台風15号被害を受けた花き園芸農家へ 再建支援募金プロジェクト

台風15号被害を受けた花き園芸農家へ 再建支援募金プロジェクト

支援総額

4,243,000

目標金額 1,000,000円

支援者
443人
募集終了日
2019年10月31日

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プロジェクト本文

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第一目標達成のお礼と、ネクストゴールへの挑戦について

 

この度は、本プロジェクトへたくさんのご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。皆様のご支援で無事、第一目標金額を達成することができました。24時間以内に目標金額達成という、本プロジェクトへの関心の高さを改めて感じました。また全国の支援者様からの応援コメントを読ませていただき、今回の自然災害への問題意識を多くの方に共有いただけていると感じました。


確実に義援金を渡せるハードルとして、目標金額100万円を設定させていただきました。今後はより幅広い被災農家支援の為に、All or Nothingではないネクストゴールとして400万円をめざしたいと考えております。残り期間、SNSの発信だけではなくメディアへのアプローチやチャリティイベントなどを企画していきたいと考えております。ご支援いただきました寄付金の使途は今まで通り変わらず、被災農家への義援金としてご利用させていただきます。


私たちのクラウドファンディングの目的は、花き生産農家の復興経費のための「資金調達」だけではなく、台風15号被害の現状を多くの方に知っていただくことでもあります。被災した状況を伝えるだけではなく、
「再建に向けて奮闘している農家の方々のことを知ってもらうこと」
「千葉県の美しい花を、多くの方に”手に取りたい”と思っていただくこと」

が私たちの願うことです。彼らを皆様に知っていただき、復興したあかつきには、彼らが生産した花を待っていただいている方がいることが、悲惨な状況でも前を向き、進んでいくと決意している彼らの大きな心の支えになります。現在、ガラス拾いや瓦礫撤去など、私たちの良い理解者である『花屋』の有志で人的支援も同時に行っています。作り手である農家、売り手である花屋が一丸となり、全力で皆様に彼らの花を災害以前に戻れるように明るい未来を見て邁進しています。


 復興への道のりは長く険しいですが、皆様のご支援を引き続きよろしくおねがいします。
 

 

 

2019年9月9日に千葉県千葉市に上陸した台風15号。記録的な暴風雨により関東各地で甚大な被害が発生しました。特に、報道でもあるように千葉県南部では特に被害が大きく、直接的に家屋や田畑が被害を受けただけではなく、電気や水、情報の遮断などの二次災害まで生じています。

 

その中でも、特に深刻な被害を受けているのが園芸農家です。出荷目前の色とりどりの花たちも、出荷されることなくビニールハウスとともに倒壊し、生産者たちに大きな打撃を与えています。

 

これから冬を迎えるまでに、再建は急がれます。いち早く、花の出荷が再開できる体制を整えるためにも、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

全国の花き業界の同志たちから、台風15号によって被災した花き園芸農家たちへのエールを送りたい。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。き自然災害支援基金です。

 

私たちは、生花店が中心となり、全国の花き生産者の後継者たちの有志「花き業界若手会」のバックアップで立ち上がった団体です。平成26年の雪害の支援金募集から活動を開始し、これまで同志が自然被害を受けるたびに、全国から支援を募り、支援金をお送りする活動を続けてきました。

 

花き園芸は市場規模もほかの野菜栽培等の市場と比べて小さく、国や地方自治体の支援も後回しになりがちな業界です。また、施設園芸が多いため自然災害によるダメージが非常に大きいのも特徴です。出荷までに3年間かかるような商品もあります。私たちは、そのような実情をふまえ、いち早く花き生産者へのサポートをしたいと考えています。

 

今回、千葉県を中心として発生した台風15号被害に対しても、同じ花き生産者仲間が非常に大きな被害を受けています。

 

私たちが把握している限りでも、今回の台風は平成26年の雪害以上の広範囲かつ大規模な被害となっています。そこで今回は、クラウドファンディングを利用した募金活動を開始することにしました。皆様からお寄せいただいた支援金は、Readyforのサービス利用手数料と最低限の間接経費を除き、対象となる農家さんへの救済に充てさせていただきます。(※支援使途は後述)

 

 

 

南房総市からのSOS——。

 

『南房総市内、広域で倒木や電線が切れています。園芸ハウスも甚大な被害がでてます』

 

台風15号が千葉県に直撃した朝6:30、南房総市で花き生産を行なっている青木園芸代表の青木良平さんが上記の文章をFacebookで投稿しました。

 

さらにコメント欄に『(被害は)ざっと50棟です。消防で出てて詳細が掴めてません。』の文章。青木園芸は千葉県の切り花生産農家でも大規模に生産を行なっている生産者です。近くには同様の規模の生産者もいましたが、そちらも大きな被害を受けていました。

 

風で潰されたハウス(青木園芸)

 

 

その後、時間が経つにつれ仲間からの連絡が増え、千葉県南房総周辺の農家ほぼ全員が大きな被害を受けていることが分かってきました。

 

