このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

支援環境のないろう児/難聴児へ教育テクノロジーで世界を拓く

支援環境のないろう児/難聴児へ教育テクノロジーで世界を拓く

マンスリーサポーター

7

目標人数 100人

募集終了日
2021年12月24日

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プロジェクト本文

2014年のSilent Voiceの設立から

 

ろう難聴児へ向けた
総合学習塾「デフアカデミー」や
コロナ禍にスタートした
オンライン教育「サークルオー」など

 

ろう難聴児を支援する
新しい道を常に考え
活動を続けてきました。

 

教育テクノロジーによる新たな
可能性の創出に向け
Silent Voiceの
継続サポーターを募集します!

 

 

 

NPO法人Silent Voiceについて

 

ページをご覧頂きありがとうございます。NPO法人Silent Voice代表理事の尾中友哉です。私はろう者の両親のもとに生まれ、手話を母語として育ちました。
 
平成元年に生まれた私はインターネット等のITテクノロジーの登場で、両親との生活がみるみる変わり、家族としてその恩恵を受けてきました。
 
そこから、聞こえる人と聞こえない人の共生は変わっていく、特に働くことや教育には大きな変化があると考え、2014年2月にSilent Voice(サイレントボイス)という団体を立ち上げました。
 
現在NPO法人Silent Voiceでは、総合学習塾「デフアカデミー」やオンライン対話学習コミュニティ「サークルオー」の運営をしており、教育テクノロジーを積極的に取り込みながら約300名のろう難聴児の居場所づくりを進めています。

 

「デフアカデミー」の様子
「デフアカデミー」の様子

 

「サークルオー」のオンライン授業を受ける子どもたち

 

 

ろう難聴児には教育の選択肢が少ない状況があります。

 

私たちの課題意識

子ども1000人に約1人と言われる耳の聞こえない・聞こえにくい子どもたち(ろう児・難聴児、以下「ろう難聴児」)は、その数の少なさゆえに居住地域に支援環境が無い場合があります。私たちはろう難聴児やそういった保護者の支えになることを目指しています。

 

何が必要か?

それぞれのろう難聴児のコミュニケーションスタイルに合わせながら「わかる」を増やし、楽しさや意欲を引き出すアプローチに取り組んでいます。その中で、特に教育テクノロジーの領域には新しいアプローチで「わかる」や「つながり」を増やすことができるため注力すべきと考えています。

 

教育テクノロジー導入へ向けた取り組み例

離れた2つの場所をつなぐ「tonari」と共同でイベントを実施しました。じゃんけんが同時にできるほどリアルタイム性が高く、子どもへの関心の引き出し方にも幅を持つことができます。9割のろう難聴児は聞こえる両親から生まれていると言われており、今後は手話のない家庭とネイティブサイナー(手話を母語とする人)が定期的に夕食を共にするいった場を提供できる可能性があります。

 

オンラインコミュニケーションサービスtonariとのコラボ

 

滋賀大学教育学部加納ゼミとは、理科の実験キットを各家庭へ送り視覚的な情報を最大限盛り込んだSTEAM教育を試験的に行っています。今後は聞こえる子ども・聞こえない子どもが意見交換をできる仕組みの構築を図っています。

 

滋賀大加納ゼミとのオンライン理科実験

 

 

新しい文脈での教育の拡充を
加速するサポーターになってください!

 

家庭負担を軽減する必要性

教室型の総合学習塾「デフアカデミー」、オンライン対話学習コミュニティ「サークルオー」を展開する中で障害福祉サービスや日本財団等の支援金を活用させて頂き、ご家庭の負担を軽減する形でサービスを持続してきました。
 
その理由として、公的教育インフラの中でも手話言語を獲得する場やその子どもに合ったコミュニケーション配慮が整っていない状況が多く挙げられ、サポートの薄くなっているご家庭に費用負担が集中することを避ける必要性があると考えています。
 

資金を必要とする理由

ろう難聴児の教育現場を持つ私たちは新しい課題やアイデアを持つことができても、教育テクノロジーによる新たな可能性の創出に向けては以下のような障壁があります。
 
①事業利益による投資(人材・期間の確保)資金が作りにくい
②オンライン教育などの新しい取り組みは現行の障害福祉サービス制度に当てはまらない場合が多い

 

そこで、ろう難聴児への新しい文脈での質の高い・広範囲で利用可能な教育の拡充をさらに加速し、共に課題解決を進めていく「マンスリーサポーター」を募らせていただくことにしました。

 

このコミュニティでは寄付者や技術提供者といった支援者とのつながりを形成し、ろう難聴児やその家庭をサポートしていくことを目指しています。支援者100人を目標に、このネットワークを作り上げたいと思っております。
 

 

 

これからの展望

 

2019年末、日本財団のソーシャルイノベーションアワードで最優秀賞を頂き、その賞金でオンライン教育事業を日本で初めて法人で事業化できました。コロナ禍の直前の出来事であったことから、コロナ禍では多くのろう難聴児にオンライン上の居場所を作ることができました。
 
2021年には初めて大阪府から委託事業に取り組ませて頂き、出張教室とオンライン授業で府下の全域支援に取り組んでいます。この活動を関西テレビに取り上げていただきました。よろしければぜひご覧ください。

 

 

出演したデフアカデミー指導員 高橋縁からのメッセージ

 

『私は大阪の豊中という街に生まれ、両親は聞こえる人、学校の皆も聞こえる中で、手話というものがあることすら全く知らない環境で育ちました。当時、聞こえない子どもへの支援環境はありませんでした。

