北海道クラブマンカップレースの活性化に、サラリーマンが挑戦！

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今回は十勝レーシングスクール「スパルタ走行会」についてです。

【始まりはたった一人】

2011年の「十勝レーシングスクール」は十勝スピードウェイの経営危機により開催が中止となってしまい、私と十勝の関係も終わるはずでした。

しかし、北海道クラブマンカップに参戦しているおーかわさんが「自分でよければ講師をするよ」と言っていただき、レース翌日の月曜日にマンツーマンで走行させていただくことになりました。

ジュニアコースに集まったのは、おーかわさん、小谷さん、私の３人のみ。「とにかく走りこんでもらうから。」話はそれだけで、有無を言わさずコースイン。おーかわさんの引っ張り、追走がエンドレスで続き、ザウルスジュニアに乗り慣れていない私は午前中からヘトヘト。。。

お昼は近くの定食屋さんで腹いっぱい食べさせられ（食後のソフトクリームも）、戻ってきたかと思いきや「行くよ！」の合図。腹パンパンの状態で６点式ベルトに締め上げられる。そしてまた引っ張り・追走・・・

逃げ場のないマンツーマン指導・走行で、１日の走行距離は310kmにもなりました。
基本的に休みなし、ご飯も腹いっぱい食べる事、マンツーマンで逃げ場はない・・・全てにおいて「スパルタ」だったことから「スパルタ走行会」の名が誕生しました。

当時はこれっきりで終わってしまうのかと思っていましたが、現在まで十勝レーシングスクール「スパルタ走行会」は多くの参加者により開催が継続されています。

十勝スピードウェイの経営危機がなければ「スパルタ走行会」は誕生していなかったかもしれません。また、おーかわさんや小谷さんがいなければ私のレース活動は2011年の時点で終了していたことでしょう。私の十勝スピードウェイやそこでお世話になった方々への想いは並々ならぬものがあるのです。