支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 93人
- 募集終了日
- 2020年3月13日
【能登豪雨】地震の被災地が浸水 緊急支援を開始!
#災害
- 現在
- 16,152,000円
- 寄付者
- 1,683人
- 残り
- 20日
【COME SACK】お米のバッグで、東北の「お米農業」をまもろう
#環境保護
- 現在
- 480,300円
- 支援者
- 19人
- 残り
- 32日
八百三十年続く伝統を守りたい。
#地域文化
- 現在
- 229,000円
- 支援者
- 25人
- 残り
- 20日
つやま自然のふしぎ館|全剥製を写真集にして唯一無二の場所を残したい
#地域文化
- 現在
- 1,556,000円
- 支援者
- 96人
- 残り
- 44日
「ヘルシーな関係」を親子で学べる絵本を作って、暴力のない未来へ!
#子ども・教育
- 現在
- 930,000円
- 支援者
- 68人
- 残り
- 20日
沖縄北部の命の誕生を支える|妊婦さんが安心してお産ができる環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 4,537,000円
- 支援者
- 108人
- 残り
- 50日
京都花園・大本山妙心寺|重要文化財「明智風呂」と伽藍整備にご支援を
#地域文化
- 現在
- 11,200,000円
- 支援者
- 312人
- 残り
- 20日
プロジェクト本文
終了報告を読む
■森油(しんゆ)とは
廃材などの木くずから抽出した油のことです。森油は、木を燃やしたときに出る煙を集め、液体にして、抽出します。これは、バイオ燃料としても活用でき、エンジンなどに使うことができます。バイオ燃料は、地球温暖化原因物質が発生していないと考えられており、石油燃料の代替物にもなり得ると考えています。
木くずを燃料に!地域資源を活用して「森油」をつくりたい。
はじめまして。「エムラボ株式会社」代表取締役の三枝孝裕と申します。私は、栃木県佐野市で生まれ、群馬大学工学部の非常勤講師などを経験したのち、2011年に群馬県多野郡上野村に移住しました。移住後は、再生可能エネルギーの調査や、一般社団法人上野村産業情報センターの職員として、子ども向け森林環境教育プログラムや社会人向けバイオマスツアーの企画・運営を行ってきました。
その後、2018年4月に独立し、群馬県多野郡上野村で「人が人として幸せに暮らしていけるお手伝い」をコンセプトとした「エムラボ株式会社」を設立しました。エネルギーやまちづくりのあり方を見直すことを目指し、地域活性化の支援事業を手掛けてきました。実施してきたこととしては、90歳のおばあちゃんとのタブレット教室から、補助金の申請書の指導、群馬県商工会連合会のエキスパートバンクなどに登録して、HPの作製支援や、中小企業の経営支援なども行っています。
上記の他に、廃材などの木くずの燃料化技術の開発を進めてきました。これは会社設立前の2016年から進めてきたものです。すでに理論は確立されており、製品化に向けた開発を続けてきました。
木材は、既定の温度で酸素が少ない状態で熱処理を行うと、可燃性のガスを発生します。これは通常発電に用いられることが一般的ですが、これを冷やし液化することで、「森油」をつくりだすことができ、輸送や加工が可能となるため、広い用途で燃料として活用することができます。
私の住む上野村は、森林面積は村の総面積 181.85k ㎡の約 95%を占めています。*しかし、あまりうまく活用されてないのが現状です。そこで上野村ならではの活用法として、「森油」をつくれないかと考えています。
今回の挑戦では、この「森油」を効率的に製造するための装置の開発を行いたいと思います。これまでは、ビーカーとフラスコにより森油を製造していましたが、開発したい機械の大きさは、軽トラの荷台に乗せられる大きさとなる予定で、これまでよりも、多くの森油を製造することが可能となります。
しかし、完成には300万円もの資金が必要となります。自己資金では到底厳しい金額でしたが、諦めきれなかったことと、上野村や日本の新たな環境問題解決のため、ご共感いただける皆様と一緒に新たな一歩を踏み出したいと思い、クラウドファンディングの挑戦を決めました。
私は上野村の方々にお世話になり生活ができているため、この事業を通じて、上野村に恩返しをしたいと考えています。新しいエネルギー循環型社会の実現への独自の取り組みに対し、皆様ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
地方の暮らしにおける課題と、森林活用問題を解決へ!
上野村への移住を決めた一番の理由は、東日本大震災でした。当時、群馬県前橋市に住んでいましたが、ガソリンスタンドに行くにも数時間待ち、食料もほとんどない、電気も止まり、非常に危機的な状態でした。しかし被災当時、上野村には水も食料もあり、繋がりのあった上野村の人たちは、「何かあったら避難しておいで」と言ってくださいました。このように暖かく迎えてくださった上野村の方々とここで生きていきたいと思い、移住を決断しました。
移住後、上野村の木材を利用する仕組みづくりに携わっていたことがありました。この中で、村へのバイオマス発電所の導入などが行われました。簡単に言えば昔の炭焼き生活の現代版です。木材を燃やして、炭をつくるだけではなく、発電もできる技術ですが、私は発電のために単純に燃やしてしまうだけではもったいないと考えていました。
同時に、地方での生活では、移動に多くのガソリンが必要となります。さらに、上野村は寒冷地であるため、暖房用の燃料代だけで1ヶ月に2万円近くかかりました。(研究を始めた当時は一人暮らしでした。)このように大きな負担がかかる燃料代なんとか減らす方法はないかと考えていました。
現在の林業を取り巻く環境は、木材の販売収入が少ないために、良い木を切ることはできましたが、そのための整備にお金を回すことができませんでした。木材は密に植えて、成長とともに間引いて(間伐して)隙間を開けていかなければ、価格が高くなる良い木材にはなりません。しかし、手入れをするコストが捻出できないでいたため、間伐ができず放置された森も多く存在します。
また、間伐は行ったとしても運び出すには道をつけたり手間がかかるためそのままそこに置いてくる「切り捨て間伐」と呼ばれる手法も横行していました。一方で、管理を怠ると平成26年に広島県で起きた土石流のように、生活を脅かすことになります。
燃料代がかかる地方での暮らしの解決と、村の多くを占める森林の活用できる方法はないかと考え、弊社のラボで研究を続けてきた、木から油を採る技術が確立できたため、特許を出願しました。しかしながら、まだ試験管とフラスコを用いて研究していた段階であるため、皆様のお手元で使っていただくために、まずデモ機の製造に取り掛かることにしました。
「森油」製油装置をつくり、地球環境改善に貢献したい!
