病気と歩む道はあなたの物語。患者によるがん治療の記録を実現

病気と歩む道はあなたの物語。患者によるがん治療の記録を実現

支援総額

2,060,000

目標金額 2,000,000円

支援者
33人
募集終了日
2020年6月30日

    https://readyfor.jp/projects/PatientIllnessHistory?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

がん治療/闘病録はその人だけの「物語」
ペイシェント イルネス ヒストリー(PIH)

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。Third Way株式会社の太田順子と申します。

 

私は、10歳の時に母が乳がんで余命数ヶ月と宣告されたことがきっかけで、医療に関わる仕事がしたい思い、12年間製薬企業で働いてきました。製薬会社では営業を経験後、教育研修のインストラクターをしていました。

 

日本の健康医療に貢献したいとの想いで仕事に従事していましたが、母が当時の医療に救われたように、いつかは自分もその恩恵を何かしらの形で社会に還元したいと、ずっと考えていました。その想いが募り、起業に至りました。

 

私が開発する「ペイシェント イルネス ヒストリー」は、患者さんそのものであるカルテを自分で記録し、保管するシステムです。患者さん自身が自分の治療や闘病を記録し、家族や医療従事者と経過を共有できるようにすることで、納得して治療に向き合っていただくことをサポートします。

 

がん治療中の闘病経過とその記録は、いくつかの病院にかかることが多いがん患者さんにとって自分の体の一部。自分自身の人生であり物語です。

 

新型コロナウイルスでも、急を要する患者さんがいます。がんの診断を受け、どうしていいかわからず、病院も新型コロナウイルスの対応で受け付けてくれない。そんな時、どの病院にかかったらいいのか、今の状態で不安な気持ちや自分の状況を話せる場所があったら・・・。

 

このような要望があり、私は立ち上がりました。

 

通常でも今のような有事の時でも、人に言いにくく、とても不安な気持ちを、スマホ一つで記録し、次の受診時に医療関係者とコミュニケーションが取れるようにしていきます。

 

「ペイシェント イルネス ヒストリー」の開発を通して、家族や医療関係者と「自分の気持ち」を見える化して共有できるようにすることで、診療にかかる時間を有意義に活用でき、自分のがん治療の記録を、カルテのように記録して持ち歩くことができる「未来」を作りたいと考えています。

 

現在、弊社では、乳がん、肺がん、肝臓がん、すい臓がんの患者さんたちをサポートしています。今もこの方たちがサービスリリースを待っています。

 

2人に1人がガンになる時代。今こそ、このシステムを通じて社会に貢献したい。

ご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

母の乳がんに寄り添った数十年
この経験の全てを日本の医療のために使いたい

 

がんは、2人に1人が罹患するとまでいわれる病です。

 

私の母は乳がんを原発がんとして発症し、何度も転移を繰り返してきました。多くの医療機関を受診し、主治医を探すのにも苦労しました。

 

母の治療を見守る中で苦労したのが、患者の検査結果への理解とこれからの治療方針の納得でした。母の経過に寄り添う中で、いつもわからなかったことがあります。

 

「結局、医師はなんと言っていて、これからどうなるの?」


患者である当の本人は、医療機関で説明を受けて、理解し納得して帰宅しますが、診療記録は病院が保管しているため、家族は確認したくても手元で見ることができません。付き添って、直接話を聞くしかありません。

 

つまり、患者は、患者自身の情報を自分の情報なのにも関わらず、持って帰ったり自由にアクセスしたりできないのです。患者本人は、難しい話を聞いて帰ってきても、そのことを家族や転移先の医療機関で説明ができない。これはとても大きな課題でした。

 

がんの始まりから手術、転移と、母の闘病の壮絶な経過を何十年に渡って間近で見てきた私にとって、いつも「よくわからない」で済ますしかなかった。

 

"がん患者の家族"という経験の中で、がん治療を助けるためには、患者自身も自分の治療や経過を「記録する」ことが重要だと気がつきました。

 

このような経験をした私にできることは、記録が簡単で、その時々の物語を残せるような仕組みを考えることだと思いました。そこで、このシステムの開発を考えました。

 

<開発の背景にある課題>

 

 

がん患者の治療/闘病の記録を
音声と文字入力で奏でるシステム

 

「ペイシェント イルネス ヒストリー」は、患者さん自身が、がんの治療/闘病記録を音声や文字入力で記録するシステムです。患者さんは治療について、その時の想いや感じたことなどを日記をつけるように書き留めます。

 

ペイシェント イルネス ヒストリーの機能

 ①治療/闘病記録を書き留める「日記」機能(無料)

②治療などに関する「オペレーターへの相談」機能(オプショナルサービス)

 

・患者さんが①日記機能で日記を記録すると、ポイントを付与(行動の価値化)します。このポイントを利用し、②オペレーターへの相談や、専門家からオピニオンを得ることができます。

 

・私たちThird Wayは、記録していく患者さんの「こころ」に寄り添い、治療中に必要な"治療以外の重要な情報"を提供、伴走します。

 

 

治療には、患者さんの考え方や生活習慣、仕事の状況などが大きく影響します。患者数の増加により、診療時間を長くとるが難しくなっている医師の方々にとっても、患者さんの日記は、より適切な医療を提供する一助になると考えています。

 

病気を治すだけでなく、病気に付き合っていく。

私は、病気は闘って勝ち負けをつけるものではなく、人生とともに続いていくものだと思っています。病院だけが医療現場なのではなく、患者さんの日常から治療は始まっているのです。

 

<利用していただいた患者様のご家族の声>

 

