義足開発ものがたり　【その５】

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いつもご覧いただきありがとうございます！義足物語続編です。

スケッチをザックっと描いたところで一度デジタルモデリングをしてみます。

大まかな方向が見えてきたらまたスケッチに戻り、そしてまたモデリングと何度も繰り返しながら詳細まで形状を練り上げていきます。

もちろんコンピューターが導き出した形状も意識はしているが、それ以外の要素も加味しながら動態美を探求していきます。この時間がデザイナーにとっては苦しみでもあり、楽しみでもあるといいましょうか『至極の時間』。大胆に攻めたり、繊細に考えたりといろいろやってます。

上記写真のように部品がかみ合う個所などは落ち着いて冷静な判断。ここ間違えると義足になりませんからね。

細部へのこだわりも仕上がりを左右する大事な要素です。あーでもないこーでもないと格闘して創り上げるカタチには魂が宿ります。さて、いよいよプロトタイプを一度制作してみます。　つづく。