現地調査で判明。拉致問題の真相を暴き出す短編動画が作りたい！

 

 

 

 

北朝鮮による拉致の可能性を排除出来ない方を「特定失踪者」と呼んでいます。政府が北朝鮮拉致と認めていない数は約900名にも及び、全国の各警察県警ホームページにも、地元の特定失踪者が掲示されています。

 

特定失踪者問題調査会は2003年の設立以来、多くのご家族から調査依頼を受けています。現在その数、約470件。大きく分けて270件の事案を公開者とし、約200件を非公開者としています。

 

 

調査ではそれぞれのご家族からの聴き取りや、現地での調査活動を通じて、各失踪案件を検証して行く中で、数多くの失踪パターンを元に共通項を見出し、拉致の真相へ迫る情報を得ています。

 

こうしたケースを動画化する事で、皆様の拉致に対する思い込みを払拭し、どこか他人事で通り過ぎて来た拉致の実態に触れ、日本国民として一刻も早い救出への機運に繋げて行きたいと思っています。

 

 

 

 

私、村尾建兒は、広告会社勤務を経て、2004年から特定失踪者問題調査会に参加。様々な広告事業の経験を活かして、北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」の立ち上げから関わり、相手にどう伝わるかを考えた活動を続けてきました。

 

短編動画で拉致の手口を伝えるというアイデアは、映画「めぐみへの誓い」（13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いた作品）で北朝鮮工作員役を熱演した俳優、佐羽英さんとの出会いがきっかけでした。

 

 

佐羽氏が、SST（ショート・ストーリー・シアター）と題して、オムニバス形式の短編ストーリーを舞台で手がけ、脚本から演出まで担当して披露していた事から、様々な拉致の実態を短編映画として複数制作したら伝わりやすいのではと、メガホンを依頼しました。

 

佐羽氏には役者から監督まで、自分はADからプロデューサーまでやる覚悟でスタートしています。

 

難しい勉強ではなく、映像で感じてほしい。それもできるだけ短い動画で伝える事が出来れば、講演活動ではリーチできない層の方々へアプローチできます。

 

今の時代にあった10分前後の短い動画のスタイルで、気軽に、簡単に、短時間で、拉致の本質に触れて頂ければと思っています。　

 

 

 

 

 

 

 

 

現在制作し、公開している動画は、まさにプロローグ。

「北朝鮮の拉致＝は日本海側で、海岸を歩いている人を強引に袋に詰めて拉致する」と思いがちですが、そうではないケースとして「人生の転機・転職」編を公開しています。

 

 

北朝鮮工作員、そしてその協力者は、様々な形で皆様の周りに共存しています。日常生活に溶け込むように浸透し、ミッション達成のために、あらゆる機会を通じて情報収集や誘導を行っています。

 

これまで私たち調査会が、ご家族や周辺人物からの聞き取り、実態調査をする中で浮かび上がって来た拉致の真相を元に、プロの映画製作陣、プロの役者さん達にお願いし、こうした実態を知らない方々へ分かりやすく、そしてリアルに伝わるような再現映像としてお届けしたいと思っています。

 

 

 

 

特定失踪者問題調査会は、未だ北朝鮮に囚われ、絶望しているであろう日本人に声を届け続ける、北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」の放送や、韓国から北朝鮮へ大型風船を飛ばしてビラを散布する事業など、被害者救出の糸口とするためのさまざまな活動を続けております。

 

今回の動画制作を通じて、観て頂いた方々が拉致をもっと「自分事」に考え、受け止めて頂ける事が出来れば、今も確実に続いている拉致問題の風化を防ぐ事に繋がります。

 

また、この動画を皆さんが多くの方々へ拡散して頂くことで、真実が国民に浸透し、この国を動かす力に繋がってほしいと願っています。

 

どうか皆様のご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。 

 

 

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