築200年の古民家|非公開だった母屋をリニューアルし憩いのカフェへ

築200年の古民家|非公開だった母屋をリニューアルし憩いのカフェへ

支援総額

4,424,000

目標金額 3,000,000円

支援者
206人
募集終了日
2024年9月24日

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プロジェクト本文

第一目標達成の御礼と、ネクストゴールについて

 

ゲルトクナッパーギャラリーのクラウドファンディングを応援いただき、有難うございます。
 
おかげさまで9月6日に第一目標金額の300万円を達成することができました。お力添えくださった皆様には、あらためて心より感謝申し上げます。

 

しかし『太郎坂屋敷カフェ』をオープンし、癒しの空間として皆様にお届けするには、まだまだ資金が必要なのが現状です。全体的に必要な金額は1,500万円にのぼります。 つきましては、最終日までの残りの期間、ネクストゴールの800万円を目指し、引き続きご支援の呼びかけを続けさせていただくこととしました。

 

いただいたご支援は、500万円達成した場合は浄化槽整備費用・お客様用のトイレの整備費用の一部に、800万円達成した場合は求人広告費用・ハーブ園の整備費用の一部に充てさせていただきます。

 

クラウドファンディングが終了する9月24日まで、応援とご支援をいただけますと幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

2024年9月6日 追記
ウテ・クネッパー

 

築200年の古民家カフェプロジェクト

太郎坂屋敷カフェ

自然とアートに囲まれた里山が

あなたの心の故郷に

 

 

都会の喧騒を離れて、心がほっと安らぐ場所


ページをお読みいただきありがとうございます、ウテ・クネッパーと申します。『太郎坂屋敷カフェ』は、2025年にグランドオープンを目指している“癒しのカフェ”です。築200年の江戸時代の古民家を、温もりあふれる憩いの場として生まれ変わらせます。2024年秋にはプレオープンとして、コーヒー・ケーキ・日本茶(奥久慈茶)をお出しできるようにいたします。

 

私の実家でもあるこの古民家は、自然豊かな茨城県久慈郡大子町にあり、長屋門は約10年前からアートギャラリー『ゲルト・クナッパー ギャラリー』として公開されています。緑に囲まれて安らげるこの場所で「心が癒された」と、訪れるたくさんの方々の声を聞いてきました。

 


「時々帰りたくなる“田舎のおばあちゃん家”のような温かい存在になれたら…」


私はアートギャラリーを運営するかたわら、そんなことをずっと考えてきました。ギャラリーだけではなく、古民家の温もりを活かした飲食スペースの開設や、花やハーブを植える庭作りを通じて、訪れる人々に自然の中でのほっと一息つける体験を提供することが私の夢でした。

 

そして今、長い間非公開だった母屋を『太郎坂屋敷カフェ』として公開し、飲食やリトリートが可能な癒しの空間として皆様にお届けする準備が整おうとしています。

 


完成まであと一息。

 

カフェ開業に向けて準備を進めていますが、予想外に工事費用が増加し、客席となる大広間の整備に苦慮している状況です。本当にあと一息。最後の一押しをどうかご支援いただけないかとクラウドファンディングを立ち上げました。これまでもクラウドファンディングで多くの方々と一緒に守ってきた古民家だからこそ、皆様と一緒にこの古民家の新たな一歩を踏み出したいです。

 

この場所が、訪れるすべての人にとって、そしてこれを読んでいただいているあなたの心の故郷となるよう、心を込めて取り組んでいます。どうぞ、このプロジェクトにご理解とご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 

 

 

 

 

   江戸時代生まれ、200歳の古民家 

 

大きな屋根が特徴の元庄屋屋敷

 

カフェになる予定の、大きな屋根が特徴の母家

 

太郎坂屋敷カフェとしてオープンするのは、ドイツ人の陶芸家ゲルト・クナッパーが1975年に購入した、茨城県久慈郡大子町にある元庄屋屋敷の古民家です。かつては「太郎坂屋敷」と呼ばれていたことがカフェの名前の由来にもなっています。2024年で母屋は200歳、長屋門は156歳。母家部分がカフェとして改修中であり、長屋門部分は『ゲルト・クナッパーギャラリー』として運営されています。

 

ギャラリーでは、ゲルト・クナッパーの陶芸作品や、年に数回いろいろな作家の展覧会を開催し、賑やかなレセプションを開催してきました。

 

過去の展示会の様子

 

なぜ200年前の屋敷が現存できているのか

 

1974年、ゲルト・クナッパーは近隣住民に「お化け屋敷」と呼ばれていた廃屋と出会いました。廃屋ではありましたが、温かみのある大きな屋根の古民家は、江戸時代からの歴史がある建物。

 

「この素晴らしい日本建築を残さなければ消えてしまう!」

 

日本文化を愛していたゲルト・クナッパーはそう考え、廃屋を購入し、リフォームをはじめました。

 

購入当時の写真

 

リフォームには非常に長い年月・労力・お金がかかりましたが、ゲルト・クナッパーは周囲の人々を巻き込み、強い情熱をもってして完成させました。その後、ギャラリーをオープンさせ、現在に至ります。

 

娘の私自身もこの古民家に命が吹き込まれ、育っていく様子を間近で見続けてきました。だからこそ私はこの古民家、そしてギャラリーを守り続けていきたいと強く思っています。

 

 

 

ゲルト・クナッパー(1943年ー2012年)


1943年にドイツで生まれ、日本の陶芸を学ぶため、1967年来日。瀬戸の鈴木清々、加藤唐九郎を訪ね、イギリスの陶芸家バーナード・リーチの紹介で栃木県益子町に移り住む。濱田庄司や島岡達三の師事を受け益子町に窯を造り、1971年毎日新聞社主催第一回日本陶芸展で最優秀作品賞・文部大臣賞を受賞、日本へ定住する覚悟を決めた。1975年お客様から茨城県大子町の廃屋の古民家を紹介され、移住。古民家を自ら修繕しつづけながら芸術活動を続けた。

その後も、日本現代工芸展・内閣総理大臣賞受賞、ドイツ連邦共和国功労勲章・功労十字勲章、NHK地域放送文化賞、茨城県文化の振興・功労賞、日独交流150周年・日独友好賞などを受賞。

 

 

古民家・ギャラリーの現在

 

2012年にゲルト・クナッパーが亡くなってからは、自宅である母屋の建物は公開せずに、長屋門部分のアートギャラリーのみ営業を続けてきました。

 

2018年には茅葺き屋根を守るために自力で茅を育てる環境づくりのクラウドファンディング、また2022年にはコロナ禍で休止してしまったギャラリーを再始動させるクラウドファンディングに挑戦し、大変多くのご支援をいただきました。想いを寄せていただける皆様とともに、古民家とギャラリーは歩み続けています。

 

過去2回のクラウドファンディング

 

 

 

 

この場所を、さらなる「憩いの場」として発展させていくために

 

住居として活用してきた母屋を公開

 

私はギャラリーを運営しながら、「ただ展示会をするだけではなく、憩いの場のような施設として整えていきたい」とずっと考えていました。

 

そう思ったきっかけは、家族の介護や都会での経験です。自分も心が疲弊した時、ケアマネージャーさんや多くの方々に支えていただき、せわしない日々を送る人々にとって癒しや憩いの場が必要であることを強く実感しました。

 

当ギャラリーはオープン以来「ここへ来て癒された」といったお声をたくさんいただいています。この里山の豊かな環境の中で、茅葺きの大きな屋根の古民家そのものが癒しとなることでしょう。

 

そこで、今後は母屋を公開し、飲食やリトリート(日常から離れた環境に身を置き、心身の回復を図る等)できる癒しの場としたいと計画しています。

 

