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70年前の原爆。その記憶を世界に伝える旅を映画にしたい。

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支援総額

385,000

目標金額 1,200,000円

支援者
52人
募集終了日
2015年4月12日

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プロジェクト本文

戦後70年が経ちました。今年の4月12日に横浜から出航するピースボートの旅を通して原爆の恐ろしさを世界中に発信します!

 

こんにちは。地球一周の船旅を企画しているNGOピースボートの市塚藍子ともうします。ピースボートは東京に拠点をおくNGOで、国際交流をとおして平和の文化をつくるために活動しています。働き始めてから3年間で地球を3周する中で、今も軍事境界線で分断されている町や、紛争は停戦したものの民族間対立の記憶が鮮明な国を訪れたり、30年間続いた内戦の傷跡を抱える先住民コミュニティや今も砲撃の恐怖にさらされつづける地域の人々と出会いました。そして、戦争はまだまだ過去のものではないこと、いつでもどこでも起こりうるものだということを感じました。

 

今年は、第二次世界大戦の終わりから70年という節目の年でもあります。そこで今年の4月12日に横浜から出航する「ピースボート地球一周の船旅」を通して、原爆戦争や被爆の体験とそれによって変わった生活や人生について、被爆者の方々と共に世界に広めていくショートフィルム制作をします。

 

ボランティアの方にこのショートフィルムをつくってもらうにあたり、旅の前の様子を取材する費用、船旅の各寄港地でヒバクシャのみなさんに同行する費用、そして船旅後の8月に広島・長崎を訪問したり、映像編集をしたりする期間の費用、あわせて120万円が必要です。

 

 

広島・長崎の被爆者8名と、その記憶をどう伝え、どう活かしていくかを考え実践する20代の若者3名と共に旅に出ます

 

11名は、7月25日に横浜に帰港するまでに世界24の港を巡り、各地で被爆当時とその後の困難について伝えます。国や地域によって言葉や文化が違っても、同じ世界にいきる現地の人たちとともに戦争や核兵器がない世界について考えるためです。1000名近い乗客と共に過ごす船内でも、戦争や被爆の体験とそれによって変わった生活や人生について対話します。

 

正直「被爆や戦争の話は暗いし怖いだけ」と思い、敬遠していました。でも、被爆した方も1945年までは「被爆者」 ではなく、けがや不幸に見舞われながらもその後70年間それぞれの人生を力強く歩んでこられました。その思い出したくもないほどの苦しみや悲しみをあえて語るのは、二度と誰にも同じ経験をしてほしくないからです。本当に怖いのは、過去に学ぶことをせず、戦争が発生することや人に向けて兵器が使われることです。

 

(広島平和文化センターの元理事長スティーブン・リーパー氏とヒバクシャ2名。2015年3月広島。)

 

話を伺うまで「核兵器が危険だとわかっている」と思っていました。しかし、とてつもない破壊力で亡くなったり怪我をしたりするだけでなく、病気や結婚差別、こどもへの遺伝への不安など、生きながらえても普段の生活への影響が続くことは、知りませんでした。そして実体験しなければ知らないその危なさを当事者から聞ける時間は残りわずかなのも事実です。

 

(証言について一緒に考えるヒバクシャとユース。2015年3月広島)

 

私たちは知らないうちに「原爆」に関わっています。

 

戦後70年が経ち、「日本は平和」と思うことが多くなってきました。でも戦争が終わってからのこの70年間も世界中では絶え間なく戦争が起きています。その中で世界規模の資源や経済のつながりによって、日本も戦争に関わっていることは 否めません。間接的にでも、「原爆」というものに関わっていて、知らず知らず使用者にも標的にもなっているのです。

 

だから、今回ヒバクシャの方々が地球一周し世界各地で現地の方と交流する機会を活かし、記録を残したいと考えました。小学生から市長、国によっては大統領までもが、ヒバクシャの話をきき、戦争も核兵器も経験したくないしさせたくないと共感するその姿を映像として記録するのです。

