有本明弘さんが逝去されました。

令和7年2月14日拉致被害者有本恵子さんの父、有本明弘さんがお亡くなりになりました。享年96歳でした。

高齢化する被害者ご家族は、次々と体調悪化や「もうこんな活動しても何も変わらないから…」と、集会などへの参加を諦めてしまう方もいらっしゃいます。北朝鮮当局は被害者ご家族が亡くなるのを待っているかも知れません。そして歴代総理大臣が公言する「拉致被害者救出は国家の最重要課題」が本当なら、もうこんな悲劇はくりかえしてもらいたくないと強く思います。

令和5年10月21日、東京都庁前で開催した「おかえりと言うために　拉致被害者・特定失踪者家族の集い」へ、メッセージをくれた有本明弘さんからの動画を是非ご覧ください。有本さんは直前まで兵庫から東京の会場へ「いくで〜」とおっしゃっていましたが、体調面から参加を断念し、ビデオ参加となりました。

拉致の真相を正しく理解し、拉致を「自分事」に考えて頂く素材として、短編映画制作に皆様のご支援とご協力をよろしくお願い致します。