 

 

今後はアートスタジオ・図書館・農園などの整備も

 

まずは母屋をカフェとして生まれ変わらせることからスタートしますが、今後はかつてゲルト・クナッパーが使っていた周辺の建物も、それぞれ訪れた人が活用できるように整備していく予定です。

 

 

地域の方々や、『ゲルト・クナッパーギャラリー』にお越しになる方々はもちろんのこと、大子町にふと訪れた方々にもひらけた場所になるよう計画しています。今回のカフェ開業は、この大きなプロジェクトの最初の一歩なのです。

 

 

 

太郎坂屋敷カフェはどんなお店になるのか

 

太郎坂屋敷カフェが大事にしたいこと①


江戸から明治、大正、昭和、平成の技術と思い出をリスペクトし、令和の時代に「リフォーム」「再利用」する

 

かつて地元で呼ばれていた「太郎坂屋敷」という名前をいただいたカフェは、その名が表すように過去からの歴史を大切に抱きしめた場所にしていきたいと考えています。闇雲に新しいものを入れるのではなく「残すこと」でのかっこよさを大事にしたいのです。

 

カフェとなる母屋は私が育った自宅でもあり、壁に使われている板の一枚一枚にも思い出があります。そして、私たち家族が住む前にもこの家には別の家族の思い出があったことでしょう。江戸時代から残る古民家そのものが貴重な今、建物の保存という観点でも、過去からの技術・思い出を尊重した場所にしていきます。

 

都会では数十年単位でスクラップアンドビルドがされていますが、きちんとメンテナンスをすれば日本の建物はこの先の数百年も保ち続けられることをここから証明していきたいと思います。

 

 

太郎坂屋敷カフェが大事にしたいこと②


日本古来の古民家の中で、国・地域を越えたあたたかな交流を生む

 

かつてゲルト・クナッパーは家で世界各地から人が集まる音楽会・クリスマスパーティーをよく開いていました。日本の古民家でさまざまな国の人々が存在している光景には非日常の高揚感があったことを私自身よく覚えています。

 

太郎坂屋敷カフェは、カフェとしての営業だけではなくイベントスペースとしても活用できるようにする予定です。昔のようにイベントをこの場所で開催し、多様な交流を生むことを目指しています。またこのカフェで過ごしていただくことをきっかけに、ゆくゆくは私たちの仲間として一緒に働いていただく方も大歓迎です。

 

まだ構想段階ではありますが、今後はカフェのメニューとして世界各地の料理を充実させていきたいですし、ワーキングホリデーの外国人なども積極的に雇用していきたいと考えています。

 

 

太郎坂屋敷カフェが大事にしたいこと③


自分らしさを取り戻せるような、ほっと一息つける美味しい食べ物・飲み物を提供する

 

太郎坂屋敷カフェの周りには広大な敷地があります。豊かな自然に囲まれることそのものが都会の喧騒から離れて自分と向き合うきっかけになりますが、食という面でも自分らしさを取り戻せるような体験を提供したいと思います。

 

ケーキは、私の母がかつてお客様に振る舞っていた自慢の味を再現できるように準備中です。

また、コーヒーは、茨城を代表する本物を追い求め続ける素晴らしい姿勢を持ったSAZAコーヒーさんに御協力いただき、ここでしか飲めないオリジナルブレンドの味を作らせていただきました。美味しいコーヒーやケーキ、奥久慈茶と共に、ゆったりとした時間をお過ごしください。

 

また、今後はハーブガーデンを整備し、お客様自身がその日の気分に合ったハーブを収穫して、お茶にすることもできるようにする予定です。

 

 

 

   太郎坂屋敷カフェの現在

 

先人の技術をリスペクトし、改修工事中!

