国立大学 本気の挑戦！古豪・筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト

こんにちは。中長距離ブロック長距離パート１年の池田親です。

この度は本当に多くの方々から多大なご支援、応援を賜り、心より感謝申し上げます。この応援を力に変えて、これからも一層気を引き締め、精進してゆくつもりです。

さて、現在、我々長距離パートは、福島県の那須甲子高原に強化合宿に来ています。しかし、全員ではなく、授業の関係などで、一部の者はつくばに残って練習に励んでいます。合宿組は、いつもとは違う環境（標高が少し高い）の中、秋冬に向けて厳しいトレーニングに取り組み、つくばに残っているメンバーも、場所は違えど、合宿組に負けないよういつも以上に厳しくトレーニングをしています。夏には多く合宿予定を入れており、この取り組み方で「秋冬の結果が大きく変わる」といっても過言ではありません。そのため、チーム一丸となって、箱根駅伝出場に向かって走り続けています。
 

今回は、少し私のお話をさせていただきたいと思います。私は昨年度までは西脇工業高校で陸上競技をしていましたが、もともと筑波大学ではトラックの中距離種目を専門に競技をする予定でした。しかし、入学前の３月に長距離パートの合宿に参加し、このメンバーと練習や生活をしているうちに、すっかりこのチームが好きになってしまいました。そして、『筑波大学 箱根駅伝 復活プロジェクト』のことを知り、「このチームで箱根駅伝に出場して活躍したい！」と強く思うようになりました。
 

この長距離パートのメンバーは本当に良い人ばかりで、一緒にいて、とても居心地が良いのです。本来ならば、もっとチーム内でライバル意識をもって競技に取り組まなければならないかもしれませんが、私は、メンバーを蹴落とすのではなく、共に高め合い「あの箱根路を走りたい」と強く想うのです。『このチーム全員で駅伝をしたい』少し甘いと言われるかもしれませんが、この想いこそが、襷をつなぐ原動力、心の襷リレーにつながると思います。それぞれの想いを襷に込めてつなぐこと、それこそが駅伝の一番の魅力と言えるでしょう。
 

しかし、箱根で襷をつなぐためには、まず予選会を通らねばなりません。現状、このチームはまだまだ強くありませんので、本気でやらないと予選会を通ることはできません。しかし、逆に言えば、本気でやれば必ず通ることができます。「やってできないことはない」のです。皆様には、我々の本気の走りをお見せしたいと思います。そのためにも、この夏、チーム全員で、苦しい練習で辛い思いをたくさんして、もっともっと強くなります。予選会を通過点とし、本戦を見据えることのできるくらい強いチームになります。まだまだ弱い私ですが、このチームを引っ張っていくつもりで、本気で走ります。
 

稚拙な文章で長々と失礼いたしました。皆様の応援は本当に我々の原動力です。この感謝の気持ちを襷に込めて走るため、我々の真摯な挑戦に、今後とも熱い応援よろしくお願いします。

筑波大学中長距離ブロック長距離パート
１年　池田　親