この新たな挑戦を通して、地球船をより豊かにするための活動の波を大きくしていけるのではないかと考えています。そのためにも、全国の皆さま、まずは無事に来年の全国ツアーがスタートを切れるように、ぜひともあたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。
風間深志(冒険家/NPO法人地球元気村村長)
Jomonさんこと雨宮国広さんとは、約7年ほど前から。
山梨県・北杜市のイングリッシュガーデンに“パーゴラ”と呼ばれる棚小屋を、雨宮さんが手斧などの手道具を振い造っている現場だった。
「ちは〜!」(僕)
「いや、どうも。お会いしたかったです!」と、雨宮さん。
僕たちはある共通した友人の「とにかく会ってみろ!」の言葉で、いつか会う運命にありました。理由はどこか同じ匂いがする、、でした。
以来、僕たちは、この時代「人はもっと自然に従順に生きなければならない」が共通語となり、雨宮さんは本物?のJomonさんとなって、世の人々に縄文の生き方に学べ!を叫んでいます。
この「丸太舟」作りの全国キャラバンは、きっと世の中を変える強いメッセージ性を持っています。どうか、皆さんのご協力をお願いいたします。
山田昌久(東京都立大学大学教育センター特任教授)
雨宮さんと石斧の出会いについて差し渡し役になってから
長いお付き合いが続いています。
雨宮さんは石斧での木工が上手くいくように工夫を巡らされます。
雨宮さんの大工の経験知で作られた石斧は、
縄文人の石斧を超えた切れ味を持っています。
木を加工する事に妥協のない雨宮さんは
中国の新石器時代の石斧のことを
知っておられるかのようにな石斧を作り出されます。
石斧に魅せられた雨宮さんは本当に縄文人になりたいのでしょう。
縄文人がんばれ!!
西山祐樹(ドキュメント映画「Jomonさんがやってきた!三万年前のものづくり」監督)
初めてJomonさんに会ったのは2019年、台湾の浜辺だった。
Jomonさんは丸木舟の作り手。僕は記録映画の撮影クルー。
海を渡るために必要な事を、漕ぎ手から真摯に聞き、アイデアを出し、真剣に現実を受け止めながら、確実に解決する。
あぁ、すごい人だ、と思った。
あの日から2年が過ぎ、Jomonさんから声がかかった。
「もっと大きな丸木舟を、全国みんなで作ろうと思って。だから映画撮ってくれないかな?」
何も考えずOKした。
だって自分が見たいもの。そんなすごいこと。
みんなも見てみませんか。
原始を通して見えてくる世界を。
人類がどこかで忘れてしまった大切な何かを、再発見するでしょう。
僕もそんな一人として、このプロジェクトを最後まで見届けます。
内田智之(元中学校校長)
雨宮国広さんには、何度も学校に来ていただきました。あるときは宮大工、あるときは絵本作家として。でも、根っこは同じ、子どもや地球の未来を憂える心優しいおじさんです。純粋な心を持ち、間違ったことには声を上げ、正しいと思ったことは、強い意志でやりとげます。
大量生産・消費・廃棄というサイクルは環境破壊と資源の枯渇をもたらしました。SDGsの達成には、環境への負荷を減らす技術革新や価値感、ライフスタイルの見直しが必要です。そして、もっと大切なことは水、大気、炭素、生態系を含めた自然の循環を取り戻すことです。
歴史の中で、最も長く続いたのは縄文時代です。自然の恵みを享受し、自然とともに生きていた縄文時代には持続可能な社会のヒントがたくさんつまっています。
雨宮さんの活動から、SDGs達成の種がたくさん育つことを期待しています。
金野奉晴(「 歌おう屋」代表)
縄文時代そしてその時代に生きた縄文人。その時代を生きていた人類が確実にいて、そうした人類の人生が継続され積み重なって現代に至っているのかと思うと何とも言えない感慨が湧いてくる。
それにしても、気の遠くなるような年月は一体人類に何をもたらしたのだろうか?文明の発展は人類に幸福をもたらしているだろうか?世界中を見回せば貧富の差はますます拡大し、戦争の火種はいつ果てるともなく続いている。
縄文時代に貧富の差はあっただろうか?縄文時代に戦争はあっただろうか?現代の縄文人・雨宮国広さんはきっと常にそういう問いかけを心の中で投げかけ続けているに違いない。雨宮国広さんという人と向き合ってみればそれが伝わって来るのです。
内田正洋(国立科学博物館主催「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」漕手監督)
縄文大工さんが、もっと古い旧石器大工さんになって丸木のカヌーを再び作り始めています。国立科学博物館の航海実験「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」のために3万年以上前の石斧(複製)で、巨木を伐倒し、丸木カヌーに仕上げた旧石器大工さん。そのカヌー“スギメ”は2019年に台湾から与那国島までの航海を成功させました。そして、その取組は持続しています。すでに、もっと大きな木を伐倒し、今度は全国の子供たちに協力してもらいながら丸木カヌーを作ります。カヌーが完成したら再び航海です。世界でも最古級のカヌーの国、日本列島。この取り組みこそが人類が目指すべき持続可能な開発目標(SDGs)です。みなさんも応援して参加しましょう。
▌樹齢250年 杉の木片キーホルダー
石おのでの丸木舟作りから出た、樹齢250年の杉の木片のキーホルダー。3色の中からお選びいただけます。(ジョウモンシダー、フランボワーズ、イエロー)
▌JomonさんオリジナルTシャツ
Jomonさんのマークが入ったオリジナルTシャツ。サイズは、S、M、L、LLからお選びいただけます。
▌絵本「みんなのふね」
人間は道具を手にし、物を作り暮らす、唯一無二の存在です。最初に道具を手にした人類は、どんな目的を持っていたのだろう。そんな人類と道具の出発点を考える、Jomonさんこと雨宮国広作のオリジナル絵本です。
▌著書「ぼくは縄文大工」(平凡社新書)
