みんなの声を文字化する音声認識システムを難聴の子どもたちに届けたい
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は11月25日(月)午後11:00までです。

支援総額

718,000

目標金額 5,000,000円

14%
支援者
28人
残り
41日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は11月25日(月)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

 

 

~難聴者の日常~ その1

 

~難聴者の日常~ その2

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

今回私たちが解決を目指すのは、上のような状況です。

 

 

聴覚障害を抱える子どもたちは、その「聞こえにくい」という障害の特性から、周りの音を聞きとったり、複数の人と会話したりすることを苦手としています。

 

 

友だちと仲良く話したくても、聞き取れないからと諦めていたり、参加できても会話についていけなかったりと、疎外感を感じていることもあります。

 

 

本プロジェクトは、このような状況を解決するために、ドラマ「Silent」でも登場した文字起こしアプリをさらにレベルアップしたものを開発し、子どもたちへ提供するプロジェクトです。

 

 

 

 

 

 

 

 

このプロジェクトでお願いしたいことは3つあります。

 

 

1.ぜひ最後まで読んで「難聴」という障害について知ってください。
2.そして興味を持ってもらえたら、XなどのSNSでシェアをお願いします。
3.また、周囲の方にも紹介してみてもらえると嬉しいです。


このプロジェクトは新聞等を含む多くのメディアに取り上げていただいただけでなく、国からの大きな支援も受けることができました。しかし、多くの子どもたちへ届けるためにはまだまだ支援が必要な状況です。

 

あなたの応援が力になります。どうか応援よろしくお願いします。
 

 

 

 

ろう者の翔さんにシステムを試していただきました!

 

 


メディア掲載実績

 

 

・中部経済新聞
 https://www.chukei-news.co.jp/news/2024/07/26/OK0002407260701_02/

 

 

 

 


はじめまして、hearing labと申します。


 

私たち「hearing lab」は、聴覚障害者(以下、難聴者)と健聴者の有志メンバーで結成されたプロジェクトチームです。



普段は聞こえや補聴器に関する研究、難聴者が本当に「ほしい」と思うサービスの開発、各種支援活動等を行っています。当事者が参加していることもあり、かなり踏み込んだ実情や現実的なトピックスを話せることが強みです。

 

 

難聴者の抱える本当の孤独感は、思った以上に世の中に知られていません。障害の実情やその解決策について精一杯お伝えしていきますので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

あなたは聴覚障害について、どれくらいご存じでしょうか。

 

 

耳が聞こえにくい、補聴器を使う、手話や筆談が必要、滑舌が悪いetc...

 

 

いろいろなイメージがあると思いますし、実際も個人差が大きくて理解が得られにくい難しい障害なのですが、その実情が「コミュニケーション」に関わる障害であることは、思ったよりも知られていないように感じます。

 

 

「聞こえない」ということは、人間関係に直接的な影響をもたらします。

 

 

◆ 声が聞こえなければ、相手との会話が難しくなります。

 

◆ 会話が難しくなれば、相手との関係を築くことができなくなります。

 

◆ 関係を築けなければ、社会とうまく関わることも難しくなります。

 

 

そんなコミュニケーションの障害だからこそ、人によっては孤立したり、人や社会との関わりを諦めてしまったり・・・というケースも少なくありません。

 

 

 

実は「口を見て会話をしている」難聴者

 

 

 

「補聴器をつければ聞こえるって勘違いされるけど、実際はそんなことないんだよね。口の動きとか会話の流れからなんとなく『こうかな?』って予想してるだけだし。だからずっと口を見てなきゃいけなくて、すっごく疲れるんだよね・・・」  

 

 

こんなことを言っていたのは重度の障害を抱える15歳の女の子ですが、実はけっこうな割合の難聴者が「相手の口を動きを見て」コミュニケーションを行っています。


耳から入ってくる情報が頼りないため、自然と口の動きを読むようになる。中には口パクだけで発言を読み取れる人もいるくらい、難聴者は視覚情報に頼って生活しているのです。