 

(写真:2012年、イタリアの中学生と広島・長崎の被爆者)

 

原爆の話、戦争の話をこの機会にショートフィルム化し、ネット上にあげ、世界中の人々に伝えたい。

 

日本での戦争の体験を伝え、その記録を残せるのも、70年経った今を逃せば残り時間は多くありません。国境も時間も超えて多くの人に届けたい!そう考え写真と文字で記録するよりも、短い映像が効果的だと考えました。このフィルムは完成した後インターネット上で公開し、世界中に向けて発信したいと思います。

 

(2008年の地球一周の船旅で製作された同テーマの映画)

 

70年前の記憶が薄れていき戦争や兵器利用が再び起こりえる今だからこそ、映像を通して平穏な日常の貴重さに気づき、過去を繰り返さないよう心に留めてもらうこと。その結果、わたしもあなたも、世界各地の人々もが安心して暮らせる要素を増やしていく、ということが目標です。ご支援をよろしくおねがいします!

 

(2011年、サウジアラビアで被爆体験を伝える様子)

 

 

ショートフィルム詳細

 

出来上がり予定日:2015年8月15日 

時間: 15~30分

配給方法: YouTubeのようなサイトで流す。

 

〜〜・〜〜・引換券について・〜〜・〜〜

 

・サンキューレター

・地球一周のオリジナルえはがき

(※上記写真はイメージとなります)

 

・ピースボートのオリジナルゆるキャラ「シップリン」をあしらった3色ボールペン

 

・岩波ブックレット「核兵器を禁止する」著者サイン入り(川崎哲著)

 

・ヒバクシャ地球一周証言の航海ドキュメンタリー「フラッシュ・オブ・ホープ/「ヒバクシャと僕の旅」DVD

 

・このプロジェクトで製作するショート・フィルムのDVD

 

・核廃絶専門家・川崎哲による核兵器に関するプライベート講義1時間【首都圏・広島・長崎限定】

 

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プロフィール

国際交流を通して平和をめざすNGOピースボートで活動中。8名の被爆者が参加する2015年4〜7月の地球一周の船旅にスタッフとして乗船する。

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リターン

3,000


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サンキューレター
地球一周のオリジナル絵はがき(3枚セット)

支援者
33人
在庫数
制限なし

10,000


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サンキューレター
地球一周のオリジナル絵はがき(3枚セット)
ピースボートのオリジナルゆるキャラ『シップリン』をあしらった3色ボールペン(船内限定販売品)

支援者
9人
在庫数
30

10,000


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サンキューレター
地球一周のオリジナル絵はがき(3枚セット)
岩波ブックレット「核兵器を禁止する」著者サイン入り(川崎哲著)1冊

支援者
9人
在庫数
41

30,000


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サンキューレター
地球一周のオリジナル絵はがき(3枚セット)
ヒバクシャ地球一周証言の航海ドキュメンタリー「フラッシュ・オブ・ホープ」/「ヒバクシャとぼくの旅」DVD

支援者
3人
在庫数
17

50,000


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サンキューレター
地球一周のオリジナル絵はがき(3枚セット)
ヒバクシャ地球一周証言の航海ドキュメンタリー「フラッシュ・オブ・ホープ」/「ヒバクシャとぼくの旅」DVD
このプロジェクトで制作するショート・フィルムのDVD

支援者
0人
在庫数
10

100,000


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岩波ブックレット「核兵器を禁止する」著者サイン入り(川崎哲著)1冊
【首都圏・広島・長崎限定】核廃絶専門家・川崎哲による核兵器に関するプライベート講義1時間
このプロジェクトで制作するショート・フィルムのDVD

支援者
0人
在庫数
1

プロフィール

国際交流を通して平和をめざすNGOピースボートで活動中。8名の被爆者が参加する2015年4〜7月の地球一周の船旅にスタッフとして乗船する。

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