しかし、16歳の時にろう者、そして手話というものに出逢いました。周囲の"話が分かること"がこんなにも嬉しいことなんだ、当時のことを鮮明に覚えています。もっと早くこんな環境があることを知りたかった。だから、私は幼少期に感じた困りごとを解決するために今の仕事に就いたんです。
 
しかし、私と同じ街に生まれた子どもたちは、今もなお同じ課題を背負っていました。

ろう児・難聴児にとっての支援環境は30年経っても変わっていないのです。

必要な人に支援を届けたくても、届けることができなかったんです。
 
今の時代に合った教育テクノロジーによる可能性を追求すること、ご支援を頂きながらさらに広く届けていく活動ができればと思っています。お力添えをお願い致します。

 

 

マンスリーサポーターの特典

 

●毎月
・毎月手話映像が届き寄付しながら継続的に手話を学べるマンスリー手話便(その月の話題の単語3つくらい)をお送りいたします。


●毎年
・活動報告書の送付


●不定期
・寄付者限定イベントの参加
(無言語コミュニケーション研修「DENSHIN」の体験会、声を出さずに遊べるボードゲーム「ジェスチャー泥棒ゲーム MUTERS」のイベントなどを予定しています。)
・オンライン学習コミュニティ「サークルオー」主催の定期イベントにもご招待いたします。

 

 

その他プロジェクトに関する補足説明の記載

 

・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はクレジットカードのみです。(2021年11月現在)詳細は、こちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
井戸上勝一
団体の活動開始年月日:
2017年1月19日
団体の法人設立年月日:
2017年1月19日
団体の役職員数:
10〜29人

活動実績の概要

"2017年 ・ろう児・難聴児専門 総合学習塾「デフアカデミー」開校 2019年 ・日本青年会議所主催「第32回人間力大賞」にてグランプリ(内閣総理大臣奨励賞、日本商工会議所会頭奨励賞)受賞 ・日本財団主催「ソーシャルイノベーションアワード2019」最優秀賞受賞 2020年 ・ろう児・難聴児のオンライン対話学習コミュニティ「サークルオー」提供開始 ・代表・尾中が大阪府障害者施策推進協議会手話言語条例評価部会 委員に就任 2021年 ・体で話し合うボードゲーム『MUTERS』販売開発 ・大阪府「NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業」 令和3年度に採択"

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プロフィール

私たちのメンバーはろう者・難聴者と聴者(聞こえる人)が半数ずつで構成されています。 「“⾳のない声”を社会のなかで⾒える化したい」 Silent Voiceの社名にはそんな想いが込められています。 「聞こえる聞こえない」という違いに向き合い、 実際に様々な課題を解決してきた私たちにしか提供できない価値を追求することで、 ろう児・難聴児にとって欠かせない教育のインフラを作っていきます。  

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コース

3,000円 / 月

毎月

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3,000円コース

・活動報告書の送付(年1回)
・毎月手話映像が届き寄付しながら継続的に手話を学べるマンスリー手話便(その月の話題の単語3つくらい)をお送りいたします。
・寄付者限定イベントの参加(無言語コミュニケーション研修「DENSHIN」の体験会、声を出さずに遊べるボードゲーム「ジェスチャー泥棒ゲーム MUTERS」のイベントなどを予定しています。)
・オンライン学習コミュニティ「サークルオー」主催の定期イベントにもご招待いたします。

※寄付者限定イベントと「サークルオー」主催の定期イベントは2022年度4月以降を予定しています。 第1回目は2022年3月までに詳細をお伝えし、それ以降は不定期でご紹介のご連絡をいたします。

1,000円 / 月

毎月

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1,000円コース

・活動報告書の送付(年1回)
・毎月手話映像が届き寄付しながら継続的に手話を学べるマンスリー手話便(その月の話題の単語3つくらい)をお送りいたします。

5,000円 / 月

毎月

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5,000円コース

・活動報告書の送付(年1回)
・毎月手話映像が届き寄付しながら継続的に手話を学べるマンスリー手話便(その月の話題の単語3つくらい)をお送りいたします。
・寄付者限定イベントの参加(無言語コミュニケーション研修「DENSHIN」の体験会、声を出さずに遊べるボードゲーム「ジェスチャー泥棒ゲーム MUTERS」のイベントなどを予定しています。)
・オンライン学習コミュニティ「サークルオー」主催の定期イベントにもご招待いたします。

※寄付者限定イベントと「サークルオー」主催の定期イベントは2022年度4月以降を予定しています。 第1回目は2022年3月までに詳細をお伝えし、それ以降は不定期でご紹介のご連絡をいたします。

10,000円 / 月

毎月

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10,000円コース

・活動報告書の送付(年1回)
・毎月手話映像が届き寄付しながら継続的に手話を学べるマンスリー手話便(その月の話題の単語3つくらい)をお送りいたします。
・寄付者限定イベントの参加(無言語コミュニケーション研修「DENSHIN」の体験会、声を出さずに遊べるボードゲーム「ジェスチャー泥棒ゲーム MUTERS」のイベントなどを予定しています。)
・オンライン学習コミュニティ「サークルオー」主催の定期イベントにもご招待いたします。

※寄付者限定イベントと「サークルオー」主催の定期イベントは2022年度4月以降を予定しています。 第1回目は2022年3月までに詳細をお伝えし、それ以降は不定期でご紹介のご連絡をいたします。

プロフィール

私たちのメンバーはろう者・難聴者と聴者(聞こえる人)が半数ずつで構成されています。 「“⾳のない声”を社会のなかで⾒える化したい」 Silent Voiceの社名にはそんな想いが込められています。 「聞こえる聞こえない」という違いに向き合い、 実際に様々な課題を解決してきた私たちにしか提供できない価値を追求することで、 ろう児・難聴児にとって欠かせない教育のインフラを作っていきます。  

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