そんな状況だからこそ、「口が見えないと会話がまったくわからなくなる」という人は少なくありません。
それこそコロナによるマスク着用は本当に地獄だったようで、何をするにも発言が聞き取れず、仕事や趣味だけでなく、買い物や家族との会話などの日常生活にも支障が出た人が続出していました。

 

 

 

難聴者が抱える孤独

 

 

そんな相手の口を見る難聴者がとにかく苦手としているのが

 

 

「複数人の場面」です。

 

 

難聴の人たちにとって、口が見えない状況は何もわからないのと同じ。

 

 

だからこそ、突然みんなが笑い出したとしてもなぜ笑っているのかがわかりません。

 

 

周囲で何か起こったとしても、そのことを知ることができないのです。

 

 

 

 

 

同じような理由から、友だちとの会話でも難聴者は苦労します。グループでの会話は話し手が頻繁に入れ替わるので、口を追いきれなくなってしまうからです。

 

次に誰が話すかわかる場面であればまだいいのですが、そんなケースはほとんどありません。次に誰が話すかを予測し、集中し続けなければ、会話についていくことすらできないのが難聴という障害なのです。

 

 

 

 

 

 

みんなとの会話における不安や孤独感は、私たちの思う以上に大きなものです。

 

 

想像してみてください。

 

 

少しでも気を抜けば会話についていけなくなり、置いてけぼりにされてしまうこと。楽しそうに話している状況でも、なぜ楽しいかを理解できず、愛想笑いをするしかないこと。はじめは親切だった友達も、何度もわからないことを聞き返しているうちに、だんだん「もういいや」って顔に変わっていくことを。

 

 

 

◇ 会話についていくこととに精一杯で、素直に楽しめない

◇ 聞こえてなくてもとりあえず相槌を打ったり、聞いているフリをしている

 

◇ 聞こえなかったことを「無視した」や「聞く気がない」と勘違いされる

 

◇ 「〇〇ちゃんはどう?」と聞かれ、変な返答をしてしまって場が凍り付く。


◇ 聞き間違いによるトラブルが頻繁に起こる
  

 

 

こういった話は誇張でも何でもないどころか、難聴者の日常です。

 

 

そんな状況だからこそ「みんなとの会話を最初から諦めてしまっている」そんな難聴者は少なくありません。 

 

 

難聴者にとって、「みんな」との会話はそれほど難しいのです。 

 

 

 

 

 

 

本プロジェクトでは、そんな「みんなとの会話」の困難を少しでも緩和するために、今までにない新しい音声認識システムを開発し、難聴者へ提供していきます。

 

 

それは声を文字に変換する文字起こしアプリをさらにレベルアップさせた、みんなが話している場面でも「誰が何を話しているか一目でわかる」そんな音声認識システムです。

 

 

 

 

詳細はこれからお話ししていきますが、ひとまずはみんなの場面で使える、複数人特化の文字起こしシステム」を作るんだと思っていただければと思います。

 

 

 

今までの文字起こしアプリと何が違うの?

 

 

今回開発するシステムは、以下のような特徴を持っています。

 

 

 

 

一言でいうと、

 

 

「みんなとの会話でも文字起こしができて、さらに雑音や環境音にも強い」

 

 

というものですが、文字起こしアプリについてあまり詳しくない方もいらっしゃると思いますので、既存の文字起こしアプリと何が違うのか、もう少し詳しく説明させていただきます。

 

 

 

既存の文字起こしアプリの課題

 

 

 

ご存じの方も多いと思いますが、声を文字に変換する文字起こしアプリは既に多くのものがリリースされています。

 

中には多くの方に使われている本当に素晴らしいアプリもあるのですが、それらも含めたほとんどのアプリが「スマホのマイク」で声を拾う仕組みのため、「みんなとの会話」において多くの課題を抱えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

このような理由から、既存の文字起こしアプリをうまく機能させるためには、「限りなく静かな場所で、スマホの近くに話し手を集め、1人ずつ被らないよう順番に話す」という条件を整えてあげる必要がありました。

