絶版となっている、木原信敏著『ソニー技術の秘密』を復刊したい

昨日、SONYのOG・OB有志の、ジャズを主体とした同窓音楽会『Sony OB Round Up』に急遽参加させていただきました。

先月の今頃には全く予想もしていなかったほどの急展開で、様々なことが起きている状況です。

昨日の会は年に一回なので9月14日にこのプロジェクトをスタートしていなければ、そして、教えていただかなければ、決して居合わせることができませんでした。

しかも、前日までの打ち合わせで、SONYのOG・OBの皆様に精通しているTさんに全面的にご協力をいただけるようになっていたおかげで、各テーブルを回ってきちんと紹介していただき、挨拶をさせていただくことができました。
たとえその場に行けたとしても、Tさんのご協力がなければ、私などは場違いで何もできなかったと思います。
まさに絶妙なタイミング！でした。

その他にも、プロジェクトをスタートしていたおかげで縁がつながり、父が設計したPV-100という機械（1963年に開発されたものなので、今から53年前の機械！）が実際に動く貴重な場に同席することができました。
今回たまたま発掘されたテープの再生のために、特別に某博物館に飾られていたPV-100を動かしたとのことで、めったに動くところは見られません。
（この日の話はとても面白いのでまたあらためて記事として詳細に書きたいと思います）

そしてなにより驚いたのは、このプロジェクトのことがもうSONY本社の平井社長の耳にまで届き、全面的に応援しますとの嬉しいお話をいただけたことです。

これらのお話は、このプロジェクトが始まる前までは全く想像することもできなかった話で、ほんの2週間で一気に起きた奇跡のようなお話です。

私一人の力では全く無理なことなのですが、賛同してくださる方が凄い勢いで縁をつないでくださって、日々面白い展開になってきています。

私が進めようとしている方向は間違っていない！とはっきりするとともに、父は本当に多くの方に慕われていたのだなとあらためて感じました。

この方向を歩み間違えないように、父に対する皆様のご好意を無にしないように、一歩一歩着実に歩みを進めていこうと思います。