報告が大変遅くなり、申し訳ございません。
ご支援いただきましたみなさま
2014年の4月、【彫刻機が故障!女川町の復興を願う木工房でものづくりを続けたい】というReadyforでのプロジェクトでご支援いただきました湯浅でございます。
ご支援いただいてから3年が経ちますが、「プロジェクトの終了報告が終わっていない」と、事務局よりご指摘いただきました。
本来であれば、最後の"新着情報”でお伝えした内容をこの場所に書くべきだったのですが、その処理を勘違いしておりました。本当に申し訳ございません。
改めまして、ご支援いただきまして本当にありがとうございました!
ついでと言ってはなんですが、3年が経った現在の彫刻機の状況も合わせてご連絡させていただきます。
ご支援いただいた直後より、沢山のオリジナル彫刻商品のご注文もいただき、企業様のノベルティなどとして、企業のロゴを彫刻した商品なども制作させていただき、沢山の方に喜んでいただきました。(ロゴ入りの物は企業様からの許可がないと載せられませんので、実際に作った文字以外の彫刻例を載せます)
・女川駅開通記念の商品。石巻線の車両を彫刻しました。
・金運がUPすると言われている梵字を彫刻しました。
・仙台の本町商店街のイベントの記念商品の彫刻
・ご自分のバイクの写真を彫刻したもの
これ以外にもまだまだあるのですが、我々のデータ制作スキルもだいぶあがり、文字以外にも写真をデータ化して彫刻できるレベルになりました!
震災から6年が経とうとしている今、震災は過去のものとなってしまいつつありますが、現在も女川での働く場所を作れていますことは、皆さまからのご支援の賜物でございます。
本当に心から感謝いたします。ありがとうございました!
なお、数回にわたりご連絡いたしておりましたが、リターンの商品を未だにお送りできてない方が何名かいらっしゃいます。心当たりがあります方は、small-rebuild@live.jpまでご一報いいただけますよう、お願い申し上げます。
そして最後に少しだけご案内をさせていただきます。
震災から6年が経とうとしている今、「復興支援グッズ」の枠組みから抜けきることができない我々のプロダクト"onagawa fish”の売り上げは、月に100個程度まで落ち込んでおります。
このような売上では、雇用を守っていくのは限界です。
沢山の方にご支援をいただいて続けてきたことや、女川町の土産品として定着しそうな事、雇用を継続させることなどを考えると心苦しいのですが、廃業も選択肢に入れざるを得ない状況となっております。
その様な状況下、木製玩具で有名な「おもちゃのこまーむ(http://www.comaam.com/)」さんにお仕事のお手伝いをさせて頂けないか相談しましたところ・・・実際の被災地の状況を知ったこまーむの小松社長より、「onagawa fishをリブランディングさせてくもらえませんか」と、ありがたいお言葉をいただきました!
今までは復興支援グッズ(と言われる商品枠)の制作を通し、「買ってもらう商品」でしたが、今後は世の中のニーズを創りだす「買いたくなる商品」を作る❝メーカー❞として生まれ変わるという事です!
しかしながら、厳しい売り上げの中、新たなものを作り出すほどの余力がなく・・・改めてReadyforにて皆様からのご支援をお願いすることといたしました。
スタートは来週を予定しておりますので、詳細は後日改めてご案内させていただきますが、「支援からのひとり立ち」の最後のチャンスと考え、女川から世界に飛び出すメーカーに必ずなれるように頑張りますので、改めてご支援いただけますよう、お願い申し上げます。