 

200歳にもなる母屋をカフェとしてリフォームするためには大掛かりな工事が必要です。しかし、できる限り柱や梁など使えるものは再利用。

 

北東の角を支える太さ約33cmの柱。

 

例えばこちらの柱は200年もの間北東の角を支えていて傷みもありましたが、職人さんが丁寧に補強してくださいました。非常に大きな木材です。200年前の重機がない時代にこれを建てた、かつての職人さんに大きなリスペクトを感じます。

 

客間にする予定の元応接間

 

職人さんは、「建物は200年前に建てたかもしれないけど、その当時に使ってる木材は、500~800年物だよ」とお話ししてくれました。また、「すごい技術だ…。これは200年前の職人への挑戦だな」とも。もう数百歳にもなる梁が、そして200年前の職人の技術がこの建物を支えているのかと思うと、木材の一つ一つに愛おしさと尊敬が込み上げてきます。ぜひ来ていただいた皆様にも、数百年の歴史を体感していただきたいです。

 

 

想像以上の傷みとの対峙

 

客席として活用する予定の応接間。改修当初は、元の床の木材をそのまま活かそうと考えていました。しかし実際に工事が進むと、想像以上に木が傷んでおり、このままお客さまを通すことは危険だという判断に。床材を全て剥がし、新しいものに替える作業が進行しています。

 

応接間の傷みのひどい土台部分

 

 

自分自身の手で作ることも大切に

 

職人さんに入っていただきながら工事は進めているものの、私もほぼ毎日現場に入っています。何よりこの場所は自分の家でもありますし、これまでも現代では手のかかる茅葺き屋根の葺き替えなど、自分自身の手で守り続けることを大切にしてきました。それはこれからも大切にし続けたいことです。

 

 

 

 

    完成まであと一歩。クラウドファンディングで実現すること

 

暮らしの証である「囲炉裏」を残した客席の整備

 

客席として活用するため、床材を全て張り替えることになったかつての応接間ですが、実は床を剥がした際にかつての囲炉裏が見つかりました。

 

今回の工事によって発見された囲炉裏

 

新しく建てた建物ではないからこそ、「暮らし」が詰まった場所がいくつもあります。他にも母家の中には囲炉裏があるのですが、これらの囲炉裏はカフェの席として生まれ変わる予定です。

 

土間にある囲炉裏

 

 

しかし…想定外の工事・物価高騰

 

しかし、30〜40畳もある客席の床材を全て替えることになったり、近年の物価高騰があったりなど、費用が当初の想定よりもかなり膨らんでおります。現状の予算では、客席の整備が完了せずオープンができない状況です。

 

クラウドファンディングで集まった資金の使途


いただいたご支援金は、2024年10月中に完了予定の太郎坂屋敷カフェや周辺の整備費用として大切に活用いたします。全体的に必要な金額は1,500万円にのぼりますが、必ず達成させるために段階的に目標を設定します。

 

第一目標:300万円

客席の整備費用

第二目標:500万円

浄化槽整備費用、お客様用のトイレの整備費用の一部

第三目標:800万円

(第二目標に掲げた資金使途にプラスして)求人広告費用、ハーブ園の整備費用の一部

 

どうか皆様からのあたたかいご支援をいただけないかとクラウドファンディングを立ち上げました。

 

 

 

最後に

 

このプロジェクトは、カフェの開業のためのみならず、江戸時代からの歴史的な古民家を令和へ、そして後世へ残していく取り組みです。

 

太郎坂屋敷はいわゆる「文化財」ではないのですが、暮らしが詰まった古民家が、人が集う場所として未来へ残されることには大きな意義があると考えています。実際に工事を進める中で、古民家が歴史や暮らしがあるからこその温かみを感じる場所となりつつあり、私自身「自分の家がこんなにかっこ良くなるなんて!」とワクワクしています。早く皆様にお見せしたいですし、この場所でゆっくりしていただきたいと思います。

 

こちらはかつて自宅だった時代のキッチン。奥の壁の下半分に貼られている木材が、新しい厨房のカウンター前に貼られることになりました。

 

