皆さん、こんにちは!ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の土井香苗です。

 

皆さんにご支援頂きました、HRWのLGBTディレクターのボリス・ディトリッヒのLGBTの権利を守る活動のアップデートを報告させて頂きます。

ボリスは日々、世界中の国を回ってプライドパレードで講演したり、政治家に政策を提言したり、現地のLGBT活動家と共に各国のLGBT問題について協議する活動をしています。

 

今日はその中から、ウクライナのキエフとパリでの活動を皆さんにご報告します。

 

2013年5月25日 キエフでのプライドパレードにボリス他1名のHRWスタッフが参加しました。

 

 

ウクライナでは現在、同性愛を支持するパレードや講演、文章やビデオの配布を禁止する法案が議会で審議中です。そんな状況でのこのプライドパレードの開催、反対派からの暴力の脅迫などもあり、キエフ市は開催者側にパレードの中止を求めました。

 

しかし、多数の警察に囲まれた厳戒態勢の中、パレードは無事に行われました。(一般の人々から見えないように、隔離された場所での実施となりましたが。)

 

 

ボリスはここで、"The fact that it took place is a seed that was planted. Hopefully a tree of acceptance and respect will grow." 「プライドパレードが実際に行われたことで、小さな種が蒔かれた。これが需要と尊敬の木に成長するといいのだが。」とコメントしています。

 

皆さんも、今後のウクライナのLGBTへの弾圧をウォッチして下さいね。

 

続いて、6月29日にパリで行われたプライドパレードの様子です。

 

 

パリのプライドパレードにはパリ市長も参加し、スピーチも行いました。

キエフのパレードとはうってかわって、穏やかで楽しいパレードだったとボリスは言っています。

 

パレードの他に、パリでボリスは世界中のLGBT問題に関する講演も行いました。

 

 

この講演会でボリスと共に講演したカメルーンの弁護士ミシェル・トグエさん(上の写真右)は、カメルーンでLGBTの人の権利を弁護した勇気ある弁護士なのですが、それが理由で殺人をほのめかす脅迫を度々受け、妻子をアメリカに避難させなければならなくなったそうです。

それでも彼は一人でカメルーンに戻り、引き続きLGBTの人々のために弁護を続けているそうです。こういう勇気ある現地の活動家をHRWは世界中で守り、応援しています。

 

カメルーンの今後のLGBTへの弾圧も、どうかウォッチして下さい。

 

さらに詳しい情報は、HRWのウェブサイトでご覧頂けますので、是非一度見てみて下さい。

http://www.hrw.org/ja/topic/lgbt-rights (日本語)

http://www.hrw.org/topic/lgbt-rights (英語)

 

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