癌患者の家族として、“生きるか死ぬか” その選択をしいれられた時、全ての選択を医者、医療従事者任せにしたくなかった。生きる為の選択を、医者と同じ立場で導き出したかった。ペイシェントイルネスヒストリーはそれを可能にし、下記3つのポイントが大きく患者とその家族の治療への向き合い方、意識、方向性を変えた。

 

①Wifiが繋がればリアルタイムで情報共有ができ、国をまたいでもサポートを受けれたこと。
②家族としては時間が命。他の病院を探し、アポを取りセカンドオピニオンを聞いてる時間もお金もない。セカンドオピニオンをいち早く情報収集できたこと。
③闘病記録を記録する事で、患者の状況を時系列で把握でき、治療での身体や心の変化を察知することができたこと。


何の前触れもなく、突然家族が癌と診断された。全てが初めての事で知識もないまま途方に暮れ、動揺し、悲しみにふける間もなく、日々変わっていく状況に着いていくのが必死だった。何をどう質問していいかわからない。何が当たり前かわからない。そんな中ペイシェントイルネスヒストリーと出会い、日々の状況、容態を共有し、これから起こるであろう症状や治療法などの情報を共有することで、心の準備、また覚悟ができ、患者の家族として患者と共に納得の行く治療を進めるサポートを得ることができた。

 

ペイシェント イルネス ヒストリーを通して、患者さんが病気と付き合う毎日をデザインしていきたいと思っています。システムのリリースは2020年9月中を予定しています。

 

資金使途

皆様からのご支援は、テキストマイニングシステムのパッケージ購入費に充てさせていただきます。開発に関わる費用については既に準備を整えていましたが、大切な患者さんたちの情報を守るため、システムパッケージの購入が必要になりました。

 

 

世界に1つしかない"私"の物語から
人と人のつながりを結んでいく

 

今回のプロジェクトを通じて伝えていきたいことは2つです。


1つ目は、患者さんごとに辿る経過が異なる。この歩いた道を「物語」として記録することで病気と付き合っていくこと。


2つ目は、記録をすることでコミュニケーションが生まれるから決して一人じゃない。つらいし、怖いかもしれないけど、私たちはみんな応援しているということ。

 

それぞれの患者さんの世界に1つしかない物語から、患者さん、その家族、医療関係者など、人と人のつながりを結ぶことを支援していきたいと思います。

 

ペイシェント イルネス ヒストリーのリリースに向けて、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 


*注意事項:リターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/PatientIllnessHistory?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

明治大学専門職大学院(MBA)を卒業。製薬企業に勤めて、乳がん専門セカンドオピニオンサービスの開発のため起業。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/PatientIllnessHistory?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

5,000


がん治療/闘病録の記録応援コース

がん治療/闘病録の記録応援コース

・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースの報告レポートをお送りします。(発送予定:2021年1月ごろ予定)

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

10,000


がん治療/闘病録の記録支援コース

がん治療/闘病録の記録支援コース

・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースの報告レポートをお送りします。(発送予定:2021年1月ごろ予定)
・弊社サービスサイトに支援者様のお名前(イニシャル可)を掲載します(ご希望の方のみ)

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

30,000


PIHブロンズサポーター

PIHブロンズサポーター

・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースの報告レポートをお送りします。(発送予定:2021年1月ごろ予定)
・弊社サービスサイトにブロンズサポーターとしてお名前(イニシャル可)を掲載します(ご希望の方のみ)
・PIH(患者治療/闘病録)サービス オリジナルTシャツ1枚(フリーサイズ)発送予定:2021年3月ごろ

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

50,000


PIHシルバーサポーター

PIHシルバーサポーター

・マンマミッテリリースの報告レポートをお送りします。
(発送予定:2021年1月ごろ予定)
・弊社サービスサイトにシルバーサポーターとしてお名前(イニシャル可)を掲載します(ご希望の方のみ)
・PIH(患者治療/闘病録)サービスオリジナルTシャツ1枚(フリーサイズ)発送予定:2021年3月ごろ。
・サービスリリースセミナーに無料ご招待(1回)
※年内に東京で開催予定。詳細が決まり次第お知らせします

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

100,000


PIHゴールドサポーター

PIHゴールドサポーター

・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースの報告レポートをお送りします。(発送予定:2021年1月ごろ予定)
・弊社サービスサイトにゴールドサポーターとしてお名前(イニシャル可)を掲載します(ご希望の方のみ)
・PIH(患者治療/闘病録)サービスオリジナルTシャツ1枚(フリーサイズ)発送予定:2021年3月ごろ。
・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースセミナーに無料ご招待(1回)
※年内に東京で開催予定。詳細が決まり次第お知らせします

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

100,000


【企業様向け】PIH企業サポーター

【企業様向け】PIH企業サポーター

・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースの報告レポートをお送りします。(発送予定:2021年1月ごろ予定)
・弊社サービスサイトに企業サポーターとして企業名を掲載します(ご希望の方のみ)
・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースセミナーに無料ご招待(1回)
※年内に東京で開催予定。詳細が決まり次第お知らせします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

300,000


【企業様向け】PIHスポンサー

【企業様向け】PIHスポンサー

・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースの報告レポートをお送りします。(発送予定:2021年1月ごろ予定)
・弊社サービスサイトに企業スポンサーとして企業名とロゴを掲載します(ご希望の方のみ)
・PIH(患者治療/闘病録)サービスリリースセミナーに無料ご招待(1回)
※年内に東京で開催予定。詳細が決まり次第お知らせします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

プロフィール

明治大学専門職大学院(MBA)を卒業。製薬企業に勤めて、乳がん専門セカンドオピニオンサービスの開発のため起業。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る