①昔のキッチンの姿(右奥の壁下半分にある木に注目)
②今の厨房(元キッチン)の姿(厨房外から見た図。厨房ブースのカウンター下に①の木材が使われています)
③厨房の工事風景
④厨房の工事後の姿

 

どうかこの取り組みにご賛同いただき、ぜひ太郎坂屋敷カフェに来ていただけたら嬉しいです。

 

 

 

   応援の声

 

鈴木太郎さん

サザコーヒー代表)

 

この古民家プロジェクトの主宰の「うて」さんはボクの高校の後輩です。

 

当時は謎の女子高生で金髪美少女だったのですが、お父様がドイツ人陶芸作家のゲルト・クナッパー氏であられ、改めて納得しました。


この「太郎坂屋敷カフェ」プロジェクトは訪れて初めて分かる「秘境のパワースポット」をカフェにして集い土地のエネルギーをもらいましょう。というものです。

 

茨城の秘境常陸大子の土地にヨーロッパ出身の陶芸作家で文化も違う食事も違う日本の美しさに魅了され移り住んだゲルトクナッパー氏の審美眼は凄まじく、写真で見るのと全く違う自然の環境、街にない風の音虫の声その環境で用意された丁寧な食事は深い記憶に残ります。

 

個人的にこのプロジェクトの「太郎坂屋敷」はボクの名前の「太郎」が入っているので興味があったのですが、訪れた屋敷には想像以上のパワーがあり、ボクも楽しめるようにおいしいコーヒーで協力する事にしました。それで近くに来られたらエネルギーをもらいに行くのが良いと思います。
クラファンの成功とみなさんが楽しく集うのを楽しみにしております。  

 

 

上月良祐さん

(参議院議員)

 

古民家のなんともいえない「奥深さ」。一徹な仕事、和やかな語らい、喜怒哀楽など、そこで長年営まれてきた人間の活動を静かに見続けてきた柱や梁の記憶のせいでしょうか。

 

大子町の歴史の一ページであるゲルト・クナッパー邸。彼が命を吹き込んでくれた大切な古民家が、今回リニューアルして新たな一歩を歩み始めようとしています。是非皆さんのお力を得て、ウテ・クナッパーさんの地域への深い想いが叶いますように。クナッパー邸には何度もおじゃましましたが、私も是非、温故知新を感じながらカフェでホッとしにいきたいなあ。

 

皆さん何とぞよろしくお願いいたします!

 

 

小祝誉士夫さん

株式会社TNC代表)

 

先日、インドネシアを訪問した時のこと。地元民しか住んでない村落に入り、彼らの伝統的な慣習など圧倒的なローカル体験をさせていただいた。その村には日本人が高度経済成長やグローバル化によって忘れてしまった相互扶助や余分なものは分け合う精神が残る地域コミュニティが存在した。暑くて暑くて汗だくだったがとても居心地のいい空間だった。そのときにふと思い出したのが、私の故郷の同級生ウテ・クネッパーが『太郎屋敷カフェ』で目指す場づくりのこと。江戸時代につくられた古民家は、昭和~平成には世界的な芸術家である彼女の父が創作の場として数々の作品を生み出し、その後は度重なる補強工事を経た令和の今、あと一歩で新しい息吹を得られ、たくさんの人が集まるカフェとして開放されつつある。これまでは彼女や家族がこの古民家を守ってきたが、これからは私たちみんなの想いや支援でこの空間を創り、守り、助け合い、未来へ継承していくことになるのだろう。故郷・大子町の里山に「みんなのふるさと」のような場所ができることが待ち遠しい。今回のプロジェクトに心よりエールを送りたい。

 

 

倉田稔之さん

ふろしきや 運営/有限会社プラネッツ代表取締役)

 

今とは価値観が全く違っていた200年前、ここは人の暮らしが自然とともに豊かに営まれていた理想郷だったのかもしれない。この古民家を初めて訪れた時、そのスケールの大きさと心穏やかになれる空間にそんなことを思い浮かべました。若きクナッパーさんは、朽ちかけはじめていた建物から、その本質、当時の暮らしの豊かさや自然と共生する文化を見抜き、それを復元しながらご自身の新しい発想でのリノベーションをこの建物に施したわけです。まだリノベーションという考え方・言葉が世の中に広まるずっとずっと前の時代に。そんな太郎坂屋敷を生活と創作の場としたクナッパーさんの慧眼に改めて恐れ入るばかりです。そのDNAをきっちり受け継いでいらっしゃるウテさんが進める今度のプロジェクトは、親子二代に渡る壮大な物語。今回は娘が仕上げる最終章だと思っています。私は一昨年秋、ギャラリーを約1ヶ月お借りして、光栄にもクナッパーさんの作品とコラボした風呂敷の企画展を開催させていただき、素敵な秋を堪能しました。実はその頃に今回のプロジェクトの「さわり」を聞いていて、お話だけでワクワク興奮したのを覚えています。それが今こうして動き出し実現しようとしています。日本の伝統とドイツの文化の融合。これが具体的に現実に体感できるのがすぐそこまで来ています。全力応援しています。ぜひ皆様もご一緒にどうぞ!

 

 

神藤秀人さん

D&DEPARTMENT d design travel 編集長/JUNGE DESIGN

 

僕がゲルト・クナッパーさんを知ったのは、弊社が発行している「d design travel」シリーズの茨城号の取材で初めて久慈郡大子町に行った時でした。お世辞抜きで、こんな長閑な町に、こんな偉大な方が暮らしていたなんて、作品をひと目見た瞬間脳に衝撃が走り、この出会いに感謝しつつすぐさま取材を決めたものでした。長屋門のギャラリーはもちろんですが、その奥に佇む母屋も日本人ならまだしもドイツ人が大切に保存しながら暮らしていた場所です。最近ではこうした建物を残す取り組みが全国的にありますが、ゲルト・クナッパーさんが暮らし始めたのはもう50年近く前。ここは“絶対に残すべき大子町の文化発信地”としてふさわしいと今でも思っています。

 

 

長谷川大輔さん

(株式会社デザイナーズ・アロー代表取締役)

 

今回のプロジェクトに携われたこと、ウテさんとのご縁に心より感謝しております。


古民家再生プロジェクトは、歴史的価値のある建物を次世代に受け継ぎ、地域の活性化に貢献する素晴らしい取り組みです。ご支援いただくことは、単に資金提供だけでなく、日本の伝統文化を守り、未来に繋げることに繋がります。


再生の過程は大変なことも多いと思いますが、その努力が実を結び、多くの人々に愛される場所となることを心から応援しています。皆様の熱意と情熱が、地域の活性化や観光の促進に繋がり、さらなる発展を遂げることを願っています。

 

 

 

   リターンの紹介

 

今回も地域の皆様にご協力いただき、素敵なリターン品をご用意させていただきました。一部ご紹介させていただきます。

 

|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパック

SAZACOFFEEさんにご協力いただき、ここでしか飲めないオリジナルブレンドの味を作らせていただきました。ご自宅でもぜひこの味をお楽しみください。

 

 

__________

 

太郎坂屋敷カフェ・オリジナルロゴエコバッグ

太郎坂屋敷カフェのロゴをプリントしたエコバッグです。

 

 

__________

 

|ふろしきやさんデザイン、ゲルト・クナッパーギャラリーオリジナル手ぬぐい

前回のリターン品でもご好評いただいていた、オリジナル手ぬぐいです。

 

 

__________

 

|大子町の名産品・奥久慈茶

𠮷成園100g、藤屋製茶100gをお届けします。

 

 

 