 

 

しかしそんな恵まれた条件は多くないですし、むしろ難聴者が困るのは、まさにそういった「人数が多かったり周りが騒がしかったりする」場面です。

 

 

そのため、多くの難聴者にとって文字起こしアプリは「あると便利だけど、肝心なところで使えない」そんなものになっていたのです。

 

 

 

難聴者に本当に必要なものを

 

 

 

このシステムでは、今あげた課題をすべて解決していきたいと考えています。

 

 

具体的には、「周囲がどんな状況でも、話し手が何人いても、誰が何を話しているかわかる形で確実な文字起こしができる」ように設計・開発を行っていきます。  

 

 

・・・とはいえ「そんなことできるの?」と思う方もいらっしゃると思いますので、実際の認識風景を見ていただければと思います。

 

 

 

複数人での認識風景(動画)

 

 

 

 

これが実際の認識風景です。

 

 

参加していただいた方にはできるだけ自由に、そしていつも通りのスピードで話してもらうようにお願いしました。 

 

 

そしたらなぜか餃子がテーマになってしまいましたが、それはそれとして、1人1人の声がしっかり文字化されていることがわかるのではないかと思います。

 

 

 

このシステムの仕組み

 

 

このシステムは今までの文字起こしアプリとは大きく異なり、「複数のマイクを使って音声を取得する」という仕組みを採用しています。

 

 

 

動画ではボーカル用の有線マイクを使用しているので少し大掛かりに見えますが、下画像のようなヘッドセットマイクやピンマイクも使用可能なので、実際はもう少しコンパクトです。

 

将来的にはこれらのマイクを無線化してさらに手軽に使えるようにしていく計画を立てています。

 

 

 

 

 

最大8人に対応、誰が話したかをリアルタイムで把握

 

 

 

このシステムは、マイクを使用してもらう必要がある代わりに、「マイクごとに名前をつけ、それが誰の発言かを一目で把握できる」形になるよう設計を行いました。

 

 

対応人数は最大8人で、仮に8人が同時に話したとしても、それらをすべて文字化することができます。これにより、

 

 

◆ 相手が何人いても

 

◆ どれだけ離れていても

 

◆ みんなが好き勝手話していても  

 

 

聴き取りたい相手の会話を、確実に文字化することができるようになりました。  

 

 

 

確実な収音で、高い認識制度

 

 

このシステムでは、複数のマイクを使う仕組みを採用したことにより、騒音や雑音に強く、その人の声を確実に拾うことができる「指向性マイク」を使用できるようになりました。  

 

 

 

 

今年の7月に行われた難聴者向けのイベントで本システムの初お披露目を行ったのですが、その時会場では有志団体による大太鼓が披露されていました。しかし、そんな大きな音が鳴り響く場所でもこのシステムは問題なく文字起こしが行えました。

 

 

ここまで騒音に強いとは思っていなかったので私たちも驚きましたが、これであれば工事現場や学校、工場などでも問題なく文字起こしができそうだ、と嬉しくなったことを覚えています。

 

 

 

難聴者の声を取り入れた便利機能

 

 

 

また本システムは難聴者が使いやすいよう、様々な機能を実装していく予定です。

 

 

1.単語登録・辞書機能

 辞書を作成し、場面に応じて使い分けることができます。人名や専門用語にも対応させ、より高い精度での認識が行える機能を搭載します。

 

 

2.認識結果の共有機能

 他の端末に認識結果を転送することができ、それぞれの端末で会話を見ることができるようになります。不特定多数の方に共有することも可能です。

 

 

3.編集機能

 誤認識をリアルタイムで修正することができます。共有機能と組み合わせることで、字幕の修正を協力者の方にやっていただくこともできるようになっています。

 

 

4.保存、ダウンロード機能

 テキスト化した結果は保存し、他端末へ送付したり、いつでも見返したりすることができます。

 

 

5.外部出力機能

 外部スクリーンやプロジェクターに投影して、大画面で字幕を見ることができます。

 

