アジア最後の裸族ムラブリ族。水・食の環境を変えるためご支援を

 

貧困生活の厳しいアジア最後の裸族
「ムラブリ族」を救いたい。

はじめまして、サムローの大呂和夫と申します。タイ旅行で古式マッサージで痛みがとれて感動し、15年かけて現地で9種類の資格を取得しました。2010年に心臓の病気を患ったのがきっかけで32年間務めた地方公務員を辞め、細々とマッサージ店を営んでいます。

 

2016年、チェンマイの旅行会社に勤める友人から貧困生活をしている村があるので観光途中に支援してくれないかと相談があり、「ムラブリ族」に会いました。

 

アジア最後の裸族と言われる彼らですが、20世紀後半以降、森林伐採や焼畑農業でジャングルは減少し、食料事情は悪化するばかりで、狩猟生活を続けることができなくなり、人口も減少してしまいました。そんな彼らに安心して生活できる環境を提供したく、有志の団体【ムラブリ族「ban khaning nan村」を救う会】を立ち上げようと計画しています。

 

そして今回クラウドファンディングでご支援いただいた支援金で清潔な水の取得のためのタンクと簡易な農耕ができるように物資を届けたいと思っています。

 

あなたのご支援が、ムラブリ族の子ども達に清潔な水と笑顔をもたらします。温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

生活環境の悪化で栄養失調の子どもたち。
村に笑みはありません。

 

戸籍もないムラブリ族は、1999年タイ政府の指導により定住を果たし「東南アジア最後の裸族」と呼ばれたかつての生活のスタイルは姿を消し、モン族などに雇われて畑を手伝うようになりました。しかし、きちんとした教育を受けていない彼らの環境状態は悪く、30代で亡くなる人も多い現状だそうです。

 

マッサージの資格を取得し、日本帰国後、タイへなにか恩返しができたらと思っていた矢先、ムラブリ族との出会いでした。当店の会員21名と村を訪問し古着等を支援したことが今回のプロジェクトの始まりです。

 

はじめて切り開かれた山のてっぺんにある村を訪れると衝撃的な光景を目の当たりにしました。我々が到着すると魂を失ったような人々がゆっくりと近寄り古着を受け取ります。裸足の子どもも多く、そこに笑みはありません。

 

森林の伐採や山地民の焼畑農業などによって森の中に食料が少なくなり、自給自足の生活ができなくなり、栄養失調となっている子どもたちも多いと友人から説明を受けました。

 

今流行っている新型コロナウイルスなどが入れば、体力も免疫力も弱っている村人には深刻な問題となってしまいます。

 

 

 

清潔な水で村の暮らしを変え、
子どもたちに笑顔をもたらします。 

 

困難を乗り越え、未来を育もうとする「生きる力」を引き出し、サポートするために今回のプロジェクトではまず、水回りの環境、食周りの環境を整えていきます。

 

現状、村の人々は山水を汲んでタンクに貯め、そのまま飲んでいるそうですが、決して綺麗な水ではなく、下してしまうことも日常的だと言います。

そこで雨水濾過タンク設備と簡易シャワー設備を設置いたします。また自給自足の生活をはじめていけるようプランター、土、たねの提供をしていきます。

 

しかし、全ての提供を進めていくためには全体で100万円ほどの費用がかかり、自己資金などを含めても資金が足りておりません。そこでクラウドファンディングを立ち上げ、皆さまからご支援をいただくことができればと考えております。

 

 

 

 

自給自足で安定した食糧の確保を
目指してサポートを続けます。

 

このプロジェクトで、きれいな飲料水を確保し安定した野菜、果物を収穫できるようになることで生活環境が改善され、平均寿命が30才代から少しでも長生きできるように応援したいと思っています。

 

食の環境が改善された後は農地をつくるために、プランター100個で野菜づくりのできる環境を整え、育て方の指導、種の支援等を日本人、タイ人の支援者でサポートしていき、ビタミン不足の解消につなげたいと思っております。

 

将来的には標高の低い中山間地の農地と住居を提供し、生活環境を改善して人間らしい生活を送っていただきたいとイメージを膨らませております。

 

長年お世話になり、人生を変えてくれたタイのためにできることは全てやりきりサポートを続けていく決意です。タイにもこのような貧困な村があることを広く知っていただき、我々と一緒に応援していただければ幸いです。

 

どうか温かいご支援のほどよろしくお願いいたします。