このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

児童養護施設の子供達の潮干狩り企画を支援したい!

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支援総額

52,000

目標金額 360,000円

支援者
6人
募集終了日
2014年6月4日

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プロジェクト本文

このプロジェクトは、子どもたちが潮干狩りイベントを自ら企画・実行することを通して、人任せにせず自分の頭で考える体験学習です。

 

こんにちは!特定非営利活動法人Kids Pirate Tokyo東京こども海賊団の小阪修一と申します。私たち海賊団は、生きる力を育む活動を行なっている団体です。

2013年10月より、ある児童養護施設の協力を得て、探究海賊プロジェクトというテスト事業を行なっています。これは、子どもたちが自分たちで楽しい船遊び・海遊びを考えてつくりあげ、実際に遊んでやり遂げて、ふりかえる。このプロセスを何度も繰り返すことで、人任せにしないで自分の頭で考えて行動してやり遂げてふりかえる経験の積み重ねを図るプロジェクトです。次回、第4次航海の開催は5月18日〜7月13日。テーマは潮干狩りです。

 

しかし、今回、船のチャーター費などが足りません。何度も繰り返して経験を積み重ねられるよう、第4次航海開催をご支援いただけませんでしょうか?

 

(雨でもキャビンに入らず選曲に夢中な子どもたち。第1次航海)

 

(潮干狩り経験のない子どもたちが多いため、期待度の高いテーマです。)

 

ただ楽しい思い出づくりのイベントとして行なうものではありません。

週一度のペースで施設に訪問し、より楽しく遊ぶために、子どもたち主体で考えて仕込む時間(作戦会議)に重きをおいた活動です。

 

探究海賊プロジェクトは、船や海を舞台にしますが、活動期間のほとんどは、陸上で行なう考える時間です。

 

何をするのか、テーマや分野など、はじめる前はみんな白紙です。具体的な何かを教えるわけではありませんので、カリキュラムもありません。すべて子どもたちの興味関心と、それにきちんと応える大人とで、いっしょにつくりあげてゆく非効率的な活動です。

 

自分たちで楽しい船遊び・海遊びを考えてつくりあげ、実際に遊んでやり遂げて、ふりかえる。このプロセスを何度も繰り返す。こうした経験の積み重ねが、人任せにしないで自分の頭で考えて行動することの、辛さと楽しさを知ることにつながると信じています。

 

こういうやり方で遊ぶことは面倒かも知れません。誰かがお膳立ててくれた遊びの中で遊ぶ方が楽(ラク)ですからね。でも、回を重ねるごとに、主体的に考えて行動することの楽(たの)しさが芽生えています。

 

(作戦会議で子どもたちが企画を立てます。第3次航海)

 

海賊団を旗揚げし、探究海賊プロジェクトをはじめたわけ

 

私は、会社員時代に、お膳立てされないと動けない人、決まった正解のない問題を前に立ちすくむ人が増えていると強く感じていました。誰かが用意した正解がある問題に答えることを繰り返していると、正解がわからない問題に正面から立ち向かえなくなります。それぞれ必要とされる力が異なるからで、正解がある問題には、教わったことへの記憶力が必要です。

 

一方、正解がわからない問題・答えがいろいろ考えられる問題・特に答えがない問題・問題すらわからない問題などには、自分で考えて答えを見つけ出したら、行動に移して、周囲に示すまでの力が必要です。さらに、勇気も必要です。自分で深く考えて行動することは根気がいりますし、時につらいこともあるからです。

 

私は、自分の生き方を考えることにもつながる、こっちに必要な力の教育は不充分ではないか?との問題意識を持つようになりました。これを解決するためには、人任せにしないで自分で考えて行動してやり遂げてふりかえる。こうした経験を、成功・失敗・大満足・消化不良・後悔など様々な状態・気持ちとともにした経験として、子どものうちにたくさん積み重ねておくことが必要だと考え至りました。

 

そして、その機会をつくる装置として、海賊団を設立し、探究海賊プロジェクトをはじめました。

 

(文字通り旗揚げしに行きました。)

 

実践にあたりある児童養護施設とめぐりあい、子どもたちと長期間付き合えることからそこではじめました。活動経費は海賊団会員からの会費もありましたが、不足後は自分の船長バイト代から捻出し賄っています。

 

私たち海賊団が、船や海で、遊びで、子どもたち主体で、やるわけ

 

それは、船に乗ることで得られる非日常性が、様々な効果を生むからです。私たちが繰り出す都心の海は、都心とはいえ普段の生活環境とは違う場所です。初めて目にするものが多いので、子どもたちの先行知識(経験によるもの、大人や社会から得た知識)が通用しにくく、まわりのみんなも同じ状態ですから、思い思いの視点で何を言っても、誰からも変に思われないですむ、安心できる環境です。

 

(子どもたちの発言も模造紙に書いて残します。第3次航海)

 

また、遊びであれば、大人が気にする短期的な効果に縛られませんので、自由に活動できるからです。うまくいかなくて失敗しても、成績とは何の関係もないので、安心して失敗できます。考えてやり遂げてふりかえるプロセスを何度も繰り返しますので、失敗は有意義な経験となります。失敗大歓迎です。

 

そして、これまでの経験から、ただ楽しいだけの、思い出づくりのための、その場限りのイベントはしないと決めています。そういうのは、子どもにとっては時間終了と同時にサアッと消えてなくなるだけの、大人にお膳立てされたものでしかなく、関係する大人は満足感を得られますが、肝心の子どもたちにとっては、その後の何かにまったくつながらないと感じているからです。

 

第3次航海『こども海賊団の上陸大作戦!』の紹介

 