 

他にも様々な機能を実装していく予定です。

 

 

 

 

システムのまとめ

 

 

 

今までの内容を簡単にまとめると、今回のプロジェクトは

 

 

「みんなとの会話でも確実な文字起こしができる」

 

 

そんな音声認識システムの開発プロジェクトです。

 

 

マイクを複数使うという新しい仕組みで、難聴者が抱える「みんなの会話についていけない」という状況を少しでも緩和し、コミュニケーションを円滑に進めるお手伝いができるように設計を行いました。

 

 

そして、このシステムを難聴者本人や所属する組織、学校や難聴者の支援団体などに無償で提供する事業を行うこと。これが本プロジェクトの最終目標です。

 

 

以降では、このプロジェクトを実現するためのスケジュールやリターンについてお話しさせていただきます。

 

 

 

プロジェクトのリターンと資金の使い道

 

 

 

本プロジェクトは「500万円をファーストゴールとしたAll or Nothingのプロジェクト」です。※All or Nothingとは、目標金額が達成できなかった場合は失敗となり、支援者様に費用が全額返金されるプロジェクト形式のことです。

 

 

プロジェクトが成功した場合は、システムをさらにアップデートし、そして子どもたちへの無償貸与事業を行います。

 

 

リターンは全部で5つご用意させていただきました。

 

 

 

リターン一覧

 

 

 

◆ 応援ありがとうコース

 

 本プロジェクトを応援してくださる、ありがたい方へ向けたコースです。目に見えるリターンはありませんが、その応援が私たちと支援を必要とするみんなの力になります。ささやかなお礼ですが、ホームページ等にお名前を記載させていただきます(希望者のみ)。

 

 

◆ 開発参加コース

 

 プロジェクト終了直後からプロトタイプを実際にご利用いただき、一緒にシステムを作っていくコースです。「もっとこうしたい」「こんな機能があるといいのでは?」そんなアイデアや意見を出し合いながら、より良いシステムを作っていけたらと考えています。誰よりも先にシステムを使ってみたいという方にもオススメで、開発終了後は完成版の製品も提供されます。

 

 

◆ 応援+製品提供コース

 

 応援のお礼として、製品版のアプリを「正式リリースよりもちょっとだけ早く」ご提供するコースです。アプリのみのコースと、マイク等の音声入力機器がセットになったコースをお選びいただけます。

 

 

◆ お世話になった人にプレゼントコース

 

 ご希望の団体、組織、個人に本システムをプレゼントするコースです。母校やお世話になった人や団体、今所属している組織などに、本システムをすぐに使える状態でプレゼントします。このコースには5年間のシステム利用料、アプリやマイクなどが故障した場合の修理費等、アプリの使用・維持に必要な費用が含まれます。お手紙などを同封することも可能です。

 

 

◆ スポンサーコース

 

 本プロジェクトを応援してくださる企業様に向けたコースです(こちらの詳細はリターンページをご覧ください)。

 

 

 

以上がリターンになります。続いてスケジュールについてお話しします。

 

 

 

スケジュールについて

 

 

本プロジェクトのリターン提供は来年の1月頃を予定しています。

 

 

 

2024年11月 プロジェクト終了

 

2024年11月末 プロトタイプの提供(開発参加コース)

 

2024年12月 アップデートおよびデバッグ

 

2025年1月 最終調整

 

2025年1月末~  リターン提供開始

 

 

 

開発の関係で前後する可能性はありますが、基本的には上記のスケジュールで実行していく予定です。

 

 

 

資金の使い道

 

 

続いて資金のお話です。

 

 

このクラウドファンディングでご支援いただいた資金は、システム開発と提供事業に使わせていただく予定です。


今回のプロジェクトはイチからシステム開発を行うものですが、その内訳は以下の通りです。

 

 

総額が4000万もするのでかなりの高額事業に思えるかもしれませんが、実際はそうではありません

 

 

