ADRAの想い～学校に通い、教育を受けるということ～

皆様、こんばんは。

 

昨日まではネパールの子どもたちの学校での様子をお伝えさせていただきました。

 

今日はADRAが過去に学費の支援をしたスリジャナさんという女の子の話を通して、ADRAがネパールの子どもたちの教育支援にかける想いを語らせていただければと思います。

 

スリジャナさんの家は5人家族で、農業によって収入を得ていました。家庭の経済状況が厳しく、スリジャナさんは学費支援を受ける前の2年間、学校に通うことができませんでした。

 

 

「ADRAの支援がなければ、私はこのレベルの読み書きはできていなかったと思います。なぜなら、お金は大きな存在だからです。お金や収入がなければ、もっと勉強したいと思ったとしても、勉強できません。私は、このスポンサーシップのおかげで学べたことを無駄にはしません。 将来は、看護師になって患者さんのために働きたいと思っています。」

 

親が子どもを学校に通わせたいと思っても、文房具や教科書を買う費用、年度末の進級試験を受ける費用などは、収入の少ないネパールの人々にとって大きな負担になります。

 

現在も、貧しい家庭の子どもたちの中には、いつ親から「もう学校へは行かせられない。」と言われるかわからない、という不安を抱えている子どももいます。

 

 

学校に通い、教育を受けるというのは、すべての子どもに 認められた権利です。読み書きを覚え、計算能力を身につけることで、子どもたちの未来は大きく広がります。

 

今日でREADYFORのプロジェクトを開始して8日目を迎えました。

プロジェクトの達成率は10%と道のりは長く、私たちはまだまだ皆さまのお力を必要としております。

 

どうか、子どもたちが教育を受けることを諦めずに済むよう、応援をお願いいたします。