千葉県南房総は、東京からアクアラインを使って1時間弱で植物を送れる好立地ということもあり、花き産業が大きく発展してきました。しかし現在は、倒木による停電や潅水ができない状態です。また、ガラス温室のガラスが割れ、温室内にガラスが散乱してしまっています。これらはまだ、生産するにあたり環境が再整備されれば問題ないのですが、中には温室を基礎から破壊された生産者もいました。

 

生産者達はそれぞれ、復旧にむけて出来ることから着手していますが、道のりは長く険しいものであることが予想されます。

 

ビニールハウスが風で激しくまくり上げられています。(折原園芸)

 

つぶされた温室の中のオーキッドは生きています。(加藤ラン園)

 

温室のガラスが全て粉々に割れています。(精華園)

 

割れたガラスを拾っても拾っても拾いきれません。(精華園)

 

 

私たちがクラウドファンディングを活用する理由。

 

花き自然災害支援基金と連携している花き業界若手会には、北海道から九州まで幅広い地域で活動するメンバーが所属しています。それぞれが連携して、様々な業界の課題解決のための活動をしています。

 

メンバーの中には、東日本大震災で福島県で被災した人や、雪害によりハウスをつぶされた人、台風で温室の損害を被った人、熊本地震で電気や水がなく困った人、北海道地震でインフラが壊滅状態となり、なんとか出荷した花も空港で大量廃棄となってしまった人など、災害の辛さを実感しているメンバーも多くいます。自然災害を何らかの形で受けたのち、たくましく再建して今も元気で活動しているメンバー達です。

 

今回はそんな彼らの後押しもあり、より一般の方々に、花き園芸農家の現状を知ってもらうためにクラウドファンディングを使って支援を募ることにしました。

 

自然災害によって受けたダメージはさることながら、当人にとって精神的にも大きな打撃を与えます。再建が長期化し時間が経てば経つほど、花き栽培への情熱やモチベーションの維持が非常に困難になってきます。

 

私たちは、クラウドファンディングを通じた支援を、多くの方からの善意の塊と認識しています。全国の賛同者の方々から、『これからもよい花を作れるように応援したい』『再建ができた折には、いつか花で私たちを元気にしてほしい』といった、メッセージを寄せてほしいと考えています。それがきっと、被災された生産者の心の支えにきっとなるはずです。

 

骨組みに損傷のないビニルハウスは補修してすぐに使えるようにしています。(折原園芸)

 

 

全国の同志たちの心からのエールを形にしたい。

 

農業の中でも国や行政の補助が手薄な花き産業は、災害時の支援も後回しにされることが多いのが現状です。さまざまな災害を経験してきた私たち花き業界全国若手会のメンバーは、それを全員認識しています。

 

そのため他セクターからの補助を待つのではなく、同じ仲間として手を指し伸ばし、どこよりも早く支援を始めてきました。その上で国や自治体のサポートが受けられれば、そちらを利用してもらっています。

 

また自然災害の対処方法のノウハウ共有や、ボランティアを受け入れるマニュアル作成などにも取り組ん得います。過去の起こった事象をこなすだけにせず、自分たちで糸口を見つけていこうという想いで、力を身につけてきました。

 

このクラウドファンディングを終えた先に、全国花き業界若手会が10年以上行なってきている活動に光が当たり、多くの皆様にも参加いただけるきっかけをつくれればと考えています。

 

また、狭い業界にも関わらず、生産者・市場・花店になんとなく感じられる『壁』をなくしていき、花き業界全体の仲間として被災者を助けていける形ができることを望んでいます。

 

クラウドファンディングは『会社』ではできないことも『個人』であれば支援が実行ができるシステムです。一人の人間としての善意が結果的に組織の壁を壊し、一つになっていくと思います。

 

今回の台風15号で被災した農家のためにも、ぜひ皆様の応援の声をお寄せいただけますと幸いです。どうぞご支援のほど、よろしくお願いします。

 

 

 

皆さまからいただいた支援金の使用使途について

 

今回のクラウドファンディングで皆様からいただいたご支援は、農家の復旧・復興作業にかかる費用の支援金として、基金から農家の皆様へ送らせていただきます。

 

支援の対象となるのは、直接的な被害を受けた農家(ビニールハウスの全壊/半壊や、土砂崩れなどの田畑への被害などを想定)となります。

 

支援金の分配方法は申請方式とします。JAや個人生産者へ今回の支援金の旨を伝達し、受取希望者には施設規模や損壊度に合わせ独自の査定で支援金分配を決定します。申請方式としましたのは、施設に民間保険をかけている場合、支援を受ける生産者が不必要と判断する場合があるためです。
 

ご支援いただいた皆様には、農家の復旧・復興の様子をメール等を通じてご報告させていただきます。

 

 

プロジェクトメンバー紹介

 

【ブルームンウィンクル代表 中三川 聖次】

 