なぜかというと、既に「国から2000万円の助成」が決定しているためです。


また、本プロジェクトは国からの助成だけでなく、朝日新聞様や中日新聞様、中部経済新聞様等のメディアに取り上げていただいたり、難聴者団体や多くの当事者からもご支援をいただくことができました。

 

 

そんな関係もあり、実際の資金調達のイメージは以下のようになっています。

 

 

 

費用の一部は開発に回されますが、残りは「難聴者を支援する組織や学校などにシステムを無償で提供する」そんな無償提供・貸与事業に使用する計画です。

 

 

今回のシステムはマイクを複数使う関係で、従来のアプリのように「インストールして終わり」というものではありません。マイクなどの機材を購入する必要があり、その他準備等もいろいろ必要になってきます。

 

 

そういった負担をなくし、どんな方でもシステムが使えるようにするため、そしてこのシステムをもっとよくしていくために、クラウドファンディングを活用していきたいと考えています。

 

 

 

無償貸与事業のために(ネクストゴール)

 

このように、一定額を達成したら無償貸与事業や難聴者の支援団体への提供等を行い、多くの難聴者の方に使用してもらえる環境を整えていきたいと考えています。    

 

 

ぜひ、多くのご支援をいただけると嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

最後に少し、このプロジェクトに込めた想いをお話しさせてください。

 

 

今の時代は、障害者差別解消法の施行や合理的配慮の義務化等によって、障害者が社会に対して「こうしてほしい」という希望が出せるようになってきた時代です。それ自体は大変すばらしいことではあるのですが、しかし一方で配慮してもらうことに申し訳なさを感じたり、配慮を求めることにハードルを感じている方も少なくないこともまた事実です。

 

 

私たちが関わってきた難聴者の中には、「配慮してくれるのは嬉しいけど、毎回してもらってばかりで申し訳ない。こちらから何も返せないのが辛い」と歯がゆい思いをしている人も多くいました。

 

 

「そんなこと気にしなくていいのになあ」と思うのですが、私が逆の立場だったらと想像してみると、その気持ちもわかるような気がします。

 

 

だからこそ、難聴者たちが要求するまでもなく、それが当たり前にあるようになってほしい。

 

 

難聴者がお願いしてやってもらうのではなく、健聴者が頑張ってやってあげるのでもなく、みんなにとって「そうすることが当たり前」である世界。そんな世界であれば、誰も負い目を感じることなく快適に過ごせるのではないかと思うのです。

 

 

 

実はこのシステム、難聴者だけでなく「みんな」にとって便利です

 

 

 

この音声認識システムは、今まで対応が難しかった「みんなが話す場」でも文字起こしが行えることが特徴です。

 

 

それを実現した方法こそが「マイクを複数使い、マイク毎に認識を行う」ことにあったわけですが、その仕組みを採用したことで、別の方面でも応用が可能であることが分かっています。

 

 

それこそが「同時翻訳ツール」です。

 

 

 

 

このシステムはマイク毎に音声を取得するようにしたことで、マイク1は日本語、マイク2は英語といった「マイク別の言語設定」が可能となっています。

 

 

そしてマイク毎に認識できるということは、「日本語で話した内容を英語に翻訳」し、同時に「英語で話した内容は日本語に翻訳」するといった同時通訳的なこともできることを意味しています。  

 

 

このシステムには翻訳機能も実装する予定ですので、国際的なコミュニケーションツールとしての活用も期待できます。

 

 

 

もちろん議事録ツールとしても使用可能

 

 

会話の保存や共有にも対応しているため、議事録やリアルタイム字幕の共有ツールとして、様々な場面で使うことができるものになっています。

 

 

 

こういった健聴者にとっても便利なものであれば、難聴者が要求しなくとも常にそこにあって、難聴者は自然とその恩恵を得られるようになります。

 

 

難聴者側が「これを使ってください」とお願いするものではなく、当たり前にそこにある。

 

 

そういうものを目指して開発をしていけたらと考えています。

 

 

 

 

 

