プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

10万人が暮らす、タイ最大のスラム地域「クロントイ・スラム」から、ブランド「Feemue KLONG TOEY (フィームー クロントイ)」を立ち上げたい!

 

 プロジェクト・ページをご覧いただき、誠に有難うございます。シーカー・アジア財団の吉田圭助と申します。私たち、シーカー・アジア財団はスラム地区での図書館運営、移動図書館活動、奨学金の支給、山岳民族の中高生を対象とした学生寮等、困難な状況にある子どもたちの教育の機会を支援する活動を25年間行っています。

 

 今回のプロジェクトは、約10万人が住むバンコク最大のスラム地域「クロントイ・スラム」からブランドを立ち上げて、地域がもたれるイメージを改善することが目的です。スラム出身であることを隠さなければ就職することも難しい差別が残るタイ。そんな場所で、スラムの女性が縫製を行い、日本のデザインの力でスラム発のブランドを作りたいと思います。

 

スラム発のブランドを立ち上げるため200万円の資金が不足しています。女性たちの収入向上や、子どもたちの教育の機会を応援、地域に対するマイナスのイメージを改善していくため、どうか温かいご支援いただけないでしょうか?

 

実際に働くメンバーの写真です。

 

 

約10万人が住むクロントイ・スラムが誕生した経緯と今

 

クロントイ・スラムは、1940年代以降の産業政策や急速な工業化を背景に、地方で干ばつや飢饉に遭い暮らせなくなった人たちが、現金収入を求めて出稼ぎにきました。その人たちがこの土地を不法占拠して住み始め、拡大していったスラム地域です。当時は無秩序にバラックが並び、湿地の上に敷いた板きれの道が続いていました。そして住民たちは、強制撤去の脅威と闘ってきました。

 

現在、クロントイ・スラムには、約10万人の人々が暮らしています。近年では、カンボジアやミャンマーからの出稼ぎ労働者が増えてきています。地域が抱える問題として、不安定な居住、不衛生な住環境、子どもの教育や就職、麻薬等の問題があります。

 

不衛生な住環境で育つ子どもたち。スラム地区出身というだけで差別に合うこともあります。

 

 

重労働や日雇い労働。クロントイ・スラムで暮らす人々の不安定な職業

 

クロントイ・スラムで暮らす人々は、港湾や建設現場での日雇い労働、バイク・タクシーの運転手、軒先での雑貨売りや手押し車・天秤棒を担いでの商売、花輪づくりの内職等々の仕事に就いており、収入は不安定です。日雇い労働や内職で生計を立てていくことは困難です。制服代や通学する交通費が嵩み、子どもたちを学校に行かせることは生計を圧迫しているのが現状です。

 

問題が身近にある環境で子どもたちは成長していきます。

 

 

生活が不安定なクロントイ・スラムを「デザインの力」で変えたい!

 

現在起きている主な問題は①家庭の収入が不安定である事②子どもたちの教育支援が未完成なこと③スラム=悪いイメージと国の中で持たれてしまっていることです。私達は、この問題を解決するためにスラム発のブランドを立ち上げます。なぜブランドかというと、スラムの抱える問題を若い方々にも、もっと身近に伝えたいからです。

 

仕上がったアイテムは、シャンティ国際ボランティア会のフェアトレード事業クラフトエイドを通して、日本でも販売を行います。ここでの収入が現地の収入源になるような仕組みを作ります。そして、ブランドの売り上げを子どもたちへの教育支援活動に還元し、教育環境の改善を行いたいと思っています。最後にクロントイ・スラムから提案するアイテムを通してスラムの問題だけではなく、良いところもお伝えしていくことで、スラムのイメージを変え、彼らの生きやすい社会を作る手助けが出来る。そんなブランドを立ち上げたいと思います。
 

デザイナー・FUJI TATE P氏が今回ブランドの立ち上げを協力してくれています。!

 

 

次世代の子どもたちが自らの手で未来をつくれるように、

10万人が暮らすタイ最大のスラム「クロントイ・スラム」発のブランド

「Feemue KLONG TOEY」を立ち上げたい!

 

スラム地区で家族と暮らすヤオさん(50歳)は、かつて港湾で荷役の労働をしていました。重労働な上に賃金が低く、毎日疲れ果てていたと話します。ヤオさんは貧しい家庭に生まれ、幼少期に教育を受けることは叶いませんでした。そんなヤオさんもブランドをつくるメンバーの一人。

 

彼女は職業訓練を受けて縫製所で働き20年になります。ヤオさんは「私が縫製してつくるアイテムが、やがて子どもたちの教育の機会を応援することになる。ここでの仕事はやりがいがあります。」とも語ってくれています。

 

スラム地区で家族と暮らすヤオさん(50歳)です。

 

 

“スラム”をクラフトに落とし込む―Feemueデザインのモチーフ

 

今回のブランドのデザインは、日本人のデザイナーのFUJI TATE P氏が、スラム滞在を通して受けたインスピレーションを元に、デザインを進めています。そのモチーフとなっているのは、スラム地区の当たり前の現実を具現化したデザインです。

  • 様々な素材をパッチワークのように繋ぎ合わせできた家
  • ビンの王冠やペットボトルを装飾に使用する面白さ
  • 様々な形状のトタン屋根が密集して並ぶ景観
  • 曲線の少ないスラム地域
  • コミュニティ力の高さ 等

約40点のアイテムを、スラムの女性たちと作ります。

 

現地の方とイメージをふくらませるデザイナーのFUJI TATE P氏です。

 

 

資金使途

 

今回、目標金額としている200万円はプロジェクトの実行に必要な材料や機材の購入費、ブックレット印刷費、ウェブサイトの制作費、プロジェクト報告を兼ねた展示会費、日本からのデザイナーの渡航費用に充てさせていただきます。

 

 

スラム地区から誇れるブランドを作り、地域に対するイメージを改善したい!

 

スラム地区に対し持たれる一般的なイメージは、マイナスなものが多いです。それにより、過去には就職ができないこともありました。現在でもスラムで暮らしているというだけで友だちが遠ざかっていくこと。タクシーでは、麻薬が多い地区には行かないと乗車拒否をされることもあります。

 

このイメージを改善していくことは私達の大きな課題でした。本プロジェクトが実現できれば、収入の向上につながり、マイナスなイメージも緩和され、スラムに住む方々の希望の光になることが出来ます。デザインの力でクロントイ・スラムのイメージを改善したい。これが本プロジェクトの最終的な目的です。どうか本プロジェクトに賛同し、一緒に協力していただければ、幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 


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