__________

 

|大子町の名産品・白井君のお米

2023年に開催された八代目儀兵衛の「お米番付 第10会記念大会」の優秀賞に輝いた、白井涼輔さんの茨城県久慈郡大子町産天日乾燥させた「コシヒカリ」2kgです。(パッケージデザインは異なる場合がございます。)

 

 

__________

 

|限定1点・陶芸家ゲルト・クナッパー制作作品 灰釉波紋繭型花瓶

故、ゲルト・クナッパーの遺作品、灰釉波紋繭形花瓶です。桐箱込み。

※サイズ約:高さ:23.5cm × 幅:19cm

※故人の為、桐箱への箱書きは娘(ゲルト・クナッパー・ギャラリー館長)の代筆となります。

 

 

ゲルト・クナッパーギャラリーHP・SNSも更新中です!

・HP:https://www.gerdknaepper.com/
・インスタグラム:https://www.instagram.com/utey.knapper

・Facebook:https://www.facebook.com/GerdKnapper/
・X:https://twitter.com/GerdKnapper?s=09

 


【プロジェクトに関するご留意事項】

 

※第一目標達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

プロジェクト実行責任者:
ウテ洋子クネッパー(ゲルト・クナッパーギャラリー)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

ゲルト・クナッパーギャラリー館長ウテ洋子クネッパーが、ゲルト・クナッパーギャラリー敷地内の母家を改修し2025年に「太郎坂屋敷カフェ」をオープンするため、客席の整備を行います。いただいたご支援金は客席の整備にあたっての工事費用として大切に活用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
カフェの開業に向けて、①飲食店営業許可・②火を使用する設備等の設置届・③防火管理者選任届(必要かどうかは消防署に判断を仰ぎます)が必要となります。①に関しては2024年9月30日までに取得予定、②③に関しては2024年10月に予定しているプレオープンの1週間前までに取得予定です。
リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
リターンの一部には食品を含み、提供には飲食店営業許可が必要です。飲食店営業許可は2024年9月30日までに取得予定です。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
差額については、自己資金等にて補填します。

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プロフィール

ゲルト・クナッパー ギャラリー館長 ウテ・クネッパー

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リターン

5,000+システム利用料


A|感謝の葉書

A|感謝の葉書

●感謝の葉書をお送りします

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

6,000+システム利用料


B|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 2個

B|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 2個

●感謝の葉書
●太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 2個

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

8,000+システム利用料


C|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルロゴエコバック

C|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルロゴエコバック

●感謝の葉書
●太郎坂屋敷カフェ・オリジナルロゴエコバック:A4サイズ

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


D|太郎坂屋敷カフェ・飲食代金20%割引チケット 1枚

D|太郎坂屋敷カフェ・飲食代金20%割引チケット 1枚

●感謝の葉書
●太郎坂屋敷カフェ・飲食代金20%割引チケット 1枚

※チケット有効期限:2024年11月〜2026年7月
※毎年2月〜3月はクローズ予定です。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

10,000+システム利用料


E|ふろしきやさんデザイン、ゲルト・クナッパーギャラリーオリジナル手ぬぐい

E|ふろしきやさんデザイン、ゲルト・クナッパーギャラリーオリジナル手ぬぐい

●感謝の葉書
●ふろしき屋さんデザインオリジナル手ぬぐい

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

12,000+システム利用料


F|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 10個

F|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 10個

●感謝の葉書
●太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 10個

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

12,000+システム利用料


G|大子町名産品・奥久慈茶セット

G|大子町名産品・奥久慈茶セット

●感謝の葉書
●奥久慈茶:吉成園100g 奥久慈茶:藤屋製茶100g

※パッケージはイメージです。
※吉成園・藤屋製茶より配送いたします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

