【今日限り!!】戻ってきたマルミミゾウを密猟者の手から護りたい!!

寄付総額

3,775,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
197人
募集終了日
2022年12月23日

    https://readyfor.jp/projects/Lobekepontcasseprotection?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

2年半ぶりのロベケ国立公園、プチ・サバンナはゾウの楽園に!

しかし密猟者の魔の手も、すぐそこに…

☆2019年に行ったロベケ国立公園ランドクルーザー支援CFはこちらから

※以下にショッキングな表現が含まれる画像があります。

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人 UAPACAA(ウアパカ)国際保全パートナーズの代表理事、岡安 直比 (おかやす なおび)です。 アフリカ熱帯林に通い続けて30年、野生動物の保護と、そこに暮らす人びとの生活向上を後押しするべく活動を行ってきました。

 

1995年、働いていたコンゴ共和国のゴリラ孤児院での一コマです。密猟の犠牲になって親を殺されたみなしごゴリラを育て、野生に帰すという、世界でも初めての試みでした。(イギリスのハウレッツ野生動物公園とコンゴ共和国森林省が共同で運営) ©️ Naobi OKAYASU

 

 

 

 

 

1995年、働いていたコンゴ共和国のゴリラ孤児院での一コマです。密猟の犠牲になって親を殺されたみなしごゴリラを育て、野生に帰すという、世界でも初めての試みでした。(イギリスのハウレッツ野生動物公園とコンゴ共和国森林省が共同運営) ©️ Naobi OKAYASU

 

2018年にUAPACAAを立ち上げたきっかけも、WWF(世界自然保護基金)ジャパン時代の2012年から協働していた3カ国のプロジェクトを、組織の都合で途中で放り出すことはできないという、切実な想いからでした。若い頃、激動のアフリカ大陸を渡り歩き、政情不安や市街戦に巻き込まれるたびに、精魂込めて「護ろう」としていた野生動物と地域コミュニティから隔絶され、何十年も再会できない理不尽さ、自分だけ難を逃れ取り残されていく仲間たちに何もできないもどかしさに、言いようのない悔しさを感じたものです。

 

さらに21世紀に入り、このグローバリゼーションの世界にあって、自然破壊の要因もグローバル化。複雑な因果関係を解きほぐし、保護を前進させるにも10年単位の時間がかかるようになっています。そのため、現場と緊密に協力して立てた計画を半ばで放り出したりしたら、反動で2度と取り返しのつかないところまで自然の収奪が進む、そんなケースも出かねないと思って粘ってきました。その最中に襲った新型コロナ感染症のパンデミック。

 

カメルーンの首都、ヤウンデに滞在中だった私は、

「NPO法人を作ってたった2年足らずで、またエバキュエーションか!?」

世界規模の災害では、どうしようもありません。自分の非力さに打ちひしがれながらも、「これは戦争じゃない、街が壊滅するわけじゃない、感染症にはアフリカは強いはず、近いうちに戻ってこれる」と言い聞かせ、以来、日本から現場の仲間たちと連絡を取り合い、制約の多い中で活動を続けてきました。

 

▼カメルーン・ロベケ国立公園プロジェクトとUAPACAA

UAPACAAでは2019年に、カメルーン共和国東南端に位置するロベケ国立公園で、密猟対策に欠かせないランドクルーザーを寄付するクラウドファンディングに挑戦し、無事に成立。日本の多くの皆さまからご支援をいただくことで、深刻化していた国際密猟団による象牙目当てのマルミミゾウの密猟を取り締まる、国立公園の保護活動が停滞してしまう事態を食い止めました

 

 

ところがその直後の2020年春から、世界は新型コロナウイルス感染症の流行に突入。多くの国々と同様に、カメルーン政府は早々に国境を封鎖し、国内の移動にも制限を課しました。それによって、フィールドで働く国際NGO関係者の多くも国外避難を余儀なくされ、現地スタッフの行き来もままならない状態となりました。

 

幸いにも、カメルーンを初めアフリカ中部の国々ではコロナ禍は拡大せず、ロベケ国立公園周辺地域でも被害は最小限に食い止められています。現地にとどまって保全活動をおこなっていた国立公園当局やWWFカメルーン・ロベケプロジェクトのスタッフたちは、困難な中でもなんとか自然保護活動を継続することができました。しかしそんな中、2021年3月3日の「世界野生動物の日」に開催した、ランドクルーザー支援者向けオンライン現地報告会で聞いた、「異動その他でロベケのレンジャーの数が約2/3に減っている」という衝撃の事実。地元コミュニティの参画を得て、最低限の密猟対策パトロールは維持されていましたが…

 

