ご支援へのお礼とプロジェクト実施報告
この度は、Readyforクラウドファンディングプロジェクト「親から放棄され希望を失った子どもたちに、学校を卒業させたい!」にご支援いただき、誠にありがとうございました。
ウガンダの学校では、1月末から新学期が始まります。みなさまのあたたかいご支援により、SAVOのホーム(孤児院)で暮らす子どもたちは、無事新学期を学校で迎えることができました。今、子どもたちは毎日元気に学校に行っています。彼らを今年も学校に行かせることができ、本当に嬉しく思います。これもひとえに、みなさまからのご支援のおかげです。心より御礼申し上げます。
私たちは、子どもたちの学校通学が資金難により途切れてしまうことは、何としても避けたいと考えていました。学校教育からの脱落は、子どもが将来自立するうえで、非常に不利な状況をつくります。また、親から放棄されたり暴力を振るわれるなど、つらい経験をしてきた子どもたちにとって、学校に通えることは、大きな希望です。子どもたちがこれからも希望を失わずに生きていく上で、学校への通学はなくてはならないものです。
そのような状況に対して、みなさまがあたたかい手を差し伸べてくださったことは、SAVOやSAVOにいる子どもたちにとって大きな力となりました。みなさまのご支援により、子どもたちが学校で受ける教育は、彼らにとって一生の財産となるはずです。
昨年の11月21日から開始した当プロジェクトは、当初1年分の学費57万円を目標金額として設定し、12月15日に達成することができました。そしてもう半年分の学費を集めるため、第二目標85万円を設定させていただき、これも1月8日に達成することができました。最終的には総額95万7千円のご支援をいただき、2年分近くの学費を集めることができました。
こうして多くのご支援をいただけたことは、非常に驚きであるとともに、言葉では言い表せないほどの喜びを私たちにもたらしました。決して楽ではない活動ですが、今回多くのご支援や励ましのメッセージを頂戴し、これまで何とか続けてきて本当によかったと思いました。みなさまからパワーをいただき、今後も支援を必要としている子どもたちのために、活動に邁進する所存です。
SAVOの活動の最終目標は、子どもたちを自立した大人に育てることです。それにはまず、子どもたちに学校を卒業させる必要があります。孤児院の生活環境も、まだまだ改善すべき点が多くあります。当プロジェクトにより、ひとまず今年と来年の教育費は確保することができましたが、引き続き、教育の継続や職業訓練、生活環境の改善等に向けて、活動を進めていきたいと考えています。また、SAVOの活動の自立に向けた取り組み(菜園での野菜作り等)も積極的に取り組んでいけたらと考えています。
この度のご支援、重ねて感謝申し上げます。今後ともSAVOをよろしくお願いいたします。
SAVO日本
代表者 佐藤 陽介
以下、就学状況レポート、資金の使途について、子どもからのお礼の手紙もぜひご確認ください。