プロジェクト概要

言葉と国境をこえて子どもの本をつくり続けた石井桃子さんのドキュメンタリーを作って後世に残したい。

 

はじめまして!森英男です。1959年生まれ、劇映画やCMの撮影の仕事をしてきました。2007年の春、雑誌で石井桃子さんが100歳を迎えたことを知りました。『ノンちゃん雲に乗る』の石井桃子? 『熊のプーさん』の石井桃子?

一瞬にして小学2年生の教室の記憶がよみがえり「ほんやく いしいももこ」のことを調べはじめました。

石井さんの生涯は「近代女性史」であり、石井さんの仕事は、創作、翻訳にとどまらず、本の編集、子どもの読書運動にまで及んでいました。

日本の子どもの本は石井さんがリードしていたのです。

 

石井さんのあゆみを映像に残したいと思いました。

石井桃子さんのドキュメンタリーを作るお手伝いをしていただけませんか。

 

            1940年刊『熊のプーさん』           1942年刊『プー横丁にたった家』

 

 

石井さんの本は、時代を超えて子供たちに読み継がれています。

 

石井桃子さんは1907年(明治40年)生まれ。困難な時代を突き進み、言葉と国境をこえて子どもの本をつくり続けました。石井さんの手がけた本は200冊あまり。今でも子どもたちに読みつがれています。どんなに社会が進歩しようとも、『ドン・キホーテ』を読むのに必要な時間は昔も今も変わりません。

若い世代に、この世界には変わらないものがあること。変わってはいけないものがあることを伝えてくれるのにちがいありません。

石井さんのあゆみをたどり、みごとに「自立」と「自由」を手に入れたひとりの近代女性を浮かび上がらせます。

 

1955年 ヨーロッパへ 

 

      ピッツバーグの図書館学校 

 

  1955年 ピッツバーグ  

        

                

 

石井桃子さんに興味を持ち調べはじめました。

 

7年前から石井桃子さんのことを調べはじめ、関係者へのインタビュー撮影をはじめました。現在はDoDo企画(ドードーきかく)Kasabutakun FiLMというプロダクションをつくり、東京子ども図書館の視聴覚資料制作業務委託の仕事をしています。2014年3月、石井さんのはじめた「かつら文庫」の記録「石井桃子さんのはじめた小さな図書室かつら文庫 1958 - 2014」を完成させました。この作品は、東京荻窪にあるかつら文庫(東京子ども図書館分室)で見学者に公開しています。

 

公益財団法人 東京子ども図書館  http://www.tcl.or.jp

 

  かつら文庫オープン 1958年3月 

 

 

関係者のインタビュー、取材、東京子ども図書館のご協力をいただき2本のドキュメンタリー映画を製作します。

 

「ノンちゃん牧場のこころみ」「ISUMI会のこころみ」(仮題)という2本のドキュメンタリー映画を製作します。「ノンちゃん牧場のこころみ」は2015年5月、「ISUMI会のこころみ」は2015年9月に完成予定です。

 

予告編「ノンちゃん牧場のこころみ」

 

 

 

「ノンちゃん牧場のこころみ」

 

宮城県栗原市鶯沢、1945年8月15日の玉音放送の後、石井さんは友人たちと農場建設のために開墾をはじめました。のちにここは「ノンちゃん牧場」と呼ばれます。この牧場でのこころみは、後の石井さんの活動の原動力になります。『ノンちゃん雲に乗る』の刊行、アメリカの友人との交流、子どもたちへの読み聞かせの実践、すべてここからはじまったのです。

「石井さんの手は物書きの手ではなく、お百姓さんの手だった!」といわれています。

 

1945年 開墾のメンバー 

 

 

 

       乳牛エルシー 

 

 

「ISUMI会のこころみ」(仮題)

1954年、石井さんは坂西志保さんの推薦を受け、ロックフェラー財団のフェローとして1年間の欧米視察に出発します。黄金期を迎えていた児童図書館と子どもの本の出版状況を見る旅でした。旅の予定をたててくれたのは、戦前から交流のあった児童書の評論誌『ホーンブック・マガジン』の初代編集長バーサ・マホーニー・ミラー婦人。全米各地で石井さんを待ち受けていたのは、その後生涯の友人になる児童図書館員と編集者でした。石井さんは帰国すると、ただちに翻訳、読書運動などを展開しますが、理論的な研究もはじめます。月に一度ISUMI会という勉強会を開きました。欧米の子どもの本と、日本の子どもの本はどこがちがうのか。どうして子どもたちは外国の物語りを好むのか。子どもたちは何に惹きつけられているのか。答えは意外なことでした。
その後、ISUMI会は子どもの本研究会へと発展し、村岡花子さんたちとはじめる家庭文庫研究会と共に、東京子ども図書館創立へと進んでいきます。

石井さんたちのはじめたISUMI会のこころみを関係者のインタビュー証言と残された資料から明らかにします。

 

 

瀬田貞二氏と石井さん  

 

                         松居直氏と石井さん 

 

 子どもの本研究会のメンバー 

 

      家庭文庫研究会のメンバー 

 

映画製作には、あと200万円必要です!
皆さん、お手伝いいただけませんか。

映画製作には、驚くほどの手間とお金が必要です。撮影の機材費と人件費、ナレーションと朗読の録音、整音と映像の本編集など、ポストプロダクション(仕上げ作業)の費用とDVDの製作費のために200万円が必要です。今回のプロジェクトで皆さまのご支援を頂戴したいと存じます。
どうかお力をお貸しください。
 

 

 

       

 

 

石井桃子さん

石井さんは1907年(明治40年)に埼玉県浦和で生まれ、出版社で企画や編集に携わりながら、イギリスの童話『クマのプーさん』など海外の児童文学の翻訳を手がけました。
昭和22年には自らがはじめて創作した童話『ノンちゃん雲に乗る』が出版されてベストセラーになり、芸術選奨文部大臣賞を受賞しました。
また、昭和33年から自宅の一部を開放してかつら文庫を設け、子どもたちに読書の場を提供して、本と出会うことの大切さを伝え続けました。
イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターの代表作『ピーターラビット』シリーズやディック・ブルーナさんの『うさこちゃん』などもふくめ、翻訳や創作した作品は200点を越え、執筆活動への意欲は90歳を過ぎても衰えませんでした。

 

     

 

東京子ども図書館 松岡享子理事長からのメッセージ

 

 

 長い間石井桃子さんのドキュメンタリーをつくりたいと願い、そのための努力をつづけてこられた森さんのフィルムが、いよいよ形になります。ぜひ応援してあげてください。

 

 

 

 

ー引換券についてー

 

ご支援いただいた皆さまには、ご支援額に応じて、お礼に下記の引換券をお送りします。

 

・オリジナルポストカードセット(2枚)

(石井桃子さんにちなんだ特製ポストカードです)

 

・サンキューメール

(感謝のメールを送らせていただきます)

 

・「かつら文庫」「石井桃子さんの書斎」見学特別御案内

(東京荻窪にある「かつら文庫」「石井桃子さんの書斎」のほか、渡辺茂男さんの蔵書をご覧いただける公開書庫、展示室、全国の子どもの読書推進グループの活動を紹介する「マップのへや」をご案内いたします)

 

・試写会御招待

(ご支援に応じて、試写会にご招待いたします)

 

・Blu-rayかDVDディスク、どちらかお好きな方を進呈

(ご支援に応じて、作品のBlu-rayかDVDディスクをさしあげます)

 

・スペシャルサンクス(Special Thanks)としてエンドロールにお名前(個人名)を掲載します。

 

・共同プロデューサー(Co-Producer)としてエンドロールに、個人名、法人名、グループ名いずれかでお名前を掲載します。

*法人でも可、何口でも可

 

・協力プロデューサー(Associate Producer)としてエンドロールに、個人名、法人名、グループ名いずれかでお名前を掲載します。

*法人でも可、何口でも可

 

・エグゼクティブ・プロデューサー(Executive Producer)としてエンドロールに、個人名、法人名、グループ名いずれかでお名前を掲載します。(1枚タイトル)

*法人でも可、何口でも可

 

*エンドロールのタイトルは不掲載も可能です。

 

・森英男の出張上映

(森英男が各地に出向き、ご支援に応じて作品を上映、解説いたします)

*詳細については相談させてください

 

 

公益財団法人東京子ども図書館公式ホ−ムページ

http://www.tcl.or.jp/

 

 


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