UAPACAAがロベケ国立公園に協力してきた第1の役割は、ゴリラを中心としたエコツーリズムのメニュー開発でした。長年、中部アフリカ各地でゴリラの保護と地域振興に携わってきた岡安は、ロベケ国立公園のゴリラの豊富さとチンパンジーとのユニークな出会い、それに人を怖がらない多様なサルたち、そして多くの人を魅了してやまないマルミミゾウと、ボンゴ、バッファロー、シタトゥンガ、etc…サイチョウやヨウムなどの鳥も多く、バラエティ豊かな野生動物に大きな可能性をみました。その魅力を存分に味わえる場所として、もともと観光客に人気だったプチ・サバンナの「バイ」(ジャングルの中に開けた湿地帯;水草スワンプ)の、入り口に当たるポン・カッセにキャンプをしつらえ、常にゴリラの痕跡が観られるエリアに観察路を切って、エコツアー支援に取り掛かったのです。

 

もちろん、さらに奥のジャンギのバイでは、毎朝、万の単位で乱舞を見せるアフリカアオバトとヨウムの群れ、それにまとまった数のマルミミゾウの群れがいて、ロベケでしか味わえない神秘エコツアーとして、このままでも十二分に人気スポットになり得ました。ところがコロナで一気に世界の観光業は凍結。公園当局とコミュニティの収入源として育てるはずの、この活動自体が頓挫しかねない状況に陥ってしまったのです。

 

一刻も早く現地に戻り、自分の目で現場を確認し、現状について直接スタッフに会って相談したいと焦りは募るばかりでしたが、日本内外の渡航制限は継続し、1年、2年と時間が経っていきました。

彼らと共に、ここまでおこなってきた保全活動はどうなるのか…

今後、世界が徐々にポスト・コロナへ移行しはじめる中で、アフリカ熱帯林で暗躍してきたゾウの国際密猟団も新たな動きを見せるのではないか…

 

危機感が強まる一方でしたが、ようやく今年の8月~9月、カメルーンへ行く機会が訪れました!

 

▼2年半ぶりの現地視察

8月下旬、久しぶりに降り立ったカメルーンの街は、ほとんどコロナ前に戻っていました。

 

ヤウンデ大学前を貸切タクシーで通過!

街のタクシーが皆、きれいになっているような…

 

街行く人もマスク姿はほとんどなく、人々は賑やかにビズをして再会を喜び談笑しています。中央市場の混雑ぶりも相変わらず、タクシーやバイクタクシーが行きかい、地方へ出発する長距離バスのターミナルも荷物と人でごった返していました。

 

以前と違うのは、外国人の姿が少ないことぐらいでしょうか。ようやくヨーロッパのロックダウンや厳しい水際対策が全廃となったばかりで、アジアはゼロコロナを標榜するとあっては、水際対策を継続するカメルーンへの入国者が少ないのも無理はないかも知れません。

 

コロナのパンデミックが始まった当初は、アフリカ中部の国々の徹底した水際対策に違わず、カメルーンでも国境封鎖と検査の徹底など、脆弱な医療体制を守る公衆衛生上の措置が迅速に取られました。それから2年半、ワクチン接種の有無にかかわらず、入国者のPCR陰性証明と検疫での全員抗原検査の徹底は、ワクチンに頼らない被害防止に役立ってきたのだろうと実感できる再訪でした。

 

首都のヤウンデでの、WWFの同僚たちや、同じくクラウドファンディングで立ち上げた「感染症対策に伝統生薬を活かし、地域住民と野生動物を護る」プロジェクトの共同研究者との打ち合わせでも、アフリカ中部の人々のウイルスへの抵抗力に話題が及び、

「コロナで亡くなったのは、オフィスと密閉された高級マンションに閉じこもって、ジャングルの自然の中に出ていかなかった“ハイソ”な人々ばかり。私たちの子供の頃は、誰でも畑を手伝い泥んこになって免疫も鍛えられたから、コロナ程度の感染症なら人工ワクチンなんか打たなくても十分抵抗力があるのよ」とたいそう誇らしげでした。

 

これなら、ジャングルの奥のコミュニティや野生動物、とくに感染しやすそうなゴリラやチンパンジーたちも無事に違いないと、ここでは胸をなで下ろしました。

 

ロベケ国立公園とタグを組んだ10年に渡る保全活動

▼世界自然遺産、有数の豊かな自然が残るロベケ国立公園の立役者

さて、いよいよロベケ国立公園へ向かいます。ロベケ国立公園の位置する東部州は、広く深い熱帯林に覆われており、カメルーンの中でも開発が進んでおらず、アクセスするにも一苦労です。

 

 

それは裏を返せば、まだまだ豊かな自然が残されているということでもあります。ロベケ国立公園は、国境を接する中央アフリカ共和国とコンゴ共和国のあいだを流れるサンガ川を中心とした「サンガ多国間ランドスケープ」という生態系を成す、中部アフリカでも有数の野生動物の宝庫で、2012年には世界自然遺産に登録されました。

 