初めまして、花き自然災害支援基金の代表を務める中三川聖次と申します。近年、自然災害が頻繁に全国で起きるようになり、花き栽培者にとって 安心して花を育てられる状況がなくなりました。その中でも今回は、存続が難しくなる規模の被害が出ており、支援金を送るとともに、多くの方々が花の生産者に対し「応援して下さっている」という気持ちを届けることが大事だと考えています。美しい花をまた咲かせて頂けるよう、ボランティア活動などもしながら 継続的に助けていきますので この支援ページを続けてご覧になって頂けたら幸いです!ご支援をよろしくお願い致します。

 


 

【(有)ジャパンフラワードリーム 藤目 健太】

 

こんにちは。全国花き業界若手会会長の藤目健太です。私は愛知県と北海道でマム(洋菊)の生産をおこなっています。2018年、愛知農場は3回、北海道農場では1回の台風直撃により甚大な被害を受けました。その際、ガラスは割れ、ビニールが飛んだハウスもありました。今回の台風で多くの生産者が被害にあい、その現場を目の当たりにして仲間を支援したい、折れそうな気持ちを支えたいです。皆様、ご協力の程、宜しくお願い致します。

 


 

【(有)矢祭園芸 金澤 大樹】

 

こんにちは。全国花き業界若手会の金澤大樹です。私は現在福島県で鉢花の生産や育種を行っています。2011年におこった東日本大震災と福島原発事故。いろいろな苦難を乗り越えながら現在までやってきました。東日本大震災の時の停電の時の焦りや植物に水を与えられなかった葛藤は今でも忘れられません。今回も関東沿岸で起こってしまった自然災害。そこで花き生産を生業としている生産者。被災を体験している者として、少しでも『心の支え』になりたいと思っています。ぜひともご支援よろしくお願いします。
 

 

リターンについて

 

今回のご支援では返礼品をご用意せず、手数料と一部の間接経費を除き、全額を園芸農家への支援金として活用させていただきます。詳細内容につきましては、SNSやReadyforの新着情報等で紹介してまいりますので、そちらを参照くださいませ。

 

皆様のご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 

■応援コース
3,000/5,000/10,000/30,000/50,000/100,000/300,000/500,000/1,000,000


<内容>
・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告

・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

 

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プロフィール

2014年2月14日。大雪による甚大な花き栽培者のハウスの倒壊を再生支援するプロジェクトを皮切りに、花き業界を中心とした活動による支援を集めた「花き自然災害支援基金」の事。ハウスの解体、撤去、新設費用などを含めた栽培における再生支援の一部として使われる費用を集め分配を行い、今に至る。 長野、山梨、群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、静岡、和歌山などの数百の生産者が被害を受け、数千のパイプハウス、ガラスハウスの倒壊があり、全倒壊を含め、今期の栽培中止、または花き栽培の中止を考える生産者も出て来ていた。花き自然災害基金は、3年の栽培継続意志がある生産者に対し、復旧作業のサポートとして支援をおこない、被害状況に合わせ支援金を渡すとともに、撤去ボランティア活動を応援し続けた。大雪、台風、地震 を中心に毎年 自然災害により花き施設栽培は大きな被害が出ており、大きさに合わせプロジェクトを作り支援している。

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リターン

3,000


花き園芸農家の再建を応援!|3,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|3,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
161人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

5,000


花き園芸農家の再建を応援!|5,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|5,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
91人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

10,000


花き園芸農家の再建を応援!|10,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|10,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
157人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

30,000


花き園芸農家の再建を応援!|30,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|30,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

50,000


花き園芸農家の再建を応援!|50,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|50,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

100,000


花き園芸農家の再建を応援!|100,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|100,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
8人
在庫数
92
発送完了予定月
2020年2月

300,000


花き園芸農家の再建を応援!|300,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|300,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

500,000


花き園芸農家の再建を応援!|500,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|500,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

1,000,000


花き園芸農家の再建を応援!|1,000,000円コース

花き園芸農家の再建を応援!|1,000,000円コース

・感謝のメール
・基金の支援の実績・支援先の生産者からのご報告
・特設サイトに支援者様のお名前の掲載(希望者のみ)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

プロフィール

2014年2月14日。大雪による甚大な花き栽培者のハウスの倒壊を再生支援するプロジェクトを皮切りに、花き業界を中心とした活動による支援を集めた「花き自然災害支援基金」の事。ハウスの解体、撤去、新設費用などを含めた栽培における再生支援の一部として使われる費用を集め分配を行い、今に至る。 長野、山梨、群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、静岡、和歌山などの数百の生産者が被害を受け、数千のパイプハウス、ガラスハウスの倒壊があり、全倒壊を含め、今期の栽培中止、または花き栽培の中止を考える生産者も出て来ていた。花き自然災害基金は、3年の栽培継続意志がある生産者に対し、復旧作業のサポートとして支援をおこない、被害状況に合わせ支援金を渡すとともに、撤去ボランティア活動を応援し続けた。大雪、台風、地震 を中心に毎年 自然災害により花き施設栽培は大きな被害が出ており、大きさに合わせプロジェクトを作り支援している。

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