青森運転所＆盛岡工場と、金沢運転所＆松任工場

これまでご支援頂きました皆様、誠に有難うございます！
とはいえ、まだまだ実現には程遠く、今後も情報発信にご協力賜りますよう、お願い申し上げます。

今宵はそこそこにお休みさせていただきたいと存じまして、白鳥がねぐらにしていました青森運転所のお話だけしたいと思います。

1990年代、まだ青森には客車列車も多く、特急列車は殆どが青森行

北海道へは快速海峡、の時代でした。

現在は確か、メガソーラーになってしまった青森運転所の留置線は、かつて485系や583系、24系に14系と、特急形のまるで天国でした。

当時私は「庫鉄」（＝車両基地や工場をアポをとってお邪魔させていただく鉄道マニア）で、有名な撮影地へ向かって沿線で写真を撮るよりも特急列車が集う車両基地へのあこがれがとても強い青年でした。

当時は本当に基地の皆様にご苦労をお掛けしたとお詫び申し上げると共に、そんな庫鉄に「せっかく石川から来たお客さんだし」と、仰って下さる地域も多く、感謝の言葉もありませんでした。

青森運転所は東北特急全盛期の昭和57年以前、盛岡鉄道管理局にあって整備工場は全て盛岡工場でした。

583系や485系には共通するものが多く、工場整備も基地の留置線も供用だったものです。

写真はサシ481-48保存に共感して下さった有志の方からご提供頂いた、盛岡工場跡の留置線で解体を待つ食堂車群と、私が庫鉄で青森運転所にお邪魔させていただいた時の485系と583系です。

いずれももう再現する術はありませんし、誰も撮らないような写真です。

その当時の記憶も、サシ481-48とクハ489-501が一堂に展示出来る事になれば、鮮明に思い出される事でしょう。

鹿児島から札幌まで、485系の車両基地にもそれぞれの歴史があり、苗穂工場から鹿児島車両センターまで整備工場にも歴史があります。

是非そんな話のカタリバとなれるよう、これからも頑張ります！