しかし残念ながら、この世界遺産登録プロセスの真っ最中、2000年代半ばからの約10年間に、国境をまたいで暗躍する国際マフィアによって、象牙を目的とした密猟が盛んにおこなわれるようになりました。カラシニコフ自動小銃(AK47)で武装し国境を自由に行き来する彼らは、カメルーンなどの中部アフリカ一帯でゾウを大量に殺戮し、象牙を東アジア、東南アジアへと密輸する闇ネットワークを築き上げたのです。国立公園の保全活動を支援してきたWWFが2016年に発表した生物多様性調査レポートによると、2002年以来、ロベケ国立公園と周辺に生息するマルミミゾウは半減してしまいました。

 

ゾウは生態系の頂点に立つ象徴的な動物であり、大量の植物や果実を日々食物として消費し、大量のフンをします。そのフンの中には未消化の種子が含まれており、そこから実に様々な草木が芽吹くのです。そのため、ゾウは「種子散布者」とも呼ばれ、生態系全体の更新と維持に非常に重要な役割を果たしています。ゾウを護ることは、豊かな森の生態系を護ることに繋がるのです。

 

私自身は少なくとも10年は続ける覚悟で、2012年からWWFジャパンの国際案件担当として、さらに2018年からはNPO法人UAPACAA国際保全パートナーズを立ち上げて、前述のようなロベケ国立公園での保全活動に取り組んできました。当初はゴリラ・チンパンジーの類人猿を中心に技術支援を展開する計画でしたが、行ってみるとWWFレポートが出版される前から、「マルミミゾウが危ない」という危機感が現場に溢れています。実際、ジャンギに初めて泊まった夜、さっそくスワンプに出てきたゾウたちを観察しようと、かすかなペンライトで観察台のテラスに足を踏み出した途端に、その光線を察知して10頭ものゾウが一斉に踵を返し、アッという間に森の奥へ走り去るという、密猟の深刻さを如実に物語る場面を目の当たりにしました。そしてロベケに関わる限り、これを何とかしなければジャングル全体がダメになるという想いを強くしたのです。

 

▼無人だったポン・カッセのガードポスト

2019年に皆さまからのご支援で寄贈することが出来たランドクルーザーは、ロベケ国立公園を縦横無尽に走り回り、レンジャーたちを森の中に点在する各拠点に送り届けています。今回もこの「UAPACAA号」で、公園の視察に出かけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伐採道路から8kmの林道の終点、ポン・カッセ(壊れ橋)に着いたUAPACAA号

 

 

 

 

 

 

 

 

ポン・カッセへ向かう林道。森の中を移動するため、チェーンソーでないと切れない倒木が道を塞いでいる場合もあり、パトロールのための維持管理は欠かせません。 © Naobi Okayasu

 

まず驚いたのは、コロナ前まで公園管理の要として整備が進んでいた、ポン・カッセのガードポストがもぬけの殻だったこと…。

 

ロベケ国立公園事務所での事前打ち合わせの際、ガードポストが閉鎖されていることは聞かされていなかったので、これはちょっとしたショックでした。もっとも、コロナ禍の2年間、エコツーリズムの先行きを見通せずに、UAPACAAからのゴリラ対応についてのインプットも、打開策は提案できずに停滞気味。現場も大きくメンバー交代があり、公園事務所長もゴリラ追跡担当責任者だった生物調査部門副部長も異動、WWFロベケも新顔ばかりとなったため、エコツーリズムの方針と計画自体を見直すことを目的として、今回の視察にやってきたのも事実です。まずは顔を合わせて意思疎通を図り、今後の協働を再構築することを優先して、コロナ前までのUAPACAAの、エコツアー開発への協力内容を一から説明し直しました。

 

この間、国境が閉鎖されたために、3カ国世界自然遺産のエコツアーの持ち味となっていた、カメルーン、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国共通の通行許可も開店休業状態では、ポン・カッセのガードポストで人の移動を監視する意味を、当局があまり見いだせなかったのも事実でしょう。UAPACAAからの活動費支援もなかなか届かない。こうなると、他のパトロール拠点は定期的に生物多様性調査が継続しているバイに隣接していますが、エコツーリズム用のゴリラ観察路しかないポン・カッセ維持の優先順位が下がるのも当然と言えば当然でした。

ポン・カッセのゴリラ・トランゼクト(観察路)で見つけた、その日の朝のゴリラのベッド。左がシルバーバック、右が母親と子供らしい大小のセットでした。© Naobi Okayasu

 

ロベケ国立公園のゴリラツアーは、コロナの前から「感染症対策にもなり他地域と差別化できるよう、グループを慣らしすぎずに観察機会を増やす」という方針のもと、活動を進めていたので、今回のパンデミックの際も現場では大きな混乱なく、野生は野生のまま暮らしています。要は人がいなくなっただけで、ゴリラもサルも野生動物たちは、コロナウイルスの影響はほとんど受けずに済んだということです(影響があれば遺骸が見つかります)。今回の視察ではそれを裏付けるように、満月に近いポン・カッセのキャンプでは、四方八方でゴリラのドラミングが聞こえていましたし、早朝のトレッキングでは写真のようなフレッシュなベッドを拝むことに。ポスト・コロナのエコツアー復興に向けて、良い感触をつかむことができました。