13,000+システム利用料


H|大子町の名産品・白井君のお米 新米2kg

H|大子町の名産品・白井君のお米 新米2kg

●感謝の葉書
●天日乾燥した大子町の名産品・白井君のお米 新米2kg

2023年に開催された八代目儀兵衛の「お米番付 第10回記念大会」の優秀賞に輝いた、白井涼輔さんの茨城県久慈郡大子町「コシヒカリ」です。天日乾燥したお米です。

※白井涼輔さんから配送いたします。
※袋は違うデザインになる事があります。

支援者
13人
在庫数
35
発送完了予定月
2024年11月

15,000+システム利用料


I|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー5個 + オリジナルロゴエコバック

I|太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー5個 + オリジナルロゴエコバック

●感謝の葉書
●太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 5個
●太郎坂屋敷カフェ・オリジナルロゴエコバック:A4サイズ

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

20,000+システム利用料


J|SAZACOFFEEドリップパックコーヒー5個+エコバック+太郎坂屋敷カフェ飲食代金20%割引チケット 1枚

J|SAZACOFFEEドリップパックコーヒー5個+エコバック+太郎坂屋敷カフェ飲食代金20%割引チケット 1枚

●感謝の葉書
●太郎坂屋敷カフェ・オリジナルブレンド SAZACOFFEE ドリップパックコーヒー 5個
●太郎坂屋敷カフェ・オリジナルロゴエコバック:A4サイズ
●太郎坂屋敷カフェ・飲食代金20%割引チケット 1枚

※チケット有効期限:2024年11月〜2026年7月
※毎年2月〜3月はクローズ予定です。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

500,000+システム利用料


S|限定1点・陶芸家ゲルト・クナッパー制作作品 灰釉ぐい呑

S|限定1点・陶芸家ゲルト・クナッパー制作作品 灰釉ぐい呑

●感謝の葉書
●限定1点・陶芸家ゲルト・クナッパー制作作品 灰釉ぐい呑 サイズ約:高さ:4.3cm x 幅:7cm

故、ゲルト・クナッパーの遺作品、灰釉ぐい呑です。桐箱込み。

※故人の為、桐箱への箱書きは娘(ゲルト・クナッパー・ギャラリー館長)の代筆となります。

支援者
0人
在庫数
1
発送完了予定月
2024年10月

3,000+システム利用料


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L|お気持ちコース(3千円)

●お礼のメール
---
リターンアイテムをお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く活動に充てさせていただきます。

支援者
27人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


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M|お気持ちコース(1万円)

●お礼のメール
---
リターンアイテムをお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く活動に充てさせていただきます。

支援者
68人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

30,000+システム利用料


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N|お気持ちコース(3万円)

●お礼のメール
---
リターンアイテムをお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く活動に充てさせていただきます。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

50,000+システム利用料


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O|お気持ちコース(5万円)

●お礼のメール
---
リターンアイテムをお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く活動に充てさせていただきます。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

100,000+システム利用料


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P|お気持ちコース(10万円)

●お礼のメール
---
リターンアイテムをお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く活動に充てさせていただきます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

300,000+システム利用料


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Q|お気持ちコース(30万円)

●お礼のメール
---
リターンアイテムをお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く活動に充てさせていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

1,000,000+システム利用料


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R|お気持ちコース(100万円)

●お礼のメール
---
リターンアイテムをお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く活動に充てさせていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

1,500,000+システム利用料


K|限定1点・陶芸家ゲルト・クナッパー制作作品 灰釉波紋繭型花瓶

K|限定1点・陶芸家ゲルト・クナッパー制作作品 灰釉波紋繭型花瓶

●感謝の葉書
●限定1点・陶芸家ゲルト・クナッパー制作作品 灰釉波紋繭型花瓶 サイズ約:高さ:23.5cm x 幅:19cm

故、ゲルト・クナッパーの遺作品、灰釉波紋繭形花瓶です。桐箱込み。

※故人の為、桐箱への箱書きは娘(ゲルト・クナッパー・ギャラリー館長)の代筆となります。

支援者
1人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年10月

プロフィール

ゲルト・クナッパー ギャラリー館長 ウテ・クネッパー

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