【残り1日】目標の支援人数150人まであと37人

 

クラウドファンディングも残り1日となりました。ネクストゴールに向けてさらに支援して頂き感謝しています。本日も、実際に演奏していただくピアニストをご紹介させていただきます。

 

 

 

 七色の音を紡ぐイタリアン

 

　Davide SANTACOLOMBA

　32歳／聴覚障がい／イタリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イタリア　パレルモ出身

聴覚障害が発覚した５年後の１４歳からピアノを始める。パレルモコンセルバト～リオを最優秀で卒業。

2015年　ドキュメンタリー番組「le lene」で自身の特集が放送されると、その名は瞬く間に知れ渡り、雑誌、テレビ等に出演。

同年　スイス　イタリアコンセルバトーリオにて、アンナクラフチェンコ氏の師事のもと、難関である教育学部ディプロマを取得。Best　of Cochlea フェスティバルオーディションにて、3位入賞。TV Show「Tu　Sique Vales」 3位入賞。

NYでのアンハードノートピアノパラ主催の国際ピアノコンクールにおいて、カテゴリー別では金賞、　総合では銀賞　受賞。これまでにイタリア、スイス,、オーストリア、ポーランド、ドイツ、アメリカの伝統あるホールで演奏活動を行っている。

 

（迫田 時雄より紹介）

地中海のど真ん中、シチリア島のパレルモに生まれた彼は、生粋のイタリアン。底抜けに明るく、快活。イタリア気質そのものである。昨年ニューヨークに行けると決まった時大はしゃぎしていたと言い、実際、背が高くハンサムな彼がマンハッタンを駆け回って楽しんでいた。
　聴覚障害をカバーするのに人工内耳インプラントを行い、常にエスコートとして大学時代の同級生が付き添っている。イタリア語だけをしゃべるが、言語にはやや不自由さがある。
　ピアノを始めたのは14歳からというが、土地柄というか育った環境は音楽にあふれた世界であり、加えて天性の才能が、少年期に花開いたということだろうか。
　その音楽性は素晴らしい。演奏技術の完成度はすこぶる高く、ともすれば障害者は自己流になりがちだが、彼の場合問題なく正統な弾き方をし、すでにプロフェッショナルの域である。
　NYで弾いたシューベルトは深い味わいを見せ、絶品だった。七色の虹のような多彩な音色を紡ぎ出し、聴衆を魅了した。彼は、日本で演奏できることをすごく楽しみにしており、私も、日本の音楽愛好家にぜひ紹介したい青年で
ある。