平成23年3月11日東北地方をマグニチュード9.0の地震と共に巨大津波が襲いました。
2年が経過した現在も多くの人々が避難生活を余儀無くされています。
私たちはこの大災害を決して忘れることなく、継続した被災地への支援を行うとともに、
来るべき災害に対し油断なく備えて行きたいと思います。

東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた岩手県の山田町で
平成24年3月に行われた一斉捜索活動では、
地元の方々と共にk38ジャパンのRWC(レスキューウォータークラフト)オペレーターが
お手伝いに参加しました。

そもそもRWCがこの捜索に参加するきっかけになったのは、震災後間もない5月に
沖縄の有志の呼びかけによって集まった7人のRWCボランティアが
現地で行方不明者の捜索活動にかかわった事でした。
はじめRWCを目にした地元の人々、とりわけ漁師さんたちの反応は
極めて冷ややかだったそうです。

しかしひとたびRWCが活動を開始すると狭小水域での機動力を発揮し、
次々と水中に堆積した瓦礫を引き離し、捜索・撤去作業を着実にこなして行きました。
結果、RWCの災害時の利便性は高く評価され
その後のRWCの復興活動への継続的利用へとつながるることになりました。

残念ながらこの被災地におけるRWCの利用は
一連の復興プロジェクトを山田町から委託されていたNPO法人が破たんし、
そのずさんな経営や復興予算の管理が明るみに出ることによって
とん挫してしまいました。
壊滅的な被害を受けた現場では被災者の支援を第一に考え復興へと寄り添う
支援者側の実行能力はもとより、責任感や倫理観が真に問われます。

日本を襲った未曾有の災害では、発生直後の救助活動でも
RWCはそのポテンシャルを遺憾無く発揮してくれました。
また、地球規模の異常気象が報告される中、津波や洪水など
水に関連する災害が世界的に多く報告されています。
初動が素早く機動力のあるRWCはそうした災害時にも
救助者の強い味方になってくれることが期待できます。

同時にこうした公的なRWCの利用についてはより一層その操船者の技術や
安全に対する知識、また、公共に奉仕する精神性が重要になるとも言えます。

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