本プロジェクトは難聴者を対象とした音声認識システムの開発プロジェクトです。

 

 

難聴者が抱える「みんなでの会話」の困難を緩和し、友達との会話やグループに参加しやすくしたり、何を言っているかさっぱりわからない、という状況を少しでも減らすことを目指して設計・開発を行いました。

 

 

このプロジェクトはかなり大規模で、国からの大きな支援も受けることができました。しかし、よりよいシステムの開発、そして難聴者へ届けやすくするためにはまだまだ費用が必要で、特に近年の物価上昇により開発費が高騰、余裕があったはずのプロジェクトもさらに厳しくなっていることも正直な事実です。

 

 

難聴の子どもたちが「みんなの輪」に入れるよう、そして会話や打ち合わせなどの場に参加しより活躍できるようにするために、ご支援いただけると嬉しく思います。

 

 

支援ができない場合でも、SNSや口頭で拡散していただいたり、「こんなプロジェクトがあるらしいよ」って感じでお知り合いに勧めていただけるだけでも十分な支援になります。

 

 

当プロジェクトはYoutubeやTwitter(X)でも展開しておりますので、よければ応援のほどよろしくお願いします。

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 


 

ご質問やお問い合わせもXにてお受けしています

 

 

 

 

1.リターンの提供時期はいつですか?

→ 開発参加権はプロジェクト終了後1ヶ月以内、実際のシステム提供は来年の1月ごろになる見込みです。

 

 

2.プロジェクトが成立しなかった場合どうなりますか?

→ ご支援いただいた金額は全額払い戻しされることになっています。

 

 

3.申し込み後のキャンセルは可能ですか?

→ READYFORのシステム上、目標金額達成前まではキャンセルが可能で、達成後はキャンセル不可になるそうです。

 


4.リターンにある「開発参加コース」とはどんなものですか?

→ プロトタイプの段階から実際にシステムを使っていただき、改善案や要望を出し合いながらシステムを一緒により良くしていくためのコースです。システムの利用にはiPhoneかiPadが必要になります。

 

 

5.リターンに「プレゼントコース」がありますが、誰にプレゼントするかを選べるのですか?

→ はい、ご指定いただいた場所にお届けします。これは音声認識システムを学校や組織にプレゼントするリターンです。私たちの方からお届けする形でも、支援者の方が直接提供する形のどちらでも対応させていただきます。あなたからのお手紙を同封することも可能です。

 

 

6.議事録ツールとして使いたいのですが

→ 可能です。参加者の方にマイクをつけていただき、その状態で音声認識を行なってください。誰がいつ何を話したかわかる状態で記録と保存が可能です。

 

 

7.異文化コミュニケーションツールとしても使えますか?

→ 使えます。マイクを別々に処理できるので、片方が日本語、片方が英語などのような状況でも文字化、そして翻訳が可能です。要は同時通訳のように使えるということです。学校の例で言うと英語を話すELTさんと日本語を話す教師の両方を同時に文字化できるのもこのシステムの強みで、もちろん旅行などでも使えると思います。現在は日、英、韓、中の4言語に対応しています。

 

 

8.システムは無料なのですか?

→ 基本的には有料で、システムの利用料と音声認識エンジンの使用料が必要です。ただ、支援者の方は1年間無料で使えるほか、プレゼントコースの提供先には5年間無料で使えるようにさせていただいています。

 

 

9.マイク以外に必要な機材はありますか?

→ 複数人の認識にはオーディオインターフェイスという音楽用の機材が必要です。これが人数分の音声をスマートフォンに入力してくれる機材になります。

 

 

10.hearing labとはどんな団体なのですか?