今回の挑戦では、2020年7月31日までに、「森油」を製造する装置(デモ機)を1機製作します。
森油は、木を燃やしたときに出る煙を集めた液体をつくります。しかし、普通に燃やしただけでは、森油にはならないため、木にかける温度などを制御しながら、油をつくっていきます。今回作製する機械では、温度や圧力などをコントロールできる装置ができ、これにより連続的に森油を取ることができます。
デモ機のサイズは軽トラック程度であるため、どこへでも持ち運んで使うことができます。デモ機が完成すると、実際に販売する規模の装置のサイズとなります。この装置でデータ(木材の種類ごとの取れる量や、木材の種類による温度のかけ方、取れる油の成分分析など)を取ることにより、実際にユーザーが使うものと同じ環境で試験をすることができます。得られたデータを基に改善点を洗い出し、販売を開始します。
■今後のスケジュール
・〜2020年6月 デモ機でデータを取得
・〜2020年12月 各種イベント出展(エコプロダクツ展など)、製造機の販売開始
「森油」を普及するための新たな挑戦を始めます。
弊社のミッションは上野村の活性化ですが、今までゴミとなっていた木くずからエネルギーの原料が取れるようになり、活用方法に悩まれる方が多かった山の持ち主の方のお役に立てればと思っています。
この森油の事業を、上野村において、一つの産業にしたいと考えています。また、上野村だけではなく、日本にはまだまだ多くの活用されていない森林があり、木くずからエネルギーをつくることができるようになることで、日本のエネルギー供給において一役を担える存在になりたいと考えています。
ビジネスとして成功しなければ普及することもありません。普及しなければ地球環境が良くなることもありません。今回の挑戦は、そのための新たな一歩となります。どうか暖かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
■参考資料
* https://www.maff.go.jp/j/shokusan/biomass/b_sangyo_toshi/attach/pdf/29sentei-21.pdf
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プロフィール
1981年栃木県佐野市生まれ。現在は群馬県で一番人口が少ない村上野村にいます。上野村の活性化のために、私ができることは何でもやっています。 現在は上毛新聞社視点オピニオン21委員も務め、2ヶ月に1回程度記事を掲載頂いています。よろしくお願い申し上げます。
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リターン
10,000円
三枝夫婦のおすすめ!上野村の木工品
■クラウドファンディングオリジナル時計
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
私たち夫婦が自信を持ってご紹介できる上野村の特産品をお届けします。木まま工房さんとのコラボで作成した時計。写真はイメージです。上野村の特産品「イノブタ」をかたどった時計です。サイズは時計部が10cm程度、全体が40cm×30cm位を予定してますが現在調整中ですので最終品とは異なる場合があります。
- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
10,000円
三枝孝裕応援コース
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
- 支援者
- 22人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
30,000円
【企業・団体様向け・限定8社】試作機へのスポンサー広告(掲載サイズ:小)
■試作機を載せる軽トラックの荷台カバー部分に社名(お名前)またはロゴを掲載させて頂きます。(掲載サイズ:小)
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
写真の弊社ロゴ部分が掲載場所のイメージです。
なお、試作機は完成後全国のイベント会場などを回る予定ですので、PR効果抜群です。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2020年12月
30,000円
三枝孝裕全力応援コース
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
50,000円
【企業・団体様向け・限定4社】試作機へのスポンサー広告(掲載サイズ:中)
■試作機を載せる軽トラックの荷台カバー部分に社名(お名前)またはロゴを掲載させて頂きます。(掲載サイズ:中)
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
写真の弊社ロゴ部分が掲載場所のイメージです。
なお、試作機は完成後全国のイベント会場などを回る予定ですので、PR効果抜群です。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 2
- 発送完了予定月
- 2020年12月
50,000円
三枝孝裕全力応援コース
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
100,000円
三枝孝裕全力応援コース
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
3,000円
お気持ちコース
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
※いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年5月
100,000円
【企業・団体様向け・限定2社】試作機へのスポンサー広告(掲載サイズ:大)
■試作機を載せる軽トラックの荷台カバー部分に社名(お名前)またはロゴを掲載させて頂きます。(掲載サイズ:大)
■感謝のお手紙
■上野村のパンフレット
■上野村の職人のこだわりがわかる「上野村の手仕事」カタログ(非売品)
■弊社HP、SNSでのご紹介(希望者のみ)
写真の弊社ロゴ部分が掲載場所のイメージです。
なお、試作機は完成後全国のイベント会場などを回る予定ですので、PR効果抜群です。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2020年12月
プロフィール
1981年栃木県佐野市生まれ。現在は群馬県で一番人口が少ない村上野村にいます。上野村の活性化のために、私ができることは何でもやっています。 現在は上毛新聞社視点オピニオン21委員も務め、2ヶ月に1回程度記事を掲載頂いています。よろしくお願い申し上げます。