今だからこそ、想いをつなげるエールを込めたクラフトビール作ります!

寄付総額

905,000

目標金額 600,000円

寄付者
83人
募集終了日
2021年2月1日

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2021年01月16日 04:29

寒の入り、冬の管理作業の麦踏み👟をしました👩‍🌾

暦の上では小寒(しょうかん)、これから寒さが厳しくなる「寒の入り」です🧣🧤 去年の11月20日に種子を播いてから、今シーズンは雨らしい雨が1〜2日でほとんんど降っていません。圃場の麦も渇き気味。薄めに施した元肥も切れて、ちょっと体力を回復させる時期です。

 

1月15日、冬の管理作業の、追肥、中耕、麦踏みを行いました。寒凪の昨日に比べ冷え込む1日でしたが、作業に熱中して汗ばむくらい。圃場の大麦、小麦とも踏んで鍛えてたくましくなります💪

 

 

光合成で炭水化物(エネルギー)を作りますが、身体を作るタンパク質を作るには根っこから窒素Nを吸収します。麦の体力が落ちてくる冬場のこの時期に、追肥をして窒素を補うため硫安(硫酸アンモニウム)を施しました。今回はアオウキクサ由来の植物脂肪酸と土の中の善玉菌(根圏微生物叢)の組み合わせで、しっかりした根っこ(根系)を作って、少ない肥料を効率的に使ってしっかり育つか!?の実験をしています。なので、最初の元肥は少なめに、夏草雑草をすき込んで自然の循環を促しています。今回の追肥で、生育効果に顕著な差が出てくると、実験は予想通り👩‍⚕️!さあ、どんな結果になるでしょう💻👨‍🏫

 

中耕は、種子を播いた畦の間の土を浅く耕す作業です👨‍🌾。表面を削って通気性が良くなり、追肥した肥料が土にうまく混ざります。土壌中の微生物が活性化してきますね。畦間に生えた雑草を除いたり、水はけも良くなる。またこの時期は空気が乾燥するので、中耕で土の中の水分が毛管現象を遮断して畦間から土壌水分がへってしまうのを防ぎます。そうすることで、麦の根っこがしっかり深く育っていきます。

 

 

中耕した後は、麦踏み(踏圧)です。寒くて乾いたこの時期に、昔はカニ歩きしながら麦全体を靴で踏んで押さえつけました。今は、水を入れたローラーを転がして踏んづけていきます。学生さんも最初はびっくり😲、せっかく育てている麦を踏みつけるんですから。でも大丈夫、ぺしゃんこになった麦は数日後には元気に立ち上がります。

 

麦踏をすると、土がしっかり締まり地面の下の方の水が上がってきてちょうど良い加減に麦の根っこが成長できます。また冷え込んだ朝には霜柱が立って麦の根っこが掘り出されて「凍み上がり」で古紙てしまうのを防ぎます。土地が閉まると根っこもしっかり育ち、後に倒れにくくなるし(倒伏防止)、最初の稈(茎)が伸びすぎるのを防いで分げつ(稈と穂)の数を増やします。長子だけでなくて、兄弟を増やすってイメージかな。これで収穫量がぐんと増えます。

「麦踏み」は日本独特の麦の増産技術で、麦王(麦翁)と呼ばれる熊谷の権田愛三さんが広げたと言われています。海外の研究者と話すと目を丸くして驚かれました。日本人の知恵と技術の結晶ですね。

 

冬の管理作業はそんなに頻繁ではありませんが、必要なタイミングで必要なことを施すことが肝要です。麦の成長と天気の変化をみながら、作業を進めます。

麦を育てるのは、子育てと似ています。特に学生さんの学びと成長も、必要な時に厳しく鍛錬して、しっかり根を張り、やがて激しい雨風でも倒れない沢山の穂をつけ実りを得る。温室育ちや甘やかし過ぎは、良くないようです。

麦踏みから愛情を感じますね 👨‍🌾👩‍🌾

 

 

http://www.kumagaya-bunkazai.jp/museum/ijin/aizou.htm

 

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※オンラインイベントやセミナーは、2021年5月〜9月の期間で開催予定です。Peatixにてご招待をお送りする予定です。

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