→ 株式会社聴覚研究所が運営する団体です。聴覚研究所のスタッフと、社外の難聴者によって構成されています。

 

 

11.支援はできないですが応援したいです。

→ ありがとうございます。可能でしたら口頭やXなどで宣伝してもらえるととても嬉しいです。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
小林圭介(株式会社 聴覚研究所)
プロジェクト実施完了日:
2025年1月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

集まった費用は音声認識システムの開発に使用します。アプリのアップデート、機能追加、デバッグ等を行い、アップルストアの審査を2025年1月までに通過できるようにする予定です。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
アプリ完成後はAppleStoreの審査を行う必要があり、その審査によってリリース日が前後する可能性があります。 審査は何度でも行うことが可能ですが、審査通過が保証されているわけではありません。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
自己資金と国からの助成金(2000万円)で行います。 アプリのアップデート、機能追加、無償貸与事業にクラウドファンディングを活用します。

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プロフィール

hearing-lab(ヒアリングラボ)は株式会社 聴覚研究所が運営する難聴者支援を目的としたプロジェクトチームです。難聴者・耳鼻科医・大学教授・障害の子を持つ親の協力を得ながら、障害や発達の研究・各種システム開発・補聴器のフィッティングの研究等を行っています。

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リターン

3,000+システム利用料


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ご支援のみ|応援ありがとうコース⓪

応援本当にありがとうございます。

● 感謝のメールと実践報告メールをお送りします

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

5,000+システム利用料


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ご支援のみ|応援ありがとうコース①

応援本当にありがとうございます。

● 感謝のメールと実践報告メールをお送りします

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

10,000+システム利用料


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ご支援のみ|応援ありがとうコース②

応援本当にありがとうございます。

● 感謝のメールと実践報告メールをお送りします
● サンクスページにお名前を記載させていただきます(希望制)

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

30,000+システム利用料


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ご支援のみ|応援ありがとうコース③

応援本当にありがとうございます。

● 感謝のメールと実践報告メールをお送りします
● サンクスページに大きくお名前を記載させていただきます(希望制)

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

50,000+システム利用料


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講演会の実施

実際に現地にお伺いしてシステムの使用方法や効果的な使い方などを実演・講演させていただきます。

このシステムを所属する組織や会社、団体などに導入してほしい方、実際に開発者の話を聞いてみたい方などに向け、開発裏話などを含めていろいろとお話しさせていただきます。

※会場が必要な場合は会場費、遠方の場合は交通費が別途必要になります。
※日程は別途打ち合わせとなりますが、有効期限はプロジェクト終了後半年以内とさせていただきます。

申込数
0
在庫数
5
発送完了予定月
2024年12月

50,000+システム利用料


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応援+製品提供コース(アプリのみ)

ご支援本当にありがとうございます。
返礼として、製品版の音声認識システムを提供します。

● 音声認識アプリ(iOS)
● 1年間の音声認識エンジン使用権利
● お礼のメールと実践報告メール
● サンクスページにお名前記載(希望者のみ)

【備考】
・iphoneまたはipad、マイク等の機材が別途必要です
・アプリの基本料金が1年間無料となります
・発送完了予定月までに、サービス内容や受取方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
※無料期間は「リターン提供日から1年間」となります

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

70,000+システム利用料


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応援+製品提供コース(2人用マイクシステム付)

ご支援本当にありがとうございます。
返礼として、製品版の音声認識システムを提供します。

● 音声認識アプリ(iOS)
● 2人用のマイク+専用機材
● 1年間の音声認識エンジン使用権利
● お礼のメールと実践報告メール
● サンクスページにお名前記載(希望者のみ)

【備考】
・iphoneまたはipadが別途必要です
・アプリの基本料金が1年間無料となります
・発送完了予定月までに、サービス内容や受取方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
※無料期間は「リターン提供日から1年間」となります

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

90,000+システム利用料


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応援+製品提供コース(4人用マイクシステム付)

ご支援本当にありがとうございます。
返礼として、製品版の音声認識システムを提供します。

● 音声認識アプリ(iOS)
● 4人用のマイク+専用機材
● 1年間の音声認識エンジン使用権利
● お礼のメールと実践報告メール
● サンクスページにお名前記載(希望者のみ)

【備考】
・iphoneまたはipadが別途必要です
・アプリの基本料金が1年間無料となります
・発送完了予定月までに、サービス内容や受取方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
※無料期間は「リターン提供日から1年間」となります

