産前産後のママに。継続ケアの選択肢を広げ、“My助産師”育成を

続々と応援メッセージをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

「この助産師ステーションは、皆さんと一緒につくっている...！」という実感が湧いてきます。

 

本日は、応援メッセージ6人目となりました。藤井 カンナさんからメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

 

昨年 年末に、2人目を出産しました。

今回は 宮川さんに自宅に来てもらって 家族に見守られながら とてもリラックスした （主人と息子は 途中 庭で焚き火で焼き芋焼いたりしてました）自分らしいお産ができました。

 

まだ数ヶ月前の出来事なのに 思い出したらワクワクして あの出産をまた 味わい尽くしたい！と思うのが不思議なくらいです。

 

 

1人目は助産院で産み 60時間かかった（今となれば 長時間お産を頑張った自分を褒めてあげたい）難産のトラウマから 今回は怖くて はじめは ビクビクしてました

前期 中期 後期の妊婦検診は もしもの時の 受け入れ先の病院に行き その他の妊婦検診は 宮川さんが いつも私の家にきてくれました。

 

精密な機械などはなく アナログな方法での宮川さんの検診は とても あったかかった
おなかに 手を当てて 赤ちゃんに語りながら検診をしてくださるその時間がとても 贅沢で 心地よく有り難かったです。毎回の検診で 宮川さんと 悩みや不安を共有し アドバイスをもらいました。

宮川さんのお産に関する引き出しの量はすごいんです。

宮川さんは 色んな解決策を提案して下さり 「こうしなさい！」っていうより 「こんな方法もあるので あとは 自分が ピン！と来たものを選んでね〜」と 温かく見守り続けてくれるような寄り添い方でした。あとは自分で考え 行動していく中で お産とは 人に委ねるものでなく 自分と赤ちゃんが頑張るんだ！！と目覚めれたのが 何よりの収穫でした。

その後も 貧血にかかったり いろんな問題はありましたが 目の前のことをひとつひとつ 自分なりに理解し やるだけやったら後悔しない！と 繰り返し 念じてました。

 

その努力の結果 病院から自宅出産のOKをもらい 予定日より15日もはやく 自宅に 用意していたプールの中で 元気な女の子をとりあげました。正直 こんなに楽で 幸せに満ちたお産で赤ちゃんを産めたことが 信じられませんでした。

 

今回のお産で感じたのは 陣痛の波が来た時に 呼吸をとにかく吐きまくることにより 身体の力が抜けて 痛みを解放でき その先には 感謝や愛おしさや 喜びしかなく それが 言葉に表現できないくらい 気持ちよかったです。

 

今では お産に限定せず 全ての物事が起こるのには 必ず 理由があるのだから それを 恐れず 呼吸を吐き リラックスし 受け入れ 味わいつくすことにより 何事も 自分らしく 乗り越えていける！と これから生きていく上で 自信がつき 今回のお産は わたしの人生を変えたといっても過言ではありません。

出産って病気じゃないけど 病院が 安心って人もいるだろうし 希望の場所は 人それぞれ。病院を否定してるわけではなく 私は受け入れ先の病院があってくれたからこそ 安心して自宅出産に挑めました。

 

その人が 心の声を聞いて ほんとに望むことを選択したらいいのだと思います。お産はどんなところで産んでも 究極は自分の在り方だとさえ 今は 思えます。

 

ただ 自宅出産は全体の0.1%で このままいくと 助産院や助産師さんは絶滅してしまうことを私は恐れています。

 

自宅で生まれた娘が 今度は自分が出産する時に 病院でも助産院でも自宅でも その子が望む形で出産出来る未来を残してあげたい！その孫の孫…と続く子供たちにも 数ある選択肢を残してあげたいと強く思います。

 

この度 宮川さんの勇気ある行動に 拍手を送るとともに これから出産されたり 子育てしていくお母さんたちが ほんとの意味で自信をもち 自分らしく生きていける世の中になることを祈るばかりです。

 

私たちひとりひとりの選択と行動が 子どもたちのこれからの未来を作ると思ってます。宮川さんの新しい助産院が完成するのが とても楽しみです♪

 

 

藤井 カンナ