活動初日。

今度はどんなことしよっか?!と投げかけます。

あれこれ出てくる子どもたちの意見を模造紙に、一つ一つ聞き漏らさないよう、一言一言話した言葉の通りに書いてゆきます。

 

『今度は天気のいい日にもっと遠くへ行ってみたい!』

 

そこで、春に東京から横浜まで船で行く。これをフレームにしました。子どもたちと話しながら即興でエイヤっ!と決めたフレームです。

 

『一つのことだけじゃなくて、いろんなことをしに行きたいよ!』

『サッカーとか、鬼ごっことか。』

『でも船の中でできるの?!』

 

まあ、普通に考えたら大型客船でもない限りできません。

と言って、常識的な大人な対応をしていたら、私は子どもたちの興味関心にきちんと応えることができない、子どもにとってつまらないただの大人になってしまいます。

 

そこで、横浜上陸!また即興でフレームに加えました。船内でできないことは上陸してやることにしたわけです。

 

いろんなことが盛りだくさん。役割分担とかもした方が良さそうだ。なんだか作戦会議っぽくなってきたぞ。

 

みんなで作戦名を考えます。

題して『こどもかいぞくだんのじょうりくだいさくせん!』。

漢字を使わずあえて平仮名なのは子どもたちの意見だからです。

(文中では読みやすさの関係で漢字表記にしています。)

 

ここから2ヶ月の活動がはじまりました。

 

(活動のダイジェストです。)

 

2月9日より活動開始し、D-Day(作戦決行日)は4月12日。翌週19日にふりかえりをして、この航海は終わりました。

 

1つ、印象に残る出来事がありました。

考える活動に都合で参加できない子どもたちもいます。過去2回は、同じ施設の子どもたちなのだから航海当日の都合があえば乗船させていました。

その流れでこの回もそうしようと考え、当日だけ来れる子どもたちへの対応をどうしよっか?!と投げかけたところ、猛反対されました。毎回考える活動に参加している子どもたちからです。

 

要約すると、自分たちが一生懸命がんばって考えたことを、ただ乗りされるのは我慢ならん!ということでした。

 

あれっ?!これって、大人の世界にあるフリーライダーやただ乗り社員と同じ問題ですね。子どもも立派な大人なんですね。

 

(みんな一斉に反対意見を言ってきて、私一人では書きとめられないので子どもたちそれぞれに意見を書いてもらいました。文字からも感情が伝わってきます。)

 

第4次航海は『潮干狩り大作戦!』

 

4回目となる今回は『潮干狩り大作戦!』。そのフレームは、子どもたちからなる作戦実行委員会が、事前準備から当日運営、採れた貝の料理会まで主体的に行なう内容を考えています。

 

航海に夢やロマンを求めていたのは、船乗りたちだけではありませんでした。

 

大航海時代。航海ごとに出資者を募り、その売り上げを出資者に返却する方式で貿易会社が設立されていました。

これをヒントに、探究海賊プロジェクトも、支援者を募って航海します!

 

支援金の使い道は、陸上での活動に必要な交通費・文房具代、海辺での活動に必要な道具代・おやつ代・タオル製作費・船舶チャーター料、貝の料理会に必要な調味料類の購入支払に充てさせていただきます。

 

また、支援者の皆様にお返しできることは、私たち海賊団が目指す社会の実現;子どもや若者が、海のような広い心と大きな夢を持って、人生の海原に自由に強く挑んでゆける社会の実現に向けて、継続した活動を行ない、支援者の皆様のお気持ちにお応えすることです。

 

子どもたちと皆様の夢を乗せた航海に向けて、どうぞあたたかいご支援の程よろしくお願いいたします。

 

引換券について

 

●サンクスレター

 ご支援のお礼を込めて子どもたちと手づくりしてお送りいたします。

(参考画像。第3次航海の寄港地でお世話になった方宛のもの)

 

●海賊団HPの活動報告にお名前を記載(希望者のみ)

 

●旗にお名前クレジット(希望者のみ)
 お名前を記載した大きな旗『感謝旗』を子どもたちと手づくりし、作戦当日、海賊団旗とともに掲げて思いっきり遊びます。

 

●オリジナルタオル

 暑さ対策で子どもたち用に海賊団タオルをつくることにしました。発注ロットの関係で余る分をささやかですがお裾分けさせていただきます。海賊旗を模した黒いタオル(海賊団マーク入り)です。

     (参考画像。この海賊団旗がデザインです。)

 

●貝の料理会にご招待
 潮干狩りの翌週に、施設で開催する貝の料理会に7名様を招待いたします。
 ※ご参加にあたって、下記条件にご誓約いただける方のみご購入ください。
 ①子どもたち主体で企画運営しますので、何かとばたばたごたごたするのかもしれません。そんな時、思わず手伝いたくなるかもしれませんが、我慢して見守っていただける方。
 ②子どもたちのプライバシー保護のため写真・動画の撮影は一切禁止です。
 ※開催場所はある児童養護施設内(東京23区内)。日時は6月下旬に確定します。確定後、詳細をご案内いたします。
 ※現地までの交通費等は各自ご負担ください(遠方の方はご注意ください)。

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リターン

3,000


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●サンクスレター
●海賊団HPの活動報告にお名前を記載(希望者のみ)

支援者
4人
在庫数
制限なし

10,000


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●サンクスレター
●海賊団HPの活動報告にお名前を記載(希望者のみ)
●旗にお名前クレジット(希望者のみ)
●オリジナルタオル

支援者
1人
在庫数
35

30,000


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●サンクスレター
●海賊団HPの活動報告にお名前を記載(希望者のみ)
●旗にお名前クレジット(希望者のみ)
●オリジナルタオル
●貝の料理会にご招待

支援者
1人
在庫数
6

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