 

▼戻ってきたマルミミゾウ!!動物にあふれる豊かな「バイ」

そしてその日の午後、スタッフと共に森の中へと向かいました。目指すはプチ・サバンナ。このバイを含んだ一帯は前述のように、私がはじめはWWFジャパンの一員として、近年はUAPACAA国際保全パートナーズとして、10年に渡って保全活動に力を入れてきたエリアでもあります。幹線道路からアクセスしやすく、将来的にエコツアーのメインとなる重要地域です。そのため現地スタッフたちと協力して、このバイにやって来る野生動物を観察・記録し、種類や頭数のモニタリングをおこなってきました。また、約6年間のポン・カッセのゴリラ観察の結果から、主だったグループはトランゼクトとプチ・サバンナのあいだを縦横無尽に行き来している様子も判明し、このバイでの観察でより詳しいグループ情報が得られそうなことも大きな収穫でした。

 

乾季で乾燥したプチ・サバンナ。バイは、森の中にぽっかりと穴をあけたように広がっている。

このようなバイが、森の中に点在しており、野生動物たちのオアシスとなっています。特に乾季のあいだは、水分補給とミネラル・栄養補給に、バイは重要な役割を果たします。それにしても、カヤツリグサはゾウにほとんど食い尽くされ、バイの縁の灌木も食われてしまった様子…

© Naobi Okayasu

 

 

バイに設置された観察小屋で1週間過ごせば、実にさまざまな動物を観察することができます。群れでやってくるクロシロコロブス、騒がしく鳴き交わしながら舞い降りてくるヨウム、ひょっこりと顔を出すシタトゥンガ、親子でやって来るアカカワイノシシ...

 

そして今回、お馴染みのゴリラに加え、これまでには決して観ることが出来なかった、マルミミゾウまでバイに出て来たのです!!!! 

マンベレの公園事務所を出るとき、WWFのマネージャー、ロマヌスから、「最近はプチ・サバンナでマルミミゾウを観ることもできるんだ、みんな信じないけどね」と軽く言われたとき、私ももちろん信じなかったのですが…

 

観察小屋にわれわれ人間がいることは分かっているはずなのですが、まず夕方18時前に若いオスが1頭。無駄な努力と知りつつ、コンデジで写真を撮ろうとテラスの上を移動しても逃げません。そして20時からは、もっと大きそうな個体の気配がバイの真ん中で。彼らは夕方から夜間にかけてこのバイに滞在し、「ブルルルルルルルーー」と水を浴び、悠々と採食していきました。

 

マルミミゾウは密猟の危機に常にさらされてきたため、少しでも危険性がある場所には決して寄りつこうとしません。彼らが、長時間滞在して採食にいそしむことができるというのは、このバイを安全な場所であると彼ら自身が認識していることを意味しています。この10年あまりにわたって継続してきた保護活動が実を結んだと言えるでしょう。

ついに、マルミミゾウたちが戻ってきたのです!!

 

待ったなしの課題:ポン・カッセのガードポスト再開

▼忍び寄る新たな危機

エコツアーの中心となる地域で、ふたたびマルミミゾウが見られるようになってきていることは大変喜ばしいことです。しかし、コロナのあいだ、日本から心配し続けていた懸念も、現実のものとなってしまっていました。UAPACAAの活動地域として力を入れてきたプチ・サバンナのバイから、さらに国立公園の奥に位置するジャンギとジャルンベの二つのバイで、ゾウの密猟が発生していたのです。

 

殺されて象牙を奪い去られたマルミミゾウ。 内戦で出回ったAK47など軍用の自動小銃がそのまま闇に流れ密猟に用いられることが多く、子ゾウも含めた群れ全体が殺戮されることもある。

© WWF Jengi-TNS / MINFOF Lobeke Cameroon    

 

2021年11月に発生したそれらの事件では、計8頭のマルミミゾウが犠牲となりました。同時期には、同じ世界自然遺産「サンガ多国間ランドスケープ」として隣接する、コンゴ共和国のヌアバレ・ンドキ国立公園では30頭以上ものマルミミゾウが密猟の犠牲になったそうで、国際的な密猟組織の暗躍は、新型コロナウイルス禍においても収まることはなかったのです。

 

深刻だったのは、ロベケ国立公園の場合、この8頭のマルミミゾウの密猟が、地元住民の手引きによって行われたという点です。彼らを非難することは簡単ですが、事態はそれほど単純ではありません。この地域では、野生動物の保護を行いつつ、地元住民への雇用を創出する手段として、エコツーリズムが期待されていました。しかし、世界的な新型コロナウイルス禍により、観光客が激減しました(なんと、この2年でたったの4人!)。収入源として期待されていたエコ・ツアー自体が頓挫してしまったのです。