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

100,000+システム利用料


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開発参加権付|応援コース

プロジェクト終了直後からプロトタイプを実際にご利用いただき、一緒にシステム作っていくコースです。アイデアや意見を出し合いながら、より良いシステムを作っていきましょう。

「誰よりも先に使ってみたい!」という方の参加も大歓迎です。

● システム開発参加権
● 製品版音声認識システム(アプリのみ)
● お礼のメール
● サンクスページに名前記載(希望者のみ)

【備考】
・開発参加権利の有効期限はアプリの正式リリース開始までとなります
・iphoneまたはipadが別途必要です

※プロジェクト終了後、アプリのプロトタイプをインストールするためのURL及び意見交流用のSNSグループの案内を送付させていただきます。
※複数人で使用しようとする場合、マイク等の機材の購入が必要です。このコースにはマイク等の機材は含まれません。
※正式リリース後は、アプリの基本料金、音声認識エンジン利用料が1年間無料となります。

こちらのコースの方は直接お話しすることも度々あるかと思います。お話しできることを楽しみにしています。

申込数
0
在庫数
50
発送完了予定月
2024年11月

300,000+システム利用料


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このシステムを誰よりも先にプレゼントコース

ご希望の団体、組織、個人に本システムを無料で使用できる形でプレゼントするコースです。
母校やお世話になった人、今所属している組織などに、本システムを誰よりも先に、すぐに使える状態でプレゼント致します。

● ご希望の場所へのシステムの無償提供(4名用)
● お礼のメール
● ホームページでのご紹介(希望制)

【内容物】
・iPad(Wifiモデル)
・音声認識アプリ
・専用機器+マイク4本
・その他機材

【備考】
・アプリの基本料金が永久的に無料になります(有効期限はアプリのサービス停止まで)
・音声認識エンジンの利用料を5年間私たちが負担し、同期間内に発生した修理・アップデートなどの対応をすべて無償で行います(ipadの故障・修理は除きます)
・インターネット環境は含まれません
・何らかの理由でプレゼントができなかった場合は、支援者様へリターンを送付させていただきます。

申込数
1
在庫数
29
発送完了予定月
2025年1月

300,000+システム利用料


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スポンサー|シルバーコース

本システムをスポンサーとして応援していただける方のためのコースです。

●正式リリース時に公開するプロモーションサイト内に貴社/貴院/貴園のロゴマークまたは名称を記載(小)
● 御礼メール

申込数
0
在庫数
10
発送完了予定月
2025年1月

500,000+システム利用料


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スポンサー|ゴールドコース

本システムをスポンサーとして応援していただける方のためのコースです。

●正式リリース時に公開するプロモーションサイト内に貴社/貴院/貴園のロゴマークまたは名称を記載(大)
● システムのアプリ情報ページに企業名の記載
● 御礼メール

【備考】
プロモーションサイトへの掲載期間は本サービスの終了までとなります。

申込数
0
在庫数
5
発送完了予定月
2025年1月

1,000,000+システム利用料


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スポンサー|プラチナコース

本システムをスポンサーとして応援していただける方のためのコースです。

●正式リリース時に公開するプロモーションサイト内に貴社/貴院/貴園のロゴマークまたは名称を記載(特大)
● システムのアプリ情報ページに企業名の記載
● 私たちが行う講演会やブース出展等の配布資料、会場掲示物に支援会社としてお名前を大きく記載(3年間)
● 御礼メール

【備考】
プロモーションサイトへの掲載期間は本サービスの終了までとなります。

申込数
0
在庫数
3
発送完了予定月
2025年1月

プロフィール

hearing-lab(ヒアリングラボ)は株式会社 聴覚研究所が運営する難聴者支援を目的としたプロジェクトチームです。難聴者・耳鼻科医・大学教授・障害の子を持つ親の協力を得ながら、障害や発達の研究・各種システム開発・補聴器のフィッティングの研究等を行っています。

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