人の手が、いただいた想いとともに築く止水壁－工事現場の今

止水壁建設に向けたクラウドファンディングも、残すところあと1か月となりました。たくさんの応援をいただきながら止水壁建設工事は進んでおり、現在、全体進捗率は27％です。

写真は7月28日、病院南西（旧 美和保育園前）の工事現場。こちらではエンドポスト（平常時解放している出入口のアルミゲート設置部分）の型枠準備が進んでいました。

職人のお一人、株式会社阿地組 吉田さんにお話を伺いました。

「型枠工として2月から携わっています。ほかの業種の方と一体になって、常に整理整頓を心掛け、声を掛け合って最後まで無事に工事を終えられるよう、日々取り組んでいます。子どもたちや孫の世代が倉敷の地で安心して暮らしてほしい。災害が起きないことが一番ですが、100年後に向けて止水壁がたくさんの命を守ってくれたらと願っています」

掘削に始まり型枠準備、鉄筋の組み立て、3回にわたるコンクリート流し込み、周辺の復旧まで含めますと1.5～２か月にわたります。インタビュー当日はクマゼミの声がかしましく響き、肌を焦がすような厳しい日差しが降り注いでいました。未来の地域の安心を願って、多くの応援に力をいただきながら工事は続きます。どうぞ、ご安全に！

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