 

地域住民の生活は農耕を主体としているため、日々の食事に困ることはあまりありません。しかし、病気になれば病院に行く必要があります。保険制度も満足に行き渡っていないため、診療費や薬代は全て実費。そのため、親戚縁者から援助を募って、それでも足らない分は商人などから借金をして入院や治療費に充てるのです。

 

また、教育にもお金がかかります。子どもを学校に通わせるには、学期ごとの学費の支払いや学用品の準備が必要です。セカンダリースクール以上で学ぶためには都市部で下宿しながら通学する必要があり、高額な生活費を仕送りしなければなりません。これらの理由から、発覚すれば逮捕され、懲役刑を科されることを分かった上で、ゾウ密猟に手を染める地域住民が出てきてしまうのです。

 

ゾウ密猟は、貧困問題と表裏一体です。きちんとした収入が確保されていれば、危険を冒してまで密猟団の手引きを行う地元住民はいないはずなのです。保護に携わる私たちは、エコツーリズムの復興までのあいだ、地元コミュニティの生計向上に結びつく、代替の地場産業を創出していくことも、今まで以上に重要であることを実感する視察となりました。

 

▼一段と増すポン・カッセのガードポストの存在意義

ロベケ国立公園での犠牲がかろうじて8頭だけに抑えられたのは、苦しい財政状況の中でも最低限の保全活動をなんとか継続していた、現地スタッフの努力の賜物です。しかしこの事件をきっかけに、レンジャーたちによるパトロールの焦点は、今回の密猟の舞台となった国立公園の奥地のジャンギ・バイへと移って行ってしまいました。限られた予算と人員で効率的に活動を行うには、どうしても選択と集中が必要となるためです。そのあおりで手薄になったのが、UAPACAAがこれまでに保全活動を支援してきた、プチ・サバンナのバイを中心とする一帯での活動でした。

 

繰り返しになりますが、UAPACAAが支援してきた地域は、国立公園の中でも主要道近くに位置しています。これは、ツーリストなどがアクセスしやすいという意味があり、エコツーリズムなどを通じて地元住民の雇用を生み出しながら保全活動を進めるポテンシャルが、より大きいことを表します。しかし、これは裏を返せば、密猟団が容易に侵入しやすく、また、象牙を運び出しやすいとも言いうるのです。今、この段階でパトロールの手を緩め、隙を見せれば、簡単に密猟団の侵入を許してしまいうるのです。プチ・サバンナのゾウたちを護るためには、早急にポン・カッセのガードポストを再開する必要があります。

 

ようやく帰ってきたマルミミゾウたち。しかし、彼らは今、非常に脆弱な状態に置かれています。UAPACAAからも約2カ月分の緊急支援金を送金しましたが、来年に向けて密猟対策を安定的に行っていくためには、まだまだ不十分です。マルミミゾウたちが安心して滞在することができるバイを維持するため、今こそ皆さまのご支援が必要です。

 

▼今回のプロジェクトについて

今回のクラウドファンディングで皆さまからいただくご支援は、ロベケ国立公園のポン・カッセのガードポストの1年間の運営費用と、付随するUAPACAAの国内・現地活動にあてられます。

1.ガードポストの維持管理

・レンジャーの人数が減っているため、地域コミュニティの若者もリクルートして、4人一組のチームを作り、ポン・カッセのガードポストに1カ月交代で派遣します。林道の終点にレンジャーが常駐しているという情報が流れるだけでも、密猟や不法侵入の抑止効果は大きく、また地元の若者に新たな収入源を生むことにも繋がります。

・派遣されたチームを2人一組にして、交代でプチ・サバンナとの6kmのあいだに位置するゴリラ観察路(3km×3kmのトランゼクトで、500mごとに縦横の観察路が切られています)の見回りを行います。もう一組はガードポストの守りを固め、他のレンジャーチームと連携します。

2.野生動物のモニタリング

・今回、ポン・カッセのゴリラ観察路のエコツアー・スポットとしてのポテンシャルが再確認できたので、1.の見回りとともにゴリラ・チンパンジーの好物の果樹の観察(開花や結実をモニターして、いつ実がなりそうか、豊作かなどを予測する)も再開し、エコツアー復興に備えます。

 

まずは、ポン・カッセのガードポスト再開に向け年内の緊急募集を行い、12月末までに目標額を達成できれば、振り込まれた資金のロベケ分予算を1年間、1/3ずつカメルーンに送金し、すぐに活動を再開してもらいます。1年という目安は、世界のエコツアー復興の状況を見極めつつ、ロベケ観光の客足の戻りを待つ必要があるからです。観光客がポン・カッセからプチ・サバンナに滞在するようになれば、その分、人目も現地の収入も増えていくので、ロベケ国立公園のガードポスト運営が自立的に行える方向性も出てくると期待されます。

 

<上記必要資金の概算>

■目標金額:600万円

■目標金額の使途および実施する内容:

・ガードポスト再開・維持費用:月30万円~35万円×12か月(レンジャーおよび村人の日当と食費30日分、必要な機材、消耗品、その他の費用;残念ながら円安の極端な進行で、正確な先の見通しが立ちません…)

・UAPACAAスタッフの人件費、現地渡航費 約150万円(旅費がコロナ前の3倍近く必要です)

・クラウドファンディング手数料(通常手数料+早期入金オプション) 約100万円

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の継続期間を決定します。例えば、期日までに目標金額の50%が集まった場合には、ガードポストの運営を半年間、継続することができます。

※ 今回のクラウドファンディングで調達できる費用は、優先的に現地予算に充当し、継続できる期間分、現地活動(ガードポストの維持)を進めます。目標金額(12カ月分)以上のご支援が集まり、また12カ月後にガードポスト運営費がエコツアー復興などによってカバーできる目途が立ちましたら、以下のコミュニティ支援に充当します。

 

3.地元住民の新しい現金収入源の開拓

2021年に発生した8頭のマルミミゾウの密猟には、残念ながら地元住民が関わっていました。世界的な新型コロナウイルス禍により、観光客がほとんど来なくなってしまい、エコツアーが収入源として機能しなくなってしまったことも理由です。世界的なコロナ禍から得られた教訓は、自然保護と住民生活を両立させるために、国立公園近隣に住む地元住民の収入源を多様化させることが重要であるという視点でした。それに関しても今回の出張のあいだにヒヤリングを行い、生計向上に結びつきそうな新たな展開のヒントを得て帰ってきました。

 

現地では、WWFロベケのマネージャーの手ほどきで、養蜂業が導入されようとしています。養蜂は自然保護と地域住民の持続可能な開発を促す、重要なプロジェクトとして各地で活かされていますが、ロベケの位置するカメルーンの東部州では、今まで目立った実績がありませんでした。この養蜂に関して、UAPACAAが2度目に実施したクラウドファンディング「生薬プロジェクト」の成果が、活用できそうな方向性が見えてきたのです。この新たなプロジェクトについては、具体化が進みましたら、新着情報その他でご紹介していきたいと考えています。

 

プロジェクトの展望・ビジョン

2012年から継続して協働している、カメルーン南東部のロベケ国立公園。最後の巨大市場と言われ、急速な開発が進んでいたアフリカ大陸の中でも、いまだに野生動物たちが大した警戒心もなく、人前に現れる稀有なジャングル。

 

初めてロベケの現地を訪れた時の印象は、文字通り野生動物の宝庫でした。30年前、サンガ川対岸のヌアバレ・ンドキ国立公園(当時はまだ、国立公園になる前…)で野生ゴリラを追いかけた時、類人猿だけでなく、人間を知らないダイカー(鹿)やサルたちが、ジャングルの中でこちらに向かって走り寄ってくることに驚いたものです。その時とほとんど変わらない態度で、今も野生動物が存在しているロベケ国立公園は、失ってはならないアフリカの奇跡だと思います。

 

そして、そんな中で1種だけ、昔とはガラリと態度が違う動物がマルミミゾウ。ちょっと前までコンゴでもガボンでも、ブッシュミート売買が激しい地域で最後まで観察できるのが、陸上最大の動物であるゾウだったのですが、今や見る影もありません。AK47で狙い撃ちされたら、どんな強靭な体躯でもひとたまりもなく、一目散に逃げるが勝ちなのです。そしてそれでも、まったく仕様が変わった国際マフィアの密猟の嵐の中で、マルミミゾウの犠牲は重なり続けています。

 

10年がかりで、現場の国立公園関係者やWWFスタッフの努力が実り、今回、このゾウたちのくつろいだ姿を再び目にすることができたのは、私の自然保護キャリアの中でも1,2を争う僥倖でした。そしてその保護の成果を支えたのが、日本の皆さまからのさまざまな場面でのご支援だったことは、言をまちません。改めてお礼申し上げます。

 

そんなロベケにも、新型コロナの影響は及びました。感染症という形ではなく、取り残された地域という経済的影響です。もともとがアクセスが悪く、エコツーリズム振興の弱点でもあった訳ですが、コロナのせいですっかり足踏みしてしまいました。地域の人たちにとっては、そんな中ですぐ裏の森にいる野生動物は、命綱の一つです。象牙か保護かと問われたとき、私たちの価値観をそのまま彼らに押しつけることはできません。コロナ禍の中で、改めて実感した現実です。

 

今回、ようやくやっとの思いでたどり着いたロベケ国立公園では、新しいスタッフたちが大歓迎してくれただけでなく、顔なじみの村人たちも心底嬉しそうな表情で迎えてくれました。少しずつ元に戻るだけでなく、新しい絆も築いていく必要があります。

 

そしてそのためにも、みすみす防げる新たなマルミミゾウの犠牲を払って、地域住民との溝を広げないためにも、「ポン・カッセ・ガードポストの再開資金」調達へ、皆さまのご協力をなにとぞよろしくお願いいたします!!