自ら建てた三畳の小屋に暮らし、蒸しドングリや川魚を食べ、囲炉裏の灰で歯を磨く。能登に縄文小屋を建て、三万年前の丸木舟を走らせる。「縄文暮らし」を実践しながら、原始を生きた人の姿を探る。原始人の暮らしをたどれば、現代人が失ったものが見えてくる。
▌杉の木から蒸溜したアロマウォーター
Jomonさんプロジェクトで生まれた樹齢250年の杉の香りを、リビングや仕事場でリラックスしたい時にお使いください。製作者:Kiyomari(青木彩乃)
※画像はイメージです。パッケージはデザインを変更予定です。
ご留意事項
※ 新型コロナウイルス感染拡大等の影響で、体験教室を止むを得ず中止・延期させていただく場合がございます。万が一中止・延期となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、 こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。公式ホームページへお名前を掲載するのは、第一目標金額を達成した場合に限ります。クラウドファンディングが不成立となった場合はお名前掲載はいたしかねますので、予めご了承ください。
※本実行者は、2021年12月31日までこちらのページ「JOMONSANがやってきた!三万年前のものづくり」*において資金募集を行っておりますが、本クラウドファンディングのご支援金の使途とは内容が異なります。
今回のクラウドファンディングでいただくご支援金は、「Part 1.」の開催費において不足している金額分(上記サイト*と重複しない資金使途)、および「Part 2. 丸木舟作り全国ツアー」の北海道―山梨県間の開催費として使用させていただきます。
※山梨県西湖での原始航海体験については、安全面に十分に配慮した上で実施いたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 雨宮国広
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年9月15日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
雨宮国広が主催する「Jomonさんがやってきた!」プロジェクトの開催費。「Part 1. 杉の命をいただく」開催費の不足分、「Part 2. 丸木舟づくり全国ツアー」の開催費(北海道―山梨間のトラックレンタル費、ガソリン代、他人件費などの開催費)
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プロフィール
47都道府県での全国体験教室ツアーを目指し、人生をかけてクラウドファンディングに挑戦中。 3畳の縄文小屋で原始的に暮らす元・宮大工現。現在の職業は、石斧でものづくりをする縄文大工 。 地球上の全ての生き物が、[仲良く、楽しく・面白く]暮らせるものづくりとは何か、地球船の創造と重ねた丸木舟作りを通して子ども達と考えていく「Jomonさんがやってきた!」プロジェクトを立ち上げる。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円
樹齢250年 杉の木片キーホルダー
石おのでの丸木舟づくりから出た、樹齢250年の杉の木片のキーホルダー。
<リターン内容>
●樹齢250年 杉の木片キーホルダー ※
●お礼メール
※色は、ジョウモンシダー、フランボワーズ、イエローの中からお選びいただけます。
- 申込数
- 110
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
10,000円
JomonさんオリジナルTシャツ+絵本「みんなのふね」
【READYFOR限定セット】JomonさんオリジナルTシャツと、Jomonさんが自作した絵本「みんなのふね」のセット。
<リターン内容>
●JomonさんオリジナルTシャツ ※
●絵本「みんなのふね」(Jomonさん作)
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
※サイズはS、M、L、LLからお選びいただけます。
- 申込数
- 125
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
5,000円
樹齢250年 杉の木片キーホルダー
石おのでの丸木舟づくりから出た、樹齢250年の杉の木片のキーホルダー。
<リターン内容>
●樹齢250年 杉の木片キーホルダー ※
●お礼メール
※色は、ジョウモンシダー、フランボワーズ、イエローの中からお選びいただけます。
- 申込数
- 110
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
10,000円
JomonさんオリジナルTシャツ+絵本「みんなのふね」
【READYFOR限定セット】JomonさんオリジナルTシャツと、Jomonさんが自作した絵本「みんなのふね」のセット。
<リターン内容>
●JomonさんオリジナルTシャツ ※
●絵本「みんなのふね」(Jomonさん作)
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
※サイズはS、M、L、LLからお選びいただけます。
- 申込数
- 125
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
プロフィール
47都道府県での全国体験教室ツアーを目指し、人生をかけてクラウドファンディングに挑戦中。 3畳の縄文小屋で原始的に暮らす元・宮大工現。現在の職業は、石斧でものづくりをする縄文大工 。 地球上の全ての生き物が、[仲良く、楽しく・面白く]暮らせるものづくりとは何か、地球船の創造と重ねた丸木舟作りを通して子ども達と考えていく「Jomonさんがやってきた!」プロジェクトを立ち上げる。