マルセイユに停泊中のアクエリアス号は、

天候に異常がなければ近日中に出航予定です。

 

アクエリアス号が救助エリアに行くGOサインを出すのは、

MRCC(Marintime Rescue Coordination Centre)

海上救助統括センターです。

しかし、このMRCCに救助に行っていいとGoサインを出すのは、

そのまた上。政府なのです。

 

難民がこれ以上来てほしくないというのが本音の政府。

その結果、アクエリアスの救助回数は減っています。

 

渡ってくる難民は減っています。

しかし、死者の割合は増えています。

 

以下、「国境なき医師団」の記事より。

 

生存者の証言によれば、2隻のゴムボートは9月1日早朝に北アフリカのリビアを出航。スーダン、マリ、ナイジェリア、カメルーン、ガーナ、アルジェリア、エジプトなどアフリカ諸国からの移民・難民が160人以上乗っていた。

「1隻のボートはエンジン故障で止まりました。大人165人と子ども20人を乗せた私たちのボートも、午後1時ごろに空気が抜けてしぼみ始めました。乗客が海に転落し始めていたためイタリア沿岸警備隊に救助を求めたところ、『誰かを派遣する』と言われましたが、ボートは沈み始めました。

私たちは泳ぐことができず、救命胴衣を持っている人は数人だけでした。ボートの浮かんでいる部分にしがみついていた人だけが助かりました。後から欧州の救助隊が来て、空から救命ボートを投げてくれたころには既に全員が水中にいて、ボートは沈んでいました。

助かったのは55人だけです。もっと早く救助が来てくれていれば……。20人以上の子どもが亡くなりました。中には生後17ヵ月の双子もいて、両親とともに海に消えました。その後リビアの沿岸警備隊が到着し、こちら(リビア)に連れてこられたんです」。引き上げられた遺体はわずか2体だった。 

 

 

 

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