屋根の補修と、クハ489-501への復元が整いました
大変お待たせいたしました、クハ489-501の屋根補修が完了致しました。
また、先頭部分についても、劣化が進んでいましたボンネット部分の再整備が進みましたので、プロジェクト完了報告を申し上げます。
この度は誠にありがとうございました。
一旦クハ180-5やクハ481-502の姿を再現するという、今回の先頭部分の形状変更には、ボンネット型先頭車が遺した足跡で、中央東線を走る「あずさ」の姿を一時的に再現出来る最初で最後の機会になるだろうと考えたものです。
お陰様で、当初の予想を上回る資金調達と反響がございました。
また、屋根の劣化具合が思ったよりも酷かったのが運転室上の、ヘッドライト部分でしたので、結果的にこの姿を再現する事で徹底的に屋根の補修を済ませる事が出来ました。
現在もボンネットの蓋を補修していますが、前回プロジェクトで先頭部分の補修をした際に、まだ溶接技術が無く錆止め塗布に留まっていた事から、今回あらためてリフレッシュしています。
この工程は今回のプロジェクトには全く含まれていない、ついでの作業ですが、本体部の補修に併せて実施したほうが効率も高いため、自発的に行っています。
今回集めさせていただいた支援金は、全て当プロジェクトに使用しております。
ヘッドマークレプリカの作成や塗料、工具の調達、リターンアイテムの制作や発送、その他広報活動の為の経費に充てられました。
リターンアイテムについては皆さまに既に発送を済ませております。
不行きがございましたら、どうぞお申し付けくださいませ。
まだ車体の一部、ボンネットの蓋の補修はもう少し続いています。
そしてこのプロジェクトの終了は、次なるプロジェクトのスタートラインとなります。
1月1日、能登半島地震では小松市内も震度5強を観測しました。
クハ489-501は、西側へ約15㎝、レールを移動しました。
補強や車止めをしていても、地震は大きな影響を与え、今も車両はズレたままです。
能登半島はこれから復興へ向けて動き始めます。
でも、能登半島は加賀地方から比べると春の訪れが遅い地域。
早く春を感じて欲しいと願っています。
同じ石川県民として、能登を支援するには加賀も復興を後押ししなければなりません。
その為に、以下のようなプロジェクトを、現在企画しています。
次は、岩手と石川、東日本大震災を経験した食堂車を、石川県の復興に役立たせたいとの願いを、小松で実現したいと思います。
最終目標は、クハ489-501との連結です!
どうぞよろしくお願い申し上げます!!