「ルクレツィア」多分日本初演無事に終わりました
皆様のご支援のおかげでレスピーギのオペラ「ルクレツィア」の多分日本初演は終了いたしました。心より御礼申し上げます。公演直前に緊急事態宣言が発令され、間際まで公演が出来るのか不明でしたが結果としては開催することが出来ました。
しかしコロナ禍の影響で様々な悪条件と追加コストが発生し、逆に客席の人数制限等十分なチケット収入を得られないという悪条件が重なりました。皆様のご支援が大変助けになりました。
今回のプロジェクトは当初の予定ではチケット収入で舞台経費、チラシ、プログラム等の印刷費、稽古会場費等をまかない、ご支援いただいた金額を出演者、演出家、指揮者のギャラの足しにするというつもりでおりましたがコロナ禍の影響で出費がかさみ、なおかつチケット収入は激減するという結果になりました。感染防止のための広い稽古会場、消毒薬、非接触体温計、フェイスシールドなどの準備、客席制限により昼夜2回公演としたための会場費の増とそれに伴う付帯設備費合計で¥260,000強の支出増となり、一方当初の予定ではチケット収入を¥620,000見込んでおりましたがコロナの影響で客席数が制限されたためチケット完売でも入場料収入は¥348,000と大幅減になりました。¥260,000の支出増、¥272,000の収入減で当初の予算より¥532,000の収支悪化となりました。皆様からのご支援なしではこの公演は実現出来ませんでした。結果約¥350,000の赤字となる見通しですがこれについては個人の寄付金で処理できる見込みです。
しかしながらそれらの悪条件のもとでも指揮者、演出家、歌手、舞台スタッフ一同精一杯熱のこもった舞台を作り上げ、何人ものお客様から「楽しめた」という声をいただくことが出来ました。ここに舞台の様子と出演者全員の写真を添付いたします。
鑑賞チケット付きのコースにご支援いただいた皆様にはご招待券をお送りいたしました。緊急事態宣言の発令される中、ご来場は難しいのではと危惧いたしましたが多数の方に来ていただきました。まことにありがとうございます。このような時の公演になってしまったことは残念でなりませんが何とか実現できたこと、多数の皆様にご支援いただきましたことありがたく思います。
裏街道シリーズは今後も続きます。今回はオペラ公演でしたが今後また新しい企画をお届けするつもりで、その際は皆様にご案内を差し上げたいと思います。引き続き応援をお願いいたします。