北海道占冠村の子どもたちに朗読の面白さを伝えたい

占冠村の中村村長から、以下のメッセージをいただきました。

　占冠村は北海道の内陸部にあり清流「鵡川」の源流部に位置する人口約1,200人の村です。明治末期に開拓の鍬が下ろされてから地域社会は、世代から世代へと引き継がれてきましたが、子どもはこれからの未来をつくる大きな希望であります。
　その子ども達の健やかな成長を願い、村では「豊かな自然に囲まれて、子も親もともに育ちあえるむらづくり」を基本理念とし子育て支援や教育環境の充実に努めております。
　今回の企画は、限られた文化活動やスポーツしか経験できない子ども達に「プロの朗読を聴かせたい」との思いから始まりました。保護者や地域の高齢者も交えて言葉がもつ“力”を学びながら、地域住民みんなで子ども達を守り育てる機運を高め、占冠村の未来を切り拓く発端となるよう期待しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　占冠村長　中　村　　博

　また、占冠村では子育て支援の取り組みとして「学校支援ボランティア」を推進しているのだそうです。

　地域住民が学校の応援団として児童生徒の教育環境の充実に協力したいと結集したのが学校支援ボランティアで、現在75名のボランティアが学習活動支援や文化芸術関係の指導に協力しているとのことです。