プロジェクト概要

ヨットを使って社会に貢献!

海で、学校では教えない躾けや修身を子供達に教える活動を14年間続けてきたが、いましばらく続けたい!

 

初めまして! 私はキャプテン正木(本名:正木成虎)と申します。本名の「成虎」は「しげとら」と読みますが「成」の字がパソコンで表示されず、また長年親しんできたヨット仲間には「キャプテン正木」で通っていますので…。

住まいは世田谷、活動場所は三浦半島油壺付近の相模湾です。

 

毎日仕事に励んでおられる皆さんは定年後どの様な過ごし方を望んでおられますか?外国旅行…良いですね。趣味を極める…これも時間が出来るので良いですね。私も学生時代から親しんできたヨットに熱中したいと思いましたが、「ただ遊びで乗るのではなく少しは社会貢献をしたい、特に親子三代育ててくれた海に恩返しをしたい」と今から17年前ヨット仲間の集まりで抱負を語りました。その時私はヨットを持っていなくてただ夢物語のつもりでした。

 

ところが数日後「私のヨットをあげますから是非やって下さい」という篤志家が現れました。その方もハンディがある方達を乗せるボランティアをやっておられたが仕事が忙しく十分な活動が出来ない、とのことでした。なんと10メーターもあるクルーザーを、タダでですよ!!

その時私は従来の金銭や物の価値感が一変しました。自分のお金は自分や家族の為に使うという狭い考えでは無く、社会のために使おうと。経済界の重鎮だつた土光さんの晩御飯がメザシ二匹だったという逸話を思い出し、私も倹約して社会貢献しよう。この船を遊びに使っては申し訳ない、「みんなの船」「社会の船」として、みんなで使おうと心に決めました。

 

ですが船を持つということは維持管理費が要るということです。年間に交通費を含めると約120万円、交通費を除き修理・整備を自分でやっても100万円近くかかります。公務員だった私に財産は有りませんが今なら退職金と健康な身体が有ります。退職金は元々国民の税金から頂いたもので自分の老後は年金で賄えば良い、と考えました。そこで得意だったゴルフをやめ、一切の酒を断ち、一念発起次の事をしようと思いました。

 

 

「海に恩返しの意味でヨットを使って社会に貢献したい」と、いただいたヨットを「みんなの船」「社会の船」として使おうと心に決めて活動してきました。

 

活動するのに最適な三浦半島の油壷を母港として例のヨットにお乗せして
・心を病んだ青少年の立ち直り
・将来を担う子ども達には責任感・忍耐力・協調性など海洋的精神の習得
・自分で乗れないハンディキャッパーの気晴らし
・永年仕事一筋に働いたご老人の慰労
・一般の方は「海」へのご理解

 

活動の手始めとしてフリースクール等に通って実態を学ばせて貰いましたが、不登校や引き籠った子どもを船に連れ出す労は大変で、それよりも少しのきっかけで不登校やいじめに成らないよう多くの普通の子を鍛えることに意義があると考えました。また当初は養護支援のNPOや養老院のご老人など年間延べ人数300人位乗船して頂きましたがNPOの消滅、養老院担当者の転勤など諸般の都合で、今は主として公募した小学生の健全な育成に力点を置いています。

 

(養護学校の子供達と)

 

 

活動開始当時は横須賀市内の小・中学校で公募しましたが1人しか応募者がありませんでしたが、今では募集員数をはるかに超えるまでになりました。うつむいた子や声の小さい子などが自信を持ち、日々元気に、楽しそうに活動しています。

 

(子ども達がヨットを操作します)

 

私はあの秀吉や家康よりも年長に成り、人の一生は概ね理解出来たつもりです。戦後の苦難の時もバブルの前後も経験し、日本人は謙虚で「恥」を知り「済みません」「どうぞ、どうぞ」「有難うございます」の性善説、他人を信じて「心」で生活していました。ところが最近はテレビ中心の生活で、視覚によるCGの世界です。大人には無意識にCGと分かっていても子どもはそのまま記憶に残す憂慮すべき時代です。本物の痛さや悲しさを知らないから他人をいじめ、傷つけ、毎日報道される殺人は当然の結果でしょう。


現代人は二言目には「法だッ、権利だッ、裁判だッ」と叫びます。何故でしょう。個人の自由だけを謳歌し社会・公共の重要性を忘れてしまったのではないでしょうか。

今必要なのは「教育」…これによって子ども達は変わります。子どもを預かってみると家庭の様子が良く分かります、進歩的と自認するお母さんは子供を自由に育てる風潮がありますが、まだ常識が備わっていない子供の自由は好奇心による我儘です。子どもの好奇心は成長する為にとても大切ですから大いに発揮させるとともに同時に我慢する「躾」も教えましょう。少々の怪我や失敗は子どもにとって学習ですが、それを許せるのは親だけで保育士には許されません。「三つ子の魂百まで」という故事が有りますが幼児期は保育士など他人ではなく母親の胸で穏やかな心を育みたいものです。

 

 

幼児期の教育は私には出来ませんが児童になった子ども達には本物の暑さ、寒さ、痛さ、楽しさなどは教えられます。

 

洋上では、船の上では物に限りがあり何をするにも「知識」と「知恵」が必要です。パソコンで例えれば学校で習う知識はメモリーですがそれらを活かすソフトが「知恵」です。ヨットを使って育てていますがセーリング技術などは二の次です。きちんと姿勢を正す事、相手の目をちゃんと見て話す事、腹から大きな声を出せる事などから始まって、自分で責任を取る事、仲間の気持ちを察する事、整理整頓などなど、船内に「日常の五心」を掲げ、慈しみの眼差し、和やかな顔、優しい言葉、など「無財の七施」も教えています。今まで子ども達は素直に逞しく育ってくれました。

 

(日常の五心)

 

(基本から勉強していきます)

 

(みんなそろっての食事の様子)

 

(ヨットの上でたくましく成長していきます)

 

 

この活動に参加することで、心に太陽を持ち、他人の気持ちを思いやり、自分の行動に責任を持つ、立派な大人に育ってほしい!


「人は皆平等に24時間、勉強は時間だけではなく密度が大切だよ」との教えを守ったこの子は大学に入ってから「地球惑星科学の国際学会で最優秀賞」を受賞し、大学を首席で卒業しました。もちろん本人の努力ですが…。その他、大学受験の面接でヨットの話をしたら海洋大学に合格したとか、同じく早稲田にAOで合格したとか、子供達はいろいろ成長してくれます。

 


こちらの二人の子はヨットを学んだ時期も学年も違いましたが、たまたま同じ小学校の運動会で6年生の応援団長と5年生の副団長に選ばれました。こんな明るく逞しい子がクラスに一人でも居れば陰湿ないじめなどは起こりにくいと思います。

 

 

子どもの保護者からは「知恵」や「躾け」を習うところが無いので有難い、もっと続けて貰いたいと、このREADYFORの存在を教えてくれました。私の活動は一件の事故も無く、県や市から表彰され地方紙にも載りましたが、ただ、ただお金が尽きました。ご厚意は決して無駄にはしません。皆さんの善意で一年でも長く、一人でも多くの強く逞しい子を育てたいと思います。

皆様よろしくお願いします。

 


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