プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

復興へ願いを込めて「お魚がどっととれる女川に戻りますように。」

木でできたお魚の形のキーホルダーをもう一度。

 

皆様、はじめまして。「小さな復興プロジェクト」代表の湯浅輝樹と申します。“漁業のまち”宮城県女川町は、3.11の津波の影響で、漁港や水産加工施設も大きな被害を受けました。もともと地域活性化事業でこの地域と関わりを持っていた私は、なんとか復興の手助けができないかと思い、震災一か月後に「小さな復興プロジェクト」を立ち上げました。

 

このプロジェクトは、魚がとれるようになるまでのあいだの地元の人の収入の確保と、避難生活のストレスの軽減などを目的とし、木でできたお魚のキーホルダー『onagawa fish』の作製をするというものです。ひとつひとつ丁寧につくられた『onagawa fish』は、大変有難いことに、支援グッズという枠組みにとどまらず、そのクオリティの高さから、手づくりの木工品として高い評価を得ました。その後、レーザー彫刻機を導入し、オリジナル彫刻入りの製品づくりもスタートし、「支援グッズ」という枠を超えたくさんの方々のニーズに応える事ができるようになりました。

 

しかし、復興のための新たな産業の確立が見え始めた頃、台風被害や寒さが原因で彫刻機が壊れてしまいました。機械を再導入するため、皆様のご協力をお願いしたいです。

 

(「お魚がどっととれる女川に戻りますように」という想いを込めて)

 

 

友人の家具職人と共に女川の惨状を目の当たりに

 

震災後、仙台で壊れた家具の修理相談を家具職人の友人たちと行っていましたが、ラジオでお世話になっていた女川の惨状を聞いたことをきっかけに、震災から一ヶ月後、私はその友人の一人と一緒に女川町を訪れました。実際に訪れると、あちこちに車がひっくり返っていて、避難所にいた人たちの目も虚ろ。想像以上の惨状に言葉を失いました。

 

(家具職人さんとの家具の修理相談ボランティアの様子)

 

 

流されずに残った倉庫を工房にしてはじまった「onagawa factory」

 

一緒に女川を訪れた家具職人の友人は、家具だけではなく木工品をつくるスキルも持っていました。そこで、製作工程を簡素化した商品を開発して、それを被災した人たちの仕事にできないだろうか。はじめは時期尚早だという意見もありましたが、震災前からお世話になっていた女川町の観光物産施設『マリンパル女川』の山田さんが賛同してくれて、流されずに残った倉庫を工房として無償で貸してくれました。

 

 

いつも手元に置いて思い出せるものをつくりたい。

女川と言えば漁業。魚の形をしたキーホルダーにしよう。

 

ストラップにはお魚のマークと「.onagawa(ドットオナガワ)」という文字を刻印しました。「お魚がどっととれる女川に戻りますように」という想いを込めています。製品名は『onagawa fish』としました。持ち主となって頂いたたくさんの方には、支援の証としてだけではなく、このキーホルダーを手元に置くことで、防災意識を持ってもらいたいという思いもこもっております。私たちがいるところは現在、「被災地」と呼ばれているけど、次はまた違うところが被災地になる可能性はゼロじゃないんです。みんなが防災に対する意識を身につけないといけない。被災地でつくられたものを手元に置くことで、意識してもらえたらと思いました。

 

(工房のミカさんがお魚を削っている様子。)

 

 

「支援グッズ」ではない、女川の新たな産業として残していきたい

 

いま、工房で削りの作業をやっているのがミカさんです。そのときはミカさんのご主人も仕事がなかったから、一緒にやったらどうだという話になって、おかあさんも、おばさんも、友達も…と、どんどん広がっていきました。もちろん、最初は木工に関してはみんな素人。木片を削って魚の形にして、ヤスリで磨き、塗装をして…と何段階もの工程があり、職人技とも言える技術を、家具職人が丁寧に教え、身に付けていきました。

 

工房で作業する彼女たちは、女性ならではのセンスを活かし、製品開発にも意欲的です。「こういう製品をつくったらどうか」「ここはもっとこうしたほうがいい」と、どんどんアイディアが出てきます。その為、レーザー彫刻機を導入し、ストラップ、ブレスレット、コースターなど、リジナル彫刻入りの製品づくりもスタートしました。

 

(新製品開発のために会議中)

 

 

レーザー彫刻機が修理不能な状態に

 

震災が風化してもちゃんと残る製品なのか、残らない製品なのか、今が一番踏ん張り時。レーザー彫刻機を導入し、企業のノベルティ製作やオリジナル彫刻入りの記念品の製作をスタートし、支援グッズの枠を超えた新たな産業の確立が見え始めました。

 

しかし、満潮時には工場周辺が冠水するなど、作業環境はいまだによい状況ではなく、使用してる機械工具の劣化のスピードも尋常ではありません。新たな付加価値を生み出すために導入した、高額なレーザー彫刻機も、水害や断熱材のない劣悪な作業環境により、数か月で修理不能な状況に陥ってしまいました。

 

(大潮の満潮時に雨量が増えると、

かさ上げした上に置いたコンテナの中も冠水してしまいます。)

(壊れてしまった彫刻機)

 

 

一次産業とそれに付随する二次産業にだけに頼らない

復興へ向けて、「ものづくり」も、ひとつの産業として確立したい

 

まちが復興するには、まだまだ何年もかかります。避難している人が地元に戻って家を建てようと思ったとき、まずは、仕事がないとだめ、だからその選択肢のひとつになりたいと思っています。女川は自然に恵まれているから、一次産業とそれに付随する二次産業ばかりでした。しかし、みんな同じことをしていると、こういう災害時にパタリと全部倒れてしまう。全体のことを考えたら、こうしたものづくりもひとつの産業として確立させる必要があると思っています。この度のプロジェクトにて皆様からご支援して頂いた暁には、新たな彫刻機の導入と、工房で働く彼女たちが作業をしやすくなるように、冷暖房の購入にあてたいです。どうか皆様のお力をお借りできないでしょうか。

 

(工房のスタッフのみんなと。)

 

 

詳しい物語は東北マニュファクチュール・ストーリーに掲載されています
http://www.tohoku-manufacture.jp/story/018_story_first.html

 

 

引換券について

 

■ケヤキを限定使用し、ひとつひとつ丁寧に作られた、「onagawa fishキーホルダー」と「onagawa fishストラップ」のセット

※希望の文字彫刻を施させていただきます!

※片面英数記号15文字まで。片面のみでも両面に違う文字入れも可能です。
※文字については、後ほどお伺いいたします。

 

(「onagawa fishキーホルダー」)

(「onagawa fishストラップ」)

 

■ロゴ入りグラス&コースターのセット

 

 

■木材の製材を協力してくれてる地元の佐藤建具工芸が制作しついたてと、工房で造られた一輪挿しのセット

 

 

 

 


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