日本の精密加工技術を結集して、オートバイ世界最速記録更新に挑戦！

秋田県大潟村でのSMC公開テスト走行無事終了しました。まさかの現地での差し入れやお声がけ、本当にありがとうございました。50ccは順調にテストも進み、コンスタントに2019年の世界記録を上回る速度を記録でき、確かな手応えを感じました。
秋田のコースでは助走が1000m、計測区間が400m、減速区間が1000mの2400ｍ。

本番のボンネビルでは助走1600m、計測区間1600ｍ，減速区間が1600mの4800mと

倍の距離になります。
今回の秋田では、助走約800m地点で5速に入り、そこからまだジワジワと加速して、

400m先の計測終了地点でもまだ加速中という状態でした。

これは、本番のコースなら5速に入り十分加速した状態で計測区間に入れることを意味します。
不十分な加速のままでも2019年のレコード超え連発ということは、かなり期待の持てる状態です。
何とか結果を出したいですね。
一方125ccのエンジンは、今回も息を吹き返さず…。2台のマシンで明暗がハッキリとわかれてしまいました。それでも、悪いところを洗い出すのがテストの役目。本番までに問題が露見して良かったと割り切って、対策を進めたいと思います。
それにしても50ccは2019年と比べると格段に進化しています。写真の通りテストではカウルを外したままの走行で、空力面でも不利なはず。明らかに加速感も違うので、2019年のボンネビルと、今回の秋田との走行の違いを、車載カメラの映像で比較してみました。ぜひ御覧ください！
https://youtu.be/13XTkOXw-A0?si=268Ao9oMN-7_xKUv