2021年度の活動が終了!次年度の箱根駅伝予選突破に向けて!
======= 筑波大学 箱根駅伝 復活プロジェクト クラウドファンディング=======
2021年度活動終了報告
【皆様に支えられて】
昨年度に続き、2021年度もコロナ禍での厳しい制限がかかる中、学生たちはご支援者の皆様に支えられ、箱根駅伝本戦出場を目標に充実した活動(精神的に)をすることができました。残念ながら、予選突破はなりませんでしたが、学生たちは、精一杯の準備をし、全力で戦ったと思います。
学生たちの健闘は「多くのご支援と応援を受けている」という心の励みと責任感があったからこそ!と感じます。それがなければ、コロナ禍での活動制限に、学生たちの心は折れていたと思います。学生たちに“前に進む力”を与えてくださった皆様に、心より感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございました。
【厳しかったコロナ禍における制限】
どの大学においても、新型コロナウィルス感染症蔓延防止措置は厳しいものがあったことでしょう。その中でも、本学は、全課外活動が平等に扱われ、「箱根駅伝を目指すから特別」ということはなく、大学から課せられる制限や遵守ルールは厳しいものになります。
合宿が実施不可能という危機的状況もありましたが、合宿に出た後に蔓延防止等重点措置や非常事態宣言(茨城県)が発出された巡り合わせもあり、綱渡りの状態ではありましたが、予定を変えながら夏季の走り込みを何とか実施することができました。
何度も何度も学生たちと話し合い、大学と協議し、工夫と努力を重ねて、予選会を戦う準備をしました。授業が忙しい本学の学生たちにとって、夏季鍛錬は命綱とも言える位置づけです。学生が必死になるのは、自分たちの夢を追いかけているからですが、「自分たちの活動は、ご支援者の皆様に支えられて成り立っている」ことを自覚し、心から感謝ているからこそ湧き上がる原動力があったからだと思っています。
諦めの境地が一時期に訪れていたら、箱根駅伝予選会では20位にも入れなかったと思います。そのくらい現代の箱根駅伝予選会では、各校の実力は拮抗しています。皆様に支えられ、強豪私大と戦う準備をし、私たちは、予選突破を信じて決戦の場に向かいました。
【予選突破の手応えはあった】
迎えた第98回箱根駅伝予選会は、強風という悪条件になり、学生(選手)たちの能力発揮に差がでました。結果は13位。上位6人は、実力を出し切り、私学と互角以上の戦いを見せてくれましたが、下位6人は実力を出せたとは言えない走りになってしまいました。悔しいですが、「これが今の筑波大学の実力」だと、素直に認めるしかありません。
『第98回箱根駅伝予選会を戦い終えて』と題して、考察と反省をレポートにしていますので、筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトのホームページに掲載した投稿記事でご確認いただければと存じます。
【第98回箱根駅伝本戦 関東学生連合チーム】
予選会で個人16位となった福谷颯太(3年)が、関東学生連合チームに選出され、5区を任されました。事前情報と結果報告、福谷本人のレポートを筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトのホームページに掲載していますので、各ページにて、ご確認いただければと思います。
※事前情報
天下の険・天下の険・箱根の山に福谷颯太が挑む ~第98回箱根駅伝 関東学生連合チーム 5区を任されて~
※結果報告
【第98回箱根駅伝】 福谷颯太(筑波大)が関東学生連合チームの5区で力走!!
※福谷のレポート(感想)
第98回 箱根駅伝を走って ~箱根駅伝を知り、駅伝を知り、筑波大学で走る意味を知った~(福谷颯太・3年)
【皆様のご支援により進んだ環境整備】
箱根駅伝本戦が終わり、次年度の予選突破に向けて、トレーニング兼コンディショニング・ルームをDIYで整備しました。クッションフロアや絨毯、マットを敷いて、必要な器具を購入しました。
学生たちは、日々の補強的なトレーニングを追加したり、身体コンディションを整えるために、整備した環境を利用しています。皆様のご支援に感謝しながら、怪我を防ぎ、厳しいトレーニングを積み重ねていき、10月の箱根駅伝予選会を戦う準備をしていきたいと思います。
今年こそ3年振りに予選突破を果たし、皆様と共に箱根路を走ることができるよう精一杯の努力してまいる所存です。次年度もクラウドファンディングを実施するつもりです。これからも、箱根駅伝出場を目指して頑張る学生と国立大箱根駅伝の挑戦への応援とご支援をよろしくお願い致します。
筑波大学 陸上競技部
男子駅伝監督 弘山 勉