プロジェクト概要

東日本大震災で被災した宮城県南三陸町。
この一地区を震災前から記録した映画“波伝谷に生きる人びと”を上映し、この町に受け継がれて来た海とともに生きる豊かな日常を伝えたい!

 

はじめまして、塩本美紀です。NPO法人ウィメンズアイ(WE)の副代表をしております。私たちWEは東日本大震災後に、災害支援ボランティアを行おうと有志で立ち上げたNPO法人です。これまでは、宮城県北部沿岸地域の仮設住宅集会所でのお楽しみ手づくり講座の開催やコミュニティ形成の手助けなどを行ってきました。この活動は震災から3年が経った今でも、東京と南三陸町を往復しながら継続して行っています。そして、私にはこれまでの活動を通して出会ったすてきな女性たちがいます。そんな彼女達の震災前の暮らしを収めた映画が“波伝谷に生きる人びと”なのです。

 

そこでみなさまには、映画の上映と上映会場内に今の南三陸の写真を展示するために、お力をお借りしたいのです!

 

(津波直後、流された波伝谷の写真を手に語るさき子さん)

 

写真にはいまだ復興の道なかばにある町の姿や一生懸命な浜のかあちゃんたちの姿が映されています。

 

(映画のワンシーン。津波以前の浜の風景です。)

 

「津波の前はね……」という語りを聞くことがよくあります。3年前のあの日から、この前置きの言葉は生まれました。この前置きの後に語られるのは、“季節の漁のこと”“特別な料理のこと”“祭りのこと”、これらは、波に洗われて平たくなったこの土地に、昔から息づいていた生き生きとした日常なのです。震災以降、今もゆっくりとひとつひとつを取り戻そうとしている、そんな日常を記録していたのがこの映画です。そこで、浜のかあちゃんを同じく海辺の町である鎌倉に呼んで、いまも大切に守る暮らしの文化と、津波の記憶、その経験から知った備えに関するお話を聞かせてもらおうと考えました。さらに、当日は震災前を記録した映画を監督と一緒に鑑賞し、現在南三陸町でがんばっている人々の写真を見ながら、南三陸町の美味しい海の幸を食べることで、南三陸町がどんなに豊かですてきな場所なのかを鎌倉や近郊のみなさんに知ってもらえるようなイベントにしたいと考えています。

 

映画に登場していたお母さんの一人、さき子さんは、自ら語り部となって津波の記憶を伝えています。

 

(南三陸町はリアスの海、養殖イカダのブイが蘇りつつある)

 

鎌倉に古民家スタジオを構えるカメラマンの福井隆也さんは私のかつての仕事仲間です。撮影のために、夫婦で南三陸町を訪ねて来てくれたとき、農漁家レストラン「慶明丸」のさき子さんのお話を聞きました。そのとき、私たちは思ったのです。「鎌倉も、他人事じゃないよね。」と。鎌倉は、ご存知の通り海に近い土地です。もし、地震が起きて津波が発生したら、南三陸町と同じ姿になってもおかしくはない土地なのです。だからこそ、これから津波という自然の脅威がいつ襲ってくるかも分からない状況の中で、今一度、南三陸町にあの日起こった出来事を聞いておく必要があるのだと思います。

 

同じ海に面した町で暮らしを営む、南三陸町からのメッセージを受け取っていただけたらと思います。

 

(映画に登場する”さき子さん”です。)

 

未だ続く“復興期”、南三陸町の人々と「これから何が大事だろう」という話をよくします。平地の少ない南三陸町は、住宅再建に向けた土地の造成に時間がかかり、今も多くの方々が仮設住宅での暮らしを余儀なくされています。以前は町に当たり前のように存在していた、総合病院もスーパーもまだ戻ってきていません。「気持ちが折れそうだ」という声を聞くこともしばしばです。そんな中で、彼らの支えになるのは“人と人とのつながり”だと思います。そして、今回その繋がりのなかで、自慢の故郷から飛びだした浜のかあちゃんたちが、美味しいもので溢れる南三陸町の冬の海の幸を抱えて鎌倉にやってきます。「南三陸町の、『被災地』としてではない、本当の良さを知ってほしい!」というのが、彼女達の願いでもあります。また、この出会いを通じて、鎌倉の方々にも災害への備えをすすめてほしいのです。

 

みなさま、どうぞご支援よろしくお願い致します!

 

★ 引換券のご紹介★
A. サンクスレター
B. 写真家・福井隆也による南三陸町ポストカード5枚セット
C. 南三陸町名産品詰め合わせセット①(3品)
・南三陸春採れわかめ
・めかぶ
・のり
D. 南三陸町名産品詰め合わせセット②(6品)
・南三陸春採れわかめ
・めかぶ
・のり
・とろろこんぶ
・特選牡蠣(燻製または生)
・特選タコ燻製
E. 団体HPへのお名前掲載


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