盲学校の生徒に星空を。暗闇で見える暗所視支援眼鏡を届けたい。

盲学校の生徒に星空を。暗闇で見える暗所視支援眼鏡を届けたい。

寄付総額

3,480,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
122人
募集終了日
2019年10月31日

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<10/18追記 達成のお礼とネクストゴールについて>

 

皆様の温かいご支援のお陰で、約20日の期間を残して目標の300万円に到達することができました!ご支援下さった皆さま本当にありがとうございます。


皆さまの温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして、ネクストゴール400万円を目指します。資金使途は同様で、追加で6校の盲学校にMW10の寄贈を行います。

 

寄贈校は以下です。

熊本県立盲学校
埼玉県立特別支援学校   塙保己一学園
沖縄県立沖縄盲学校
静岡県立沼津視覚特別支援学校
愛知県立岡崎盲学校
筑波大学附属視覚特別支援学校

※寄付金額に応じて、追加校に準じ寄付をさせていただきます。


これから社会にでて活躍される生徒様の可能性のために、どうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!

 

 

盲学校の生徒に星を見せたい。
「暗所視支援眼鏡」寄贈プロジェクト始動。

 

皆さまこんにちは、社会福祉法人日本ライトハウスの岡田弥(おかだ あまね)です。日本ライトハウスは見えない・見えにくい方が、毎日の生活を安全に、安心して過ごせるよう、さまざまなサポートを行っております。

 

その活動を通じて日本ライトハウスは、医療機メーカーのHOYA株式会社が2018年4月に発売いたしました、世界初の「暗所視支援眼鏡 MW10HiKARI」(以下、MW10)の開発・改善アドバイザーとしてサポートをしてきました。

 

この機器は、夜盲症でお困りの方が暗所でも昼間のように明るくカラーで見ることが特徴です。さらに販売後に関しても、安心してご使用していただくため、MWの歩行訓練のアフターサービス体制を確立すべく尽力しています。

 

○暗所視支援眼鏡(MW10HiKARI)とは

暗い場所のわずかな光を増幅させ、夜でも昼間のように明るく映し出します。メガネのフレーム中央にある高感度カメラで映しだされた映像を、ヘッドマウントディスプレイに明るく鮮明に表示します。

一般の暗視カメラは赤外線を使った白黒やモノトーンの映像がほとんどですが、この眼鏡はカラーで鮮やかな映像が再現されます。暗い場所が明るく、鮮明に見えます。
 
MW10HiKARI
 
また、レンズは交換式で広角カメラレンズが付け替えられますので、視野狭窄の方にも、広い視界を提供することができます。MW10が有効と思われる方は、中心視野があり、昼間は見えていて夕刻以降に見えづらくなる方(夜盲症の方)に喜んでいただけるだろうと思います。
 
今回は、これから社会で活躍される若い人たちを応援するため、MW10を全国の盲学校へお届けしたいと考えています。ご要望をいただいた学校に1台づつ寄付をしていくため、まずは、ご要望を確認いたしました最初の10校からこの眼鏡を寄贈するための資金を募らせていただきます。
 
背景には、HOYAのMW開発チームが、今まで多くの盲学校の学園祭などにお招きいただき、MW10の体験会を開催してきましたことも挙げられます。とても喜んでいただき評価をいただきました半面、開催後に多くの先生や生徒が長期の貸出依頼などのご相談をいただくようになった状況をふまえ、常設すべき機器を寄付したいと考えた次第です。

あわせて、クラウドファンディングを通じて、視覚障がいについての理解促進や啓発になればと考えています。どうか私たちの取り組みへの後押しをお願いいたします。

 

 

 

夜盲で困っている人たちのために「見える」を提供。

 

昼間は普通に見えるけれども、暗くなってくると見えない「夜盲」という症状の方たちがおられます。日が短くなると、クラブ活動や夜間の集まりには参加できない、水族館やプラネタリウムなど暗いところは苦手で充分楽しめないなど、行動が制約されてしまいます。

薬や手術で改善するものでもなく、治療の方法がないというのが実情です。
 
そんな中、開発されたのが世界初の「暗所視支援眼鏡 MW10HiKARI」です。この眼鏡はエンターテイメント用や業務用のウェラブル眼鏡を流用したものではなく、九州大学病院が視覚障がい者のために臨床試験を行い、HOYA株式会社と共同で専用開発したものです。
 
夜盲で困っている人たちを助けるツールとして、特に若い人たちに暗い場所で見るということを体験し、このような機器があることを知ってもらいたいと思います。

 

 

<広角カメラモードで川崎工場夜景をご鑑賞されて>

◎土井健太郎様 東京都網膜色素変性症協会(JRPS東京)会長

「これまで見てきた夜景は、光の点々の海でした。MW10をかけることで、工場や周囲の構造までよく見えました。全体像も把握しやすい。とても楽しいです。」

 

◎阿部直之様 神奈川県網膜色素変性症協会(JRPS神奈川)会長

「鮮明度がクッキリして、自然な感じで見えます。周りも広く、よく見えます。」

 

<コンサートを2階席からご鑑賞されて>

◎伊藤つえみ様 神奈川県網膜色素変性症協会(JRPS神奈川)役員

「会場では座席の位置番号が確認できました。また、ズーム機能を使い、歌手のドレスや楽器、演奏者の表情など、細かな部分もよく見えました。」

 

<MW10を愛用して1年>

◎野村謙介様 ヴァイオリニスト

「生活が変わりました。夜が来ることの不安がなくなりました。所有していることで、むしろ、暗くなることが楽しみにさえなりました。これまで、見えなかったためにつまらなかった水族館、美術館でも、「こんなものがあったんだ」という感動が得られました。周りの人と、これまで見えてなかったものが共有できたことが一番嬉しい。」

 

 

全国盲学校の生徒に見える喜びを。

 

夜盲という障がいは、生まれつきというケースが多く、夜空や夜景でさえ見たことのない子どもが多数くいます。
 
・感受性が最も豊かな時期にいろいろなものを見てほしい
・就労支援として自分のやりたい仕事に就くための後押しとして
・その他、暗いところでの活動の可能性を知ってもらうため
 
このような理由で、MW10を盲学校の生徒たちに届けたいと思います。

 

2018年4月から、当センターやいくつかの眼鏡店で販売されていますが、価格が高額であることから、購入できるが限られているのが現状です。

 

今回はまず、10台(10校分)の購入資金のご寄付を募ることを最低目標としています。本プロジェクトが成立しましたら、引き続き、MW10寄贈を希望される全国の盲学校へくまなくお届けできるまで、毎年継続させていきたいと考えています。

 

<寄贈先>

岩手県立盛岡視覚支援学校 
千葉県立千葉盲学校 
福井県立盲学校 
京都府立盲学校 
和歌山県立和歌山盲学校 
奈良県立盲学校 
大阪府立大阪南視覚支援学校 
大阪府立大阪北視覚支援学校 
兵庫県立視覚特別支援学校 
神戸市立盲学校

 

※2019年12月までに寄贈完了の予定です。

 

<資金使途>

暗所視眼鏡購入費用(10台):2,513,000円
Readyforへの手数料(税込):550,800円
寄付証明書発送料:66,000円
必要金額合計:3,129,800円

 

HOYA株式会社からも協賛していただき、この目標額で10台寄付できるようにご協力いただきました。

 

 

視覚障がい者がチャレンジできる環境づくりを!

 

視覚障がいを持つ若い方々が、これから社会で活躍できる環境作りを続けていきたいと思います。製品開発サポートでは、生活に支障のあるざまざまな症状を克服できるよう目指します。

 

さらに、就労支援や学業支援を通じて、彼らが、より快適に学び、働けるように努めていきます。視覚障がい者を取り巻く環境改善の提案も行い、みなさまの可能性を生かして、チャレンジしていただく土台づくりを目指します。このプロジェクトはそのための第一歩です。どうか応援のほどよろしくお願いします。

 

 

 

寄付控除について

 

社会福祉法人日本ライトハウスへの寄付金は、申告によって、所得税、法人税、相続税、一部の自治体の個人住民税について税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。

 

詳しくは、下記リンクをご参照ください。

 

寄付金控除について(社会福祉法人日本ライトハウス HP)

 

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プロフィール

社会福祉法人 日本ライトハウス(にっぽんらいとはうす) 創設者岩橋武夫(全盲)とヘレン・ケラー女史の深い友情と信頼の下、1922年に日本で初めて創設された視覚障害者の支援のための社会福祉法人。 大阪府内に本部・視覚障害リハビリテーションセンター(大阪市鶴見区)、情報文化センター(大阪市西区)、点字情報技術センター(東大阪市)、盲導犬訓練所(千早赤阪村)の4拠点を持ち、視覚障害者への総合福祉サービスを提供。 岡田弥(おかだあまね) 情報文化センター サービス部長 1992年 日本ライトハウスに入職。視覚障害リハビリテーションセンターで、点字・パソコン、白杖歩行などの訓練を担当。 2001年 情報文化センターに異動。視覚障害者用具や機器、パソコン等の展示・紹介・販売・操作指導を担当。 歩行訓練士、点字指導員ー 日本歩行訓練士会副会長、視覚障がい乳幼児研究会幹事 点字毎日「ITコラム」連載中

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ギフト

3,000


alt

3000円寄付コース

○御礼状&プロジェクト報告メール
○寄付証明書

寄付者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

5,000


alt

5000円寄付コース

○御礼状&プロジェクト報告メール
○寄付証明書

寄付者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

10,000


alt

10000円寄付コース

○御礼状&プロジェクト報告メール
○寄付証明書

寄付者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

30,000


alt

30000円寄付コース

○御礼状&プロジェクト報告メール
○寄付証明書

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

50,000


alt

50000円寄付コース

○御礼状&プロジェクト報告メール
○寄付証明書

寄付者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

100,000


alt

100000円寄付コース

○御礼状&プロジェクト報告メール
○寄付証明書

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

プロフィール

社会福祉法人 日本ライトハウス(にっぽんらいとはうす) 創設者岩橋武夫(全盲)とヘレン・ケラー女史の深い友情と信頼の下、1922年に日本で初めて創設された視覚障害者の支援のための社会福祉法人。 大阪府内に本部・視覚障害リハビリテーションセンター(大阪市鶴見区)、情報文化センター(大阪市西区)、点字情報技術センター(東大阪市)、盲導犬訓練所(千早赤阪村)の4拠点を持ち、視覚障害者への総合福祉サービスを提供。 岡田弥(おかだあまね) 情報文化センター サービス部長 1992年 日本ライトハウスに入職。視覚障害リハビリテーションセンターで、点字・パソコン、白杖歩行などの訓練を担当。 2001年 情報文化センターに異動。視覚障害者用具や機器、パソコン等の展示・紹介・販売・操作指導を担当。 歩行訓練士、点字指導員ー 日本歩行訓練士会副会長、視覚障がい乳幼児研究会幹事 点字毎日「ITコラム」連載中

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