 

寄附金控除について

UAPACAA国際保全パートナーズは、2020年11月30日、神奈川県知事により「認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)」として認定されました。特定寄附金による税制優遇について本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。

 

※ 今回は緊急募集のため、年内〆切でクラウドファンディングを実施し、皆さまには今年、2022年の税制優遇措置が受けられる寄附金領収書を、2023年1月には発行いたします。ぜひご検討くださいませ。

 

<内容>

・個人の場合:2000円以上の寄附をされた方は、寄附金受領証明書を添えて確定申告を行うことで、所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。

・法人の場合:「寄附金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。

※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

<寄附金受領証明書の発行について>

寄附をされた方には、後日「寄附金受領証明書(寄附金領収書)」を送付いたします。

領収書名義:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先の氏名」を宛名として作成します。

領収書発送先:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします。

寄附の受領日(証明日):READYFORからUAPACAA国際保全パートナーズに入金された日となります。2022年の税制優遇措置を受けられるように、2022年12月中の入金を予定しています。

領収書の発送日:2023年1月末を予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

確定申告をされるまで、寄附領収書は相当期間大切に保存してください。 

プロジェクト実行責任者:
岡安 直比(認定NPO法人UAPACAA国際保全パートナーズ)
プロジェクト実施完了日:
2023年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

2023年1月~12月のあいだ、カメルーン・ロベケ国立公園のポン・カッセのガードポストを再開してその運営費用を支援する。またポン・カッセとプチ・サバンナのエコツアー復興を支援するために、実行者が現地渡航して現場のスタッフと再建計画を立て、ゴリラ・エコツーリズムに関する技術指導を行う。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/Lobekepontcasseprotection?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

1960年東京生まれ。子供の頃からアフリカに憧れ、野生の王国を観ては「あそこに行くんだ!」と決心していました。それが高じて、大人になってからはコンゴでゴリラ孤児院の院長をしたり(一緒に娘を育てたり)、WWF(世界自然保護基金)ジャパンで室長をしたりした後は、野生のゴリラやボノボを求めて国際風来坊生活。世界第二の熱帯ジャングル、コンゴ盆地の野生動物の保護活動をライフワークとして、2018年NPOを立ち上げました。著書「子育てはゴリラの森で」(小学館:1999年)「みなしごゴリラの学校」(草思社:2000年)「サルに学ぼう!自然な子育て」(草思社:2000年)「絶滅危惧種を喰らう」(共著、勉誠社:2021年)など。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/Lobekepontcasseprotection?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

ギフト

10,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

・ガードポストに詰めるチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもります。10,000円あれば、彼ら4人の1日分の食費と日当をまかなうことができます。
・予算に10,000円の余裕があれば、密猟の痕跡を見つけるなど緊急事態が発生した場合に、臨時部隊を派遣することが可能になります。

<ギフト>活動報告
◆ メルマガ配信(1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
80人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

3,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料がまかなえます!

・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・3,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

寄付者
43人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

5,000+システム利用料


【お気持ちコース】ガードポスト用救急箱1カ月分が補充できます!

【お気持ちコース】ガードポスト用救急箱1カ月分が補充できます!

・ガードポストに詰めるのは、レンジャーと地元コミュニティメンバー総勢4人のチーム。5,000円あれば、出発前に彼らの救急箱の中身を補充することができます。
・他にもキャンプで必要な、細かな消耗品1カ月分など、さまざまなことに役立てられます。

<ギフト>
◆ 寄附金領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

寄付者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

15,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】ランドクルーザー派遣経費支援コース

【野生動物を守る仲間!】ランドクルーザー派遣経費支援コース

・レンジャー送迎の際、悪路での安全確保のため、運転手以外に助手とチェーンソー担当者が同乗します。彼ら3人の日当と燃料等、ポン・カッセのガードポストまでの往復に必要な経費全体をまかなうことができます。

<ギフト>「お宝写真」
◆ 今回の出張で入手した「お宝写真」から、お好きなものをPC壁紙として配布します
◆ 10,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

30,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密猟を許さない!緊急対応支援コース

【野生動物を守る仲間!】密猟を許さない!緊急対応支援コース

・30,000円あれば、通常のチーム交代のためのランドクルーザー派遣に加え、緊急事態に駆けつける応援部隊の足の確保にもつながります。

<ギフト>「お宝映像」
◆ 今回の出張で受け取ったドローンやカメラトラップの「お宝映像」をUAPACAA YouTubeから配信します
◆ 15,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

50,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】縁の下の力持ちコース

【野生動物を守る仲間!】縁の下の力持ちコース

・現場で50,000円あれば、3,0000円や10,000円などでできる支援を、状況に応じて臨機応変に組み合わせることが可能になります。
・さらに、密猟対策最前線を支えるランクル運転手や自動車整備士、ロジ担当や経理担当など、基幹チームの給料1カ月分を支えることもできます。

<ギフト>個人様向けHPお名前掲出
◆ 感謝を込めてお好きなお名前を掲載します(1年間;感謝状にリスト形式でアップ;希望者のみ)
◆ 30,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

80,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】地域コミュニティとの協働コース

【野生動物を守る仲間!】地域コミュニティとの協働コース

・現場で80,000円あれば、30,000円や50,000円コースの密猟対策に加え、地元コミュニティの若手人材を1人か2人、アシスタントとしてポン・カッセの生物多様性モニタリングやゴリラ・トランゼクトに派遣し、育成するとともに収入の道を確保することができます。
・このような地元の若手人材の存在は、ジャングルに入り込もうとする密猟者を摘発する上でも重要な役割を担います。

<ギフト>
◆ UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け
◆ 30,000円コースのギフト
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
3人
在庫数
7
発送完了予定月
2023年12月

125,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】1週間あれば心強い支援コース

【野生動物を守る仲間!】1週間あれば心強い支援コース

・プチ・サバンナ~ポン・カッセラインの確実な保護のため、今回のガードポストへのチーム派遣は、途切れ目なしの30日交代を目指しています。しかし、万一、資金不足に陥ってしまった場合でも、ひと月(CF手数料等を含めて約50万円の経費)に最低1週間の派遣が確保できれば、密猟対策への貢献ははかり知れません。

<ギフト>HPお名前掲出(+ロゴも可)
◆ 感謝を込めてお好きなお名前/ロゴを掲載します(1年間;感謝状形式でお好きなロゴも挿入いただけます;希望者のみ)
◆ 80,000円コースのギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

300,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】2週間派遣に緊急対応で安全強化支援コース

【野生動物を守る仲間!】2週間派遣に緊急対応で安全強化支援コース

・プチ・サバンナの入り口ポン・カッセのガードポストは、さらに12キロ奥に入ったジャンギのバイの入り口でもあります。昨年のジャンギのバイの密猟を繰り返さないためにも、ポン・カッセのガードポストの保護を手厚くし、さらに緊急事態に備え応援部隊を素早く送れることが、今後の保護の決め手になります。

<ギフト>現地と繋ぐオンライン報告会
◆ UAPACAAスタッフ現地渡航中に、感謝を込めてオンライン報告会を開催します(時差の関係で、夕方以降になります)
◆ 125,000円のギフト
・代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールにて確認)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

500,000+システム利用料


【UAPACAAゴールドサポーター!】1カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

【UAPACAAゴールドサポーター!】1カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

・50万円のご支援で、ポン・カッセのガードポストをひと月の間、維持運営することができます。

<ギフト>現地からの独占報告会または感謝状
◆ UAPACAAパートナーズスタッフ現地渡航中に独占オンライン報告会、またはロベケ国立公園から感謝状をお届けします
◆ 300,000円のギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
・オンライン現地報告会
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

1,000,000+システム利用料


【UAPACAAプラチナサポーター!】2カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

【UAPACAAプラチナサポーター!】2カ月まるっとポン・カッセ保護支援コース

・100万円のご支援で、ポン・カッセのガードポストを2か月間、維持運営することができます。

<ギフト>現地からの独占報告会と感謝状
◆ UAPACAAパートナーズスタッフ現地渡航中に、ご都合に合わせて独占報告会、そしてロベケ国立公園から感謝状をお届けします
◆ 300,000円のギフト
・UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安も寄稿した、ユリイカ2021年9月号「立花隆追悼号」をお届け(12/16追加。ご希望の有無は後日メールで伺います)
・(UAPACAA会員向け)活動報告メルマガ配信(1年間)
・ロベケ野生動物「お宝写真」PC壁紙配布
・ロベケ野生動物「お宝映像」(ドローン・カメラトラップ)YouTube配信
・UAPACAAホームページにお名前掲載(希望者のみ)
・オンライン報告会
◆ 寄附領収書(2023年1月末までにお送りする予定です)

※ ギフト内容は50万円とほぼ同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。
※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

プロフィール

1960年東京生まれ。子供の頃からアフリカに憧れ、野生の王国を観ては「あそこに行くんだ!」と決心していました。それが高じて、大人になってからはコンゴでゴリラ孤児院の院長をしたり(一緒に娘を育てたり)、WWF(世界自然保護基金)ジャパンで室長をしたりした後は、野生のゴリラやボノボを求めて国際風来坊生活。世界第二の熱帯ジャングル、コンゴ盆地の野生動物の保護活動をライフワークとして、2018年NPOを立ち上げました。著書「子育てはゴリラの森で」(小学館:1999年)「みなしごゴリラの学校」(草思社:2000年)「サルに学ぼう!自然な子育て」(草思社:2000年)「絶滅危惧種を喰らう」(共著、勉誠社:2021年)など。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る