【NSBの生みの親】岩井直溥さん誕生日【生誕100周年！】

本日10月2日は、岩井直溥さん(1923-2014)の生誕100周年です！！！

New Sounds in BRASSシリーズの礎の築いた岩井さんは、父は音楽教室の経営者、母が帝国劇場のリハーサルピアノプレイヤーという生粋の音楽一家の生まれ。

1942年、東京音楽学校（現・東京芸術大学）器楽科にホルン専攻で入学するも、その翌年から学徒出陣で朝鮮半島への出征などを経て戦時下を過ごします。

終戦後、ジャズの世界へ飛び込み、銀座の米軍ナイトクラブなどで演奏し、後に編曲も手掛けるようになりました。

岩井さんの代表作を挙げればきりがありませんが、やはり特筆すべきは1989～2013年の間に23作品も続いた名シリーズ「アメリカン・グラフィティ」でしょう。

岩井さんの音楽活動の本流ともいえるアメリカ楽曲をテーマに、多くの楽曲を吹奏楽界へ紹介することとなりました。

奇しくも、TKWOは本日のNHK公開収録で岩井さん編曲の『エル・クンバンチェロ』を演奏します。

スペイン語からの直訳で「口の広い盃（＝クンバ）をたたく男」となりますが、意訳すると「飲んで太鼓を叩いてお祭り騒ぎをする人」のようなニュアンスになります。

NHKでは、1962年に坂本スミ子さんが紅白歌合戦で『エル・クンバンチェロ』を歌唱しています。

それ以来（吹奏楽として？）初・・・かどうかは定かではありませんが、岩井さんの生誕100周年というこの記念すべき日をお祝いするのにふさわしい曲ではないでしょうか！

New Sounds in BRASSの生みの親・岩井直溥さんの生誕100周年を祝し、ますますNSBが発展していくためにも、皆さまのご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

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♪今日の一曲♪

第23集（1995年）エル・クンバンチェロ／岩井直溥

https://www.youtube.com/watch?v=KLnqbNsSC9c