支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 34人
- 募集終了日
- 2013年6月3日
ボリスの活動アップデート
皆さん、こんにちは!ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の土井香苗です。
皆さんにご支援頂きました、HRWのLGBTディレクターのボリス・ディトリッヒのLGBTの権利を守る活動のアップデートを報告させて頂きます。
ボリスは日々、世界中の国を回ってプライドパレードで講演したり、政治家に政策を提言したり、現地のLGBT活動家と共に各国のLGBT問題について協議する活動をしています。
今日はその中から、ウクライナのキエフとパリでの活動を皆さんにご報告します。
2013年5月25日 キエフでのプライドパレードにボリス他1名のHRWスタッフが参加しました。
ウクライナでは現在、同性愛を支持するパレードや講演、文章やビデオの配布を禁止する法案が議会で審議中です。そんな状況でのこのプライドパレードの開催、反対派からの暴力の脅迫などもあり、キエフ市は開催者側にパレードの中止を求めました。
しかし、多数の警察に囲まれた厳戒態勢の中、パレードは無事に行われました。(一般の人々から見えないように、隔離された場所での実施となりましたが。)
ボリスはここで、"The fact that it took place is a seed that was planted. Hopefully a tree of acceptance and respect will grow." 「プライドパレードが実際に行われたことで、小さな種が蒔かれた。これが需要と尊敬の木に成長するといいのだが。」とコメントしています。
皆さんも、今後のウクライナのLGBTへの弾圧をウォッチして下さいね。
続いて、6月29日にパリで行われたプライドパレードの様子です。
パリのプライドパレードにはパリ市長も参加し、スピーチも行いました。
キエフのパレードとはうってかわって、穏やかで楽しいパレードだったとボリスは言っています。
パレードの他に、パリでボリスは世界中のLGBT問題に関する講演も行いました。
この講演会でボリスと共に講演したカメルーンの弁護士ミシェル・トグエさん(上の写真右)は、カメルーンでLGBTの人の権利を弁護した勇気ある弁護士なのですが、それが理由で殺人をほのめかす脅迫を度々受け、妻子をアメリカに避難させなければならなくなったそうです。
それでも彼は一人でカメルーンに戻り、引き続きLGBTの人々のために弁護を続けているそうです。こういう勇気ある現地の活動家をHRWは世界中で守り、応援しています。
カメルーンの今後のLGBTへの弾圧も、どうかウォッチして下さい。
さらに詳しい情報は、HRWのウェブサイトでご覧頂けますので、是非一度見てみて下さい。
http://www.hrw.org/ja/topic/lgbt-rights (日本語)
http://www.hrw.org/topic/lgbt-rights (英語)
リターン
3,000円+システム利用料
①世界各国のLGBT問題に関する、ヒューマン・ライツ・ウォッチのニュースブックレット日本語版(非売品)を特別にお届けします!
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
上記①に加えて…
②あなたの名前入りのレインボー応援カードを、世界各地でLGBT問題に苦しむ人たちに直接手渡しします!
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
上記①②に加えて…
③HRWのLGBTプログラムによる写真集 "Creating Hope in a World of Hate" をお届けします!
④HRW日本代表の土井香苗による、世界のLGBT問題に関するブリーフィングに特別にご招待します!
- 支援者
- 18人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円+システム利用料
上記①②③④に加えて…
⑤ボリスから貴方へのお礼